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ミュージカル・スターの山崎育三郎と新妻聖子が「ハロウィン音楽祭」で圧巻の歌唱

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2017年10月25日のTBS系「CDTVスペシャル ハロウィン音楽祭 2017」の序盤に、以下の6曲のディズニー名曲メドレーがあった。歌唱力のある実力派の歌手が揃っていて、聴きごたえがあった。

(1) 屋比久知奈による「モアナと伝説の海」の「どこまでも~How Far I’ll Go~」
(2) 山崎育三郎と新妻聖子の「美女と野獣」主題歌
(3) NEWSの手越祐也とゴールデンボンバーの鬼龍院翔による「リトル・マーメイド」の「アンダー・ザ・シー」
(4) Little Glee Monsterによる「くまのプーさん」 
(5) 山崎育三郎による「ピノキオ」の「星に願いを」
(6) 全員による「小さな世界」

最近の音楽特番では、ディズニーの名曲が取り上げられることが珍しくなくなっている。若い世代の音楽の好みは細分化されているが、20代や30代の視聴者の多くは、子供時代にディズニーの名曲に慣れ親しんでいたはずだ。

また、その親の世代も、かつて子供をディズニーの映画に連れて行ったり、ビデオを見せたりした経験があったりする。このため、ディズニーの名曲を、懐かしく楽しく聴いた視聴者は多かったと思われる。

テレビ出演でミュージカル・スターの知名度が上がる

また、ミュージカル舞台そのものは敷居が高いイメージがあるが、近年ミュージカル・スターたちはテレビ番組に積極的に出演して、知名度を上げることに成功している。

たとえば、2013年7月クールのTBS系の高視聴率だった日曜劇場「半沢直樹」に石丸幹二が悪徳支店長役で出演して、一躍有名になった。さらに、2015年10月クールの日曜劇場「下町ロケット」には、山崎育三郎が出演していた。

また、9月29日のテレビ朝日系「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」に新妻聖子は前回までのカラオケ歌合戦の勝ち抜き王者として出演した。この放送回では、新妻は“最強ゴスペル女子高生”の鈴木瑛美子さんと素晴らしい歌唱で接戦の末、マシンによる技術採点で再び優勝して、王者の地位防衛に成功した。

「ハロウィン音楽祭 2017」でのディズニー名曲メドレーは、上述のように、いずれもとても聴きごたえがあったが、中でも山崎と新妻がデュエットした「美女と野獣」の主題歌と、山崎がソロで歌った「星に願いを」は圧巻だった。こういう本格的な実力派歌手の生歌唱を聴きたい、という潜在的願望を持っている視聴者は多いはずだ。

多くの視聴者は、ミュージカルの舞台の劇場に遠いところに住んでいて出かけることが困難だったり、あるいはミュージカルのチケットや旅費が高額で行くのが容易ではなかったりする。だから、ミュージカルは敷居が高い。だが、今をときめくミュージカル・スターの圧巻の生歌唱をテレビで聴くことができて、感動した者も多かったのではないだろうか。

単に素晴らしい歌唱力と言えば、オペラ歌手は間違いなくそれに該当するが、クラシックとなると、一般の視聴者にはまた敷居が高くなってしまう。幼い頃から慣れ親しんだ、あるいは親として子供に聴かせた懐かしいディズニーの名曲だからいいのだ。今後も山崎・新妻をはじめ、ミュージカル・スターたちがテレビで名曲を歌う機会があるといいなと思う。



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