フィギュアスケート

フィギュアスケートの歴代記録がリセットされゼロからスタート

2018年8月17日

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国際スケート連盟(ISU)は、今シーズンからフィギュアスケートの新たなルールが適用されることに伴い、これまでの得点記録をリセットした。

ISUの公式サイトの統計のページ( Statistics Personal & Season’s Best )には、出来栄え点の+5/-5の導入で、2018~2019年シーズンの全ての統計はゼロからスタートし、過去の全ての統計は歴史的記録扱いとする旨の記述がある。

そのページの下のほうにある「歴史的記録:2018~2019年シーズン以前に記録された得点」(Historic Records: Scores achieved before 2018/19 season)というセクションを見ると、今回のルール変更前の(ソルトレークシティー五輪後の)2003~2004年シーズンから昨季2018~2019年シーズンまでの15年間の歴史的記録としての、歴代最高得点が残されている。

今季からは使われなくなってしまう歴史的記録だが、傑出した選手が歴史に名を刻んだ記録なので一応書き留めておく。

羽生結弦選手は3項目で世界歴代最高得点保持者、もはやレジェンド

今や過去の歴史的記録となってしまったが、男子シングルの歴史的記録の歴代最高保持者は、総合、ショート・プログラム、フリー・スケーティングの3項目とも、日本が誇る羽生結弦選手だ。ルールが変更になったとはいえ、羽生選手は出来栄え点の高得点を狙えるから、今後も世界の最高得点を叩き出すことは十分可能だ。

男子:総合1位:
羽生結弦 330.43点 2015~16年 ISUグランプリ・ファイナル 2015年12月12日

男子:ショート・プログラム1位:
羽生結弦 112.72点 2017年 ISU CS オータム・クラシック・インターナショナル 2017年9月22日

男子:フリー・スケーティング1位:
羽生結弦 223.20点 2017年 ISU世界選手権 2017年4月1日

女子はロシアの双璧、日本の選手には出来栄え点は大きな課題

ちなみに、女子シングルの歴史的記録はロシアの双璧エフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワが達成した。2人は昨季までは共にエテリ・トゥトビレーゼ・コーチの門下生だったが、メドベージェワ選手は今季から羽生選手と同じブライアン・オーサー・コーチのチームに所属している。

女子:総合1位
エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) 241.31点 ISU 世界団体戦 2017年4月23日
(※日本選手の最高は宮原知子が歴代7位、2018年平昌五輪での222.38点)

女子:ショート・プログラム1位
アリーナ・ザギトワ(ロシア) 82.92点 2018年平昌五輪 2018年2月21日
(※日本選手の最高は浅田真央が歴代5位、2014年世界選手権での78.66点)

女子:フリー・スケーティング1位:
エフゲニア・メドベージェワ(ロシア) 160.46点 ISU 世界団体戦 2017年4月20日
(※日本選手の最高は宮原知子が歴代7位、2018年平昌五輪での146.44点)

日本の現役女子選手では、宮原知子選手の強さが改めて分かる。ただ、日本の女子選手の場合、これまで総じて、出来栄え点で世界トップ選手並みの高得点を獲得することが必ずしも容易ではなかった。ルール変更により、高難度ジャンプにチャレンジするよりも、得意なジャンプをより美しく決めることに重点を置く選手も出てくるだろう。

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