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Snow Man渡辺翔太とTXTヒュニンカイの『ベテルギウス』コラボ歌唱が物議に―なぜこうなった

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渡辺翔太は、TXTヒュニンカイという極めてハイレベルのボーカリストとのコラボで、よく頑張った
番組とSnow Man事務所がこのコラボを甘く見た罪―HYBEは満を持してTXTヒュニンカイを送り込んだ

2024年7月6日(土)に千葉・幕張メッセより生放送された日本テレビ系大型音楽特番「THE MUSIC DAY 2024」で、Snow Manの渡辺翔太(31)とK-POPのHYBEのBIGHIT MUSIC所属の5人組ボーイズグループ・TOMORROW X TOGETHER(TXT)のヒュニンカイ(HUENINGKAI、21)が、優里の「ベテルギウス」のカバー歌唱を披露した。これが物議となった。

まずは、2人のコラボ歌唱の様子から。渡辺は黒のセットアップ、ヒュニンカイはベージュのニットを着ていて、2人は椅子に座って歌唱した。

歌い出しは渡辺が担当し、しばらく2人が交互に歌い、途中でハモリも入れて、終盤にはユニゾンで熱唱した。こういう聴かせどころは、ユニゾンではなくハモリにすべきなのだが、2人とも多忙で、一緒にハモリのリハーサルを十分する余裕はなかったのだろう。

パフォーマンスを終えて、渡辺は「普段コラボすることって、あまりないんで、こういう貴重な経験ができて楽しかったです」と話した。ヒュニンカイも「僕もとても楽しかったです」と笑顔で述べた。

渡辺翔太は、TXTヒュニンカイという極めてハイレベルのボーカリストとのコラボで、よく頑張った

このコラボでの渡辺について、筆者個人的には、渡辺は若干音程が不安定ではあったが、Snow Manを代表して世界的人気グループのメインボーカル級で卓越した歌唱力を持つヒュニンカイとのデュオに挑み、十分な準備時間もなく、相当なプレッシャーの中で、この難曲の歌唱を、よく頑張ったと思った。

筆者はジャニオタ出身のK-POP寄り雑食で、一応絶対音感があり、過去には声楽のレッスンも少しだけ受けたことがある。歌唱力というのは、トレーニングで上達できる部分はあるが、持って生まれた才能が大きく影響する。

筆者は渡辺はSnow Manの中では一番歌唱力が高く、声も良いと思うし、STARTO(旧ジャニーズ)の中でもかなり上手なほうだと思うが、SixTONESの京本大我のような、持って生まれた凄い才能の持ち主とまでは、思っていない。

一方、TXTのヒュニンカイは、練習生時代に歌やダンスの厳しいトレーニングを受け、毎月評価テストを受けて生き残り、デビューを勝ち取ったエリートだ。妹のヒュニンバヒエもK-POPガールズグループ・Kep1er(ケプラー)のメンバーであり、歌の才能は家系なのだろう。

TXTでは誰がメインボーカルだと明確に言うことはないが、ずば抜けた才能の持ち主という点で、メインダンサーはヨンジュン、メインボーカルはヒュニンカイ、リードボーカルはカン・テヒョンというのが、暗黙の了解事項となっている。

番組とSnow Man事務所がこのコラボを甘く見た罪―HYBEは満を持してTXTヒュニンカイを送り込んだ

正直、HYBEはK-POPの中ではメインボーカルの歌唱力が一番高い事務所とは思わないが(他の事務所にもっと歌ウマのバケモノがいる)、それでもTXTのヒュニンカイは、欧米の有名アーティストらと肩を並べられるくらい、歌唱力が高い。

TXTのヒュニンカイは「ベテルギウス」歌唱では、母国語でない日本語の歌詞をしっかりと頭に叩き込んでいて、目を閉じたりしながら、感情表現もしっかり入れていた。この日のために、どれだけ練習を重ねて、自分のものとして落とし込んでステージに臨んだかが、よく分かった。

HYBEとしては、HYBEのレベルの高さをこのコラボでPRするために、周到に準備して、優れたボーカリストのヒュニンカイに十分な練習を積ませて、満を持してこのコラボに送り込んだ。

もちろん、渡辺が今回のコラボ歌唱の前の1カ月くらい、毎日ボイストレーニングを受けて、「ベテルギウス」という難曲を歌い込んで臨んでいたら、もっと上手に歌えただろうとは思う。でも、多忙な渡辺に、そんな時間はない。

番組スタッフがどういう意図で、Snow Manの渡辺を、TXTのヒュニンカイとのコラボ歌唱に指名したのかは分からない。もしかしたら、2人の歌唱力には差があると考えず、ただ超人気のSnow Manのメンバーを引っ張り出して視聴率を上げたい、という程度に思っていたのかもしれない。

結果的に、2人の歌唱力の差が際立つコラボ歌唱になってしまった。SNSで2グループのファン以外の外野が2人の差に注目した書き込みをして炎上し、渡辺とSnow Manは傷つけられ、ヒュニンカイが称賛され、TXTが知名度を上げ、HYBEが得をした。

渡辺は何ら悪くない。筆者個人的には、むしろこのコラボを甘く見ていた事務所が、多忙な渡辺が十分なボイトレでこの難曲を歌いこなせるよう十分な準備の時間を与えなかった点で、責めを負うべきだと思っている。

渡辺は良い声を持っているので、自己流ではなく、ボーカルトレーニングを基礎からしっかりやり直して、歌唱力をレベルアップして、いつかリベンジしてもらいたい。

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