嵐の初心者向けおすすめ曲―「One Love」など知っておくべき4曲

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嵐の人気曲を厳選するとなると、ヒット曲が多すぎて迷うところだ。コアなファンであれば、シングルのリード曲以外のライブで盛り上がる曲(例:「ファイトソング」「エナジーソング~絶好調超!!!!~」)が人気を集めていたりするが、ここでは入門者向けに是非知っておきたい曲を考える。

ちなみに、筆者は概して詞よりもサウンドのほうに関心があり、個人的に楽曲として特に好きなのは、物語調の「Monster」と、ハートウォーミングながら軽快で音厚の「Love so sweet」だ。イントロがドラマティックな「誰も知らない」や「Sakura」もいい。一方で、歌詞にいつもほろりとさせられるのは、受験生応援ソングの「サクラ咲ケ」だ。

「One Love」「Love so sweet」など4曲

初心者が知っておくべき嵐の人気曲を選ぶとなると、推したい順に「Love so sweet」、「One LOVE」、「A・RA・SHI」「ふるさと」を挙げたい。しかし、以下では、この4曲を年代順に並べて、嵐の歴史と結び付けて推す理由を挙げることにする。

① 「A・RA・SHI」(1999年)

「A・RA・SHI」は嵐の1999年11月3日発売の記念すべきデビュー曲にして、シングルで最大のヒット曲だ。惜しくもミリオンは逃したが、累計97万枚以上を売り上げている(初週は55.7万枚)。デビュー曲が最大のヒット曲なのは、ジャニーズでは決して珍しいことではない。デビュー曲がコケたら大変だから、満を持して大々的に宣伝して大勢のファンの支持を集められる“人気者”として売り出すことが至上命題だからだ。

溌剌・陽気なこの曲は「バレーボールワールドカップ 1999」のイメージソングに採用されていて、櫻井翔の得意のラップのソロが目立っている。なお、この曲の作詞はSexy Zoneの菊池風磨の父君の菊池常利氏がJ&T名義で担当している。

歌では、歌唱力要員として嵐に加入させられた大野智のソロパートがある。2017年10月4日放送のフジテレビ系「TOKIOカケル」で松本潤が明かしたところによると、実は大野はジャニーズを辞めたいと思っていたところ、「レコーディングを手伝ってくれ」と言われて参加したら、「大野のソロパート」と書いてあってたそうだ。大野は「あ、これやばいな」「このままだと(嵐に)入る」と思い、レコーディング後2週間ほど携帯も家の電話も出なかったとのことだ。

② 「Love so sweet」(2007年)

「Love so sweet」は、松本潤の主演ドラマ「花より男子2(リターンズ)」の主題歌で、ドラマ人気と共に嵐の大ブレイクを決定的にした記念すべき曲だ(正確には、原作に基づくと井上真央がドラマの主演とみるべき)。

王道ラブソングで、アップテンポの8ビートながら優しさに溢れたサウンドに仕上がっている。2コーラス目の大野智のソロパートが、なかなか味のある歌い方になっている。また、間奏後にドラマ主演の松本潤のCメロのソロがあるが、おそらく松本自身が2重録りしたとみられる2重唱になっている。

この曲の振付では、間奏部分で嵐のメンバーが笑顔で一人ずつ順番に時間差でポーズをとるシーンがあり、自担の動きに合わせて各ファンも同じ動作をとったりしている。

歌詞やメロディーもいいが、筆者がもう一つ惹かれるのは絶妙のアレンジ(編曲者はMugen)と、ナイスなベースラインの演奏だ。手持ちのCD(ベストアルバム)にクレジット表記がないからベーシストが誰だか分からないが、特に後半にアウトロに向けて、動きまくりながらも女心をくすぐるような甘く優しいベースラインになっているのが見事だ。

③ 「One Love」(2008年)

「One Love」は王道ラブソングで、近年は嵐が大型音楽特番のメドレーで披露する機会も多く、嵐の代表曲に育てられつつあるようだ。この曲は松本潤出演の映画「花より男子F(ファイナル)」の主題歌で、結婚する男性が相手女性への想いを心を込めて歌い上げるミディアムバラードだ。

「100年先も愛を誓うよ」のフレーズが結婚式の新郎が歌う曲として適しているため、ウェディング・ソングとしても歌われやすい。こういうフレーズを恋人や夫が歌ってくれたら嬉しいに違いないだろう。

ちなみに、嵐のウェディング・ソングとしては、「愛を叫べ」(2015年)もある。しかし、こちらはマドンナ的女友達の結婚式に参列した男性の微妙な祝福の心境を歌った歌詞なので、これを花婿の前および花嫁の親族の前で歌うと、必ずしも喜ばれないような気がする。

④ 「ふるさと」(2010年、CD音源化は2015年)

「ふるさと」は2010年の「NHK紅白歌合戦」のために制作されたミディアムバラード曲で、大型番組でしばしば歌われて、国民的に認知された曲として育てられつつあるとみられる。CDとしては、2015年発売のアルバム「Japonism」の通常盤にのみ収録されている。

故郷への想いを歌ったこの曲は、しばしば紅白で(嵐だけまたは合唱として)披露されており、「嵐のワクワク学校」の校歌にも採用された。NHK全国学校音楽コンクールの課題曲にも採用された実績がある。また、震災の被災者への応援ソングとして用いられたこともあり、2017年8月の日本テレビ系「24時間テレビ」でも歌われた。

将来嵐の楽曲が音楽の教科書に採用されることがあるとすれば、「ふるさと」は有力な候補と言えそうだ。


*嵐の2009年発売のベストアルバム「All the BEST! 1999-2009」はデビュー曲「A・RA・SHI」、「サクラ咲ケ」、「Love so sweet」、「One Love」などのヒット曲を収録。

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*嵐の2015年発売のアルバム「Japonism」通常盤はNHK紅白歌合戦でしばしば歌われた「ふるさと」を収録。

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