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・ジュニア再編に現実味―知名度のあるジュニアの退所、一斉円盤化、活動がグループ（ユニット）単位でなく選抜制に
・ジュニア再編の第一報は2022年11月の『週刊文春』、2024年秋から現実味を帯びてきた
・ジュニアのイベントやテレビ番組の出演が、グループ（ユニット）単位ではなく選抜制に
・次にCDデビューするジュニアはグループ（ユニット）でなく選抜制？ 3月のイベントで発表の可能性は？
・現在のジュニアの統括責任者は2024年春まで中居正広のマネージャーを務めた人物だが、プロデューサーは別？
STARTO ENTERTAINMENTで東西計180人以上いるジュニアが、ジュニア内グループ（ユニット）解体とともに再編されつつあるとの観測が、強まりつつある。
次にCDデビューするのは、ジュニア内の既存の1つの人気ユニットではなく、ユニットの垣根を超えて選抜されたメンバーで構成する新グループになるとの見方が、浮上してきた。
ジュニア再編に現実味―知名度のあるジュニアの退所、一斉円盤化、活動がグループ（ユニット）単位でなく選抜制に
ジュニアを巡っては、以前よりくすぶっていたジュニア再編の噂が、現実のものになりつつあるとの見方を裏付ける証拠が続出している。
知名度のあるジュニアの退所の発表が相次ぎ、ジュニア5ユニットのライブ映像の一斉円盤化が告知され、HiHi Jetsの冠番組が終了し、ジュニアの活動がユニット単位から選抜メンバー制に変わってきたからだ。
最新の退所者情報に関しては、関西ジュニア内ユニットのLilかんさいの當間琉巧が、3月31日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所することが、1月30日（木）にジュニア情報局（ファンクラブ）会員向け動画で発表された。
活動のユニット単位から選抜制への変更に関しては、ファンが最初に異変を感じたのは、2024年秋（11月号あたり）からジュニアのアイドル雑誌登場がユニット単位ではなくなり、新年度カレンダーもユニット単位ではなくなった。
年明けまでには、ジュニアのライブイベントやテレビ番組出演が、ユニット単位ではなく、ユニットの垣根を超えた選抜メンバーが集められるようになった。
ジュニア再編の第一報は2022年11月の『週刊文春』、2024年秋から現実味を帯びてきた
さかのぼれば、ジュニア再編の第一報は、2022年11月1日に当時ジャニーズ事務所の副社長だった滝沢秀明が突然退所したことが判明した少し後の、同年11月24日発売の「週刊文春」の記事だった。
当時の関西ジャニーズJr.たちが、マネージャーたちから「Aぇ! group以外のユニットは解体し、関東と関西のジュニアのメンバーを合わせて、再編成する」と告げられた、という内容だった。
当時は東西で200人を超えるジャニーズJr.がいて、デビューできずに終わる者が多すぎるのでは、との懸念がくすぶっていた。
その後、2023年春に故・ジャニー喜多川の性加害問題が表面化して、旧ジャニーズ事務所は対応に追われることになり、少なくとも2024年4月のSTARTO ENTERTAINMENT本格始動までは、ジュニア再編どころではなかった。
Aぇ!groupはようやく2024年5月15日にCDデビューを果たしたが、文春の記事通りなら、その後は東西ジュニアの再編が行われることになるはずで、ジュニア・ファン界隈は当初は半信半疑だったが、次第に戦々恐々となっていった。
不安が強まったのは、知名度の高いジュニアの退所だった。ジュニアの“顔”的存在だったHiHi Jetsの髙橋優斗が、2024年10月1日をもってSTARTO ENTERTAINMENTを退所し、美 少年の金指一世も同年11月1日午前0時をもって退所した。
髙橋優斗がいなくなったHiHi Jetsが、残りの4人だけでデビューするのは困難との見方が強まる中、HiHi Jetsの冠番組２つが2024年末で終了となった。これで、HiHi Jetsのデビューの可能性は消えたも同然となった。
また、2024年12月18日には、ジュニアの5ユニットのライブBlu-ray・DVDの2025年3月28日の一斉発売が、告知された。なぜいっきに円盤化なのか、不安に思うファンもいた。
2025年1月になると、STARTOの福田淳社長が、リクルートワークス研究所の2025年1月22日配信のインタビュー記事で、「現在ジュニアの新規加入は見合わせているが、子どもたちが安心・安全に過ごせる環境は整ったので、近く再開する予定」「今後はダンスや歌唱などの評価基準を明示する」と明かした。
つまり、福田社長は、STARTO社がジュニアの募集を停止していることを、公式に認めた。ジュニア再編を行いながら新規募集を続けるのは違和感があるが、ジュニア募集を停止して再編を行うのは、筋が通っている。
ジュニアのイベントやテレビ番組の出演が、グループ（ユニット）単位ではなく選抜制に
2025年1月31日（金）深夜の「バズリズム02」に計19名のジュニアが出演した際には、ファンから驚きの声も上がった。
特定のジュニア内ユニットごとに揃っての出演ではなく、ユニットの垣根を超えた選抜制になっていたからだ。
具体的には、HiHi Jetsの猪狩蒼弥と井上瑞希、美 少年の岩﨑大昇といった、知名度の高いジュニアだけでなく、少年忍者や7 MEN 侍やGo!Go!kidsからも何人かずつという、選抜で集められたメンバーだった。
しかも、timeleszの佐藤勝利とSixTONESの田中樹の冠番組「あべこべ男子の待つ部屋で」の楽屋に乱入した猪狩を筆頭とする13人のジュニアと、バカリズムとのトークコーナーに出演した11人のジュニアのメンバーの顔ぶれは、少し違っていた。
番組内でその後、総勢19名のジュニアが披露したのは、ジュニアの曲ではなく、少年隊の「プリマヴェラ」カバーだった。
バカリズムとのトークでは、収録時点でジュニアがまだ180人以上いることが、明かされた。かつての「200人以上」よりは減ったが、それでもデビューできずに終わる者もかなりいそうな規模だ。
だから、timeleszのオーディション番組で、一般人参加者がジュニアとしての下積み期間を経ずにデビューする可能性を知って、少なからざるジュニア・ファンが憤慨したのも、分からなくはない（ただし、一般人ファイナリストのほとんどは他事務所でのボーイズグループ経験者だ）。
次にCDデビューするジュニアはグループ（ユニット）でなく選抜制？ 3月のイベントで発表の可能性は？
最近のジュニアのCDデビュー発表は、なにわ男子もAぇ!groupも、単独ライブイベントの最中だった。なにわ男子の場合はスクリーンに表示されて、メンバーが感極まって泣いたが、Aぇ!groupの場合は事前に知らされていて、ファンに自分たちの言葉で報告した。
次のCDデビュー発表も、ジュニアの大規模イベント中に発表されるのであれば、たとえば2025年3月22日（土）・23日（日）に神奈川・ぴあアリーナMMで計4公演開催され、26名以上のジュニアが出演予定の「駆（カケ）アガル！～あべこべ男子に憧れて～」の最終公演（23日（日）18:30開演の夜公演）のステージかもしれない。
もちろん、イベントの最中での発表に限定されるわけではなく、単に記者を集めて発表される可能性も、なくはない。
CDデビュー日は、予約期間がSTARTO所属グループの1カ月半程度よりも長い期間設定されるとみられるため、おそらく発表日から2カ月以上後になるだろう。
現在のジュニアの統括責任者は2024年春まで中居正広のマネージャーを務めた人物だが、プロデューサーは別？
1つ懸念材料とみられているのは、現在ジュニア部門を統括している責任者が、中居正広が2020年3月末をもって旧ジャニーズ事務所を退所・独立した際に、中居の個人事務所「のんびりなかい」に出向して、マネージャーを4年間務めた人物であることだ。
中居ファンのSNSでは、その人物は実名（K氏）で登場するほどよく知られており、SMAP時代から中居やKis-My-Ft2のマネージャーを務めていた。
その人物は、2023年6月に中居正広が女性とトラブルを起こした後の、2024年4月から、STARTO社に異動（出向終了、出戻り）になった。
2024年5月に「女性自身」が、同年4月からジュニアに関する事務統括を、元SMAP・中居正広のマネージャーを長く務めた人物が担当するようになった、と報じている。
今後ジュニアの重要事項について、ジュニア統括責任者の同氏が表に出て記者発表などをしようものなら、STARTO社として関わりたくない中居に関する質問が出る可能性が、懸念される。
もっとも、記者会見は別のSTARTO幹部が対応すれば済む話ではある。広報担当者でもいい。
また、ジュニア統括責任者の同氏が、デビュー組のプロデューサーかどうかも不明だ。
たとえば、大倉忠義がジュニアからデビューするグループのプロデュースを担当するなら、大倉が記者発表を行えばいい。
いずれにしろ、中居の問題のためにSTARTOのジュニア再編やジュニアからのデビューの発表が遅れる、という事態にはならないだろうし、STARTO社は中居の問題に影響されたくないだろう。
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