なにわ男子『Doki it』連日1位も売上は前作比減、ダウンロード＆ストリーミングに多くのファンは無関心

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・CDシングル『Doki it』は初日・2日目に1位も、売上は前作比で減少
・今作CDは1形態増えたが、前作あったイベント特典がなくなった影響が大きい
・CDと同日のデジタルリリースに、ファンの多くは無関心の模様
・商品情報＋最近の記事

なにわ男子の2025年2月26日（水）発売の8thシングル「Doki it」（読み: ドキッと）のオリコンでのフラゲ日・初日売上は25万2,935枚、2日目の発売日の売上は2万9,730枚で、いずれもデイリーシングルランキングで1位を獲得した。

ビルボ―ド・ジャパンの2月24日（月）～26日（水）のシングル・セールス集計速報（【先ヨミ】）では、なにわ男子「Doki it」の売上は29万0,109枚で、1位だった。実質2日間の売上だ。ちなみにこちらは、2位の=LOVE「とくべチュ、して/恋人以上、好き未満」の28万5,491枚との差はわずかだ。

CDシングル『Doki it』は初日・2日目に1位も、売上は前作比で減少

なにわ男子のオリコンでのデイリー売上はフラゲ日・初日が25万2,935枚（1位）、2日目の発売日が2万9,730枚（1位）で、2日間の累計売上は28万2,665枚に達した。

ビルボ―ド・ジャパンでの2日間売上は29万0,109枚だ。オリコンではCDの「積み」の間引きの減算調整をおこなっているため、アイドルのCD売上がオリコンのほうがビルボード・ジャパンを下回ることは珍しくない。

しかし、なにわ男子「Doki it」の場合は、両者の差は小さく、推計誤差の範囲内と言える。オリコンでは、CDの積みはほとんどなかったと判断している模様だ。

ちなみに、前作の2024年8月28日発売の7thシングル「コイスルヒカリ」の2日間売上は、オリコンが31万9,186枚、ビルボ―ド・ジャパンが34万6,531枚だった。

前作は3形態購入でなにわ男子に会える東京と大阪のイベントへの抽選超隊特典が付いていたので、CDを計6枚積んだ人も、一部にいたかもしれない。また、女性アイドルグループ・ME:Iと発売日がかぶっていたことも、なにわ男子ファンの購入意欲を後押ししたかもしれない。

なにわ男子の今作「Doki it」のオリコンでの2日間の累計売上28万2,665枚は、前作「コイスルヒカリ」の31万9,186枚から、3万6,521枚（▲11.4%）の減少となった。

また、今作「Doki it」のビルボード・ジャパンでの2日間売上の29万0,019枚は、前作7thシングル「コイスルヒカリ」の34万6,531枚から、5万6,512枚（▲16.3％）の減少だった。

今作CDは1形態増えたが、前作あったイベント特典がなくなった影響が大きい

今作「Doki it」は、イベント抽選招待特典は付いていないが、前作「コイスルヒカリ」が3形態売りだったのに対し、今作「Doki it」は4形態売りだ。しかし、1形態増えて4形態になった影響よりも、前作ではあったイベント抽選招待特典がなくなったことの影響のほうが、大きかったとみられる。

ビルボ―ド・ジャパンでの2日間売上は、なにわ男子「Doki it」と=LOVE「とくべチュ、して/恋人以上、好き未満」の28万5,491枚が接戦になっている。

しかし、なにわ男子ファン、というか旧ジャニーズが重視するオリコンのほうは、なにわ男子「Doki it」の2日間売上が28万2,665枚で、=LOVE「とくべチュ、して/恋人以上、好き未満」の23万3,785枚を、大きく上回っているので、なにふぁむ（なにわ男子ファン）に危機感はないだろう。

CDと同日のデジタルリリースに、ファンの多くは無関心の模様

一方、なにわ男子は8thシングル収録曲のうち、表題曲の「Doki it」と「Don’t Worry!!」のデジタル配信（ダウンロードおよびサブスクでのストリーミング）を発売日にスタートした。

オリコンのダウンロード・ランキングであるデイリーデジタルシングル（単曲）ランキングでは、リリース日の2025年2月26日（水）に、「Doki it」が1位、「Don’t Worry!!」が2位となった。

ただ、調査対象の10配信サービスでのダウンロード売上数を見ると、「Doki it」が2,788DL、「Don’t Worry!!」が1,764DLで、なにわ男子が2024年11月22日に配信リリースした「勇気100%」の初日の1万1,246DLを、大幅に下回った。

ファンの中には、CDを買ったのだから、ダウンロード購入までする気がない、という人が多いとみられる。

ストリーミングでは、なにわ男子の楽曲「Doki it」はリリース日に、世界的配信サービスのSpotify Top50、Apple Music Top100、およびアイドルファンの利用が多いLINE MUSICのTop100で、チャート圏外だった。

なにわ男子の運営（事務所＆レーベル）も、今のところ、ダウンロードやストリーミングでキャンペーンを張っていないため、ファンもダウンロードやストリーミングで頑張らなくてもいいかな、という気になっているようだ。

アイドルグループのファンダムによっては、CDシングル発売週には、CDを買って、ダウンロード購入もして、ストリーミングとMVも毎日熱心に回して、Billboard JAPAN Hot 100での1位を獲ることを目標としているところもある。その場合、大体運営がダウンロードとストリーミングでキャンペーンを張って、ファンの背中を押している。

しかし、なにわ男子の場合は、運営がデジタルでのキャンペーンを実施していないから、多くのファンもとりあえずCDだけ買っておけばいいか、という感じになっているようだ。

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商品情報（PR）

*なにわ男子の2025年2月26日（水）発売の8thシングル「Doki it」（読み: ドキッと）の表題曲はAOKIフレッシャーズフェアのCMソングのロックチューン。全形態共通のカップリング曲「Don’t Worry!!」は、ソフトバンク「トビデル」CMソングの人生賛歌。このほか、各形態ごとに異なるカップリング曲を追加収録。

CDパッケージは、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤1（税込定価1,650円）、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤2（税込定価1,650円）、CDのみの通常盤（税込定価1,320円）、Blu-rayまたはDVD付きの完全生産限定盤（税込定価1,800円）の4形態7種で販売。

初回限定盤1のカップリング曲2曲目には「ミライmuseigen」を収録し、映像には「Doki it」のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像を収録。初回限定盤2のカップリング曲2曲目には「Love Triangle」を収録し、映像には「Don’t Worry!!」のMVおよびメイキング映像を収録。通常盤と完全生産限定盤のカップリング曲の2曲目には「CHAU-CHAU」、3曲目には「TICKET」を収録。完全生産限定盤の映像には、「なにわ男子と年跨ぎ2024→2025」LIVE＆Makingを収録。

*なにわ男子の2024年8月28日（水）発売の7thシングル「コイスルヒカリ」の同名の表題曲は大西流星主演映画「恋を知らない僕たちは」の主題歌。全形態共通カップリング曲は「君と風と」で、さらに各形態ごとに異なるカップリング曲を追加収録。

CDシングルは、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤1、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤2、CDのみの通常盤の3形態5種で販売。特典映像は、初回限定盤1は「コイスルヒカリ」ミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像とMVダンスバージョンで、初回限定盤2は「-728 Room- Studio Live」。先着外付け特典として、初回限定盤1にはクリアファイル、初回限定盤2には15cm定規、通常盤にはチェキ（集合＆ソロ8種セット）が付く。