IMP.『Cheek to Cheek』CD初週売上は前作比小幅増、伸び悩みの3つの理由/ 基俊介映画、影山拓也舞台

2025年7月2日

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・IMP.4thシングル『Cheek to Cheek』CDのビルボード・ジャパン初週売上は前作比小幅増
・CD売上伸び悩みの理由―①本気で売上を増やす気があるか不明
・CD売上伸び悩みの理由―②露出不足で知名度が低い、③一般CDショップで売られていない
・基俊介出演映画『愛されなくても別に』7月4日公開/ 影山拓也主演舞台『星列車で行こう』再演決定
・商品情報＋最近の記事

滝沢秀明社長が率いるTOBEの7人組グループ・IMP.の2025年6月23日（月）発売の4thシングル（CD）「Cheek to Cheek」の、ビルボード・ジャパンでの初週売上は5万3,861枚で、前作比で小幅増だった。なお、TOBEアーティストの作品は、オリコンの調査対象となっていない。

IMP.のCD売上が伸び悩んでいる理由は、3つほど考えられる。

IMP.の基俊介出演映画「愛されなくても別に」が7月4日に公開される。また、影山拓也主演舞台『星列車で行こう』の再演が決定した。

IMP.4thシングル『Cheek to Cheek』CDのビルボード・ジャパン初週売上は前作比小幅増

IMP. の2025年6月23日（月）発売の4thシングル（CD）「Cheek to Cheek」が、ビルボード・ジャパンの6月23日～29日の週の週間シングル・セールス・チャートのTop Singles Salesで、5万3,861枚の売上を記録し、週間3位となった。

この初週売上は、前作の2024年12月16日発売の3rdシングル「BAM-BOO/ ミチシルベ」の5万2,589枚（週間2位）から小幅増加となり、前々作の2024年2月21日発売の2ndシングル「SWITCHing/ I Got It」の5万3,626枚（週間3位）とほぼ同じだった。

ただ、1stシングルの2023年11月8日発売の「CRUISIN’/ IMP.」の初週売上は、お祝儀買いが入ったことで9万8,780枚（週間2位）だった。その後は、お祝儀買いが剥落して、5万枚台の前半で足踏み状態とも言える。

CD売上伸び悩みの理由―①本気で売上を増やす気があるか不明

IMP.のCD売上が伸び悩んでいる理由は3つほど考えられ、その1つは、滝沢秀明社長が本気でCD売上を増やそうとしているかどうか、不明であることだ。

TOBEのアーティストは配信リリースした楽曲を、後日CD表題曲としてリリースしており、CDの他の収録曲も全部または大半を、CDと同時に配信リリースしている。CDから配信、特にストリーミングへの時代の流れを考慮して、CD売上至上主義ではなく、配信を重視する方針なのかもしれない。

ただ、今のところ、TOBEでストリーミング強者として成功しているのはNumber_iだけだ。IMP.は、楽曲はストリーミング向きだが、J-POPアーティストが熾烈な戦いをしているストリーミング市場で、まだ埋もれている。

ファンの中にはCD売上重視の旧ジャニーズ時代から応援している人も多く、CD売上に無関心というわけではない。

滝沢社長が本気でCDの売上を増やしたいなら、対面イベント特典を導入すれば、絶大な効果を発揮するはずだ。

たとえば、K-POP系のアイドルたちは、日本で売上を増やすために、数々の対面イベント（お渡し会、ライブのお見送り会、ツーショット撮影会、ハイタッチ会、オンライントーク会など）の特典をCDに付けることが、常態化している（ただし、ファンの依存症・金欠地獄を招く銭ゲバとして批判もある）。

最近では、STARTO ENTERTAINMENTのtimeleszは最新アルバムにファンミーティング抽選招待特典、Kis-My-Ft2も最新アルバムにハイタッチ会参加券の特典を付けて、売上を大きく伸ばした。

しかし、TOBEの滝沢社長は、対面イベント特典を付けてまでIMP.のCD売上を増やす気はないようだ。

CD売上伸び悩みの理由―②露出不足で知名度が低い、③一般CDショップで売られていない

IMP.のCD売上が大きく増えない理由の1つは、露出不足でまだ知名度が低く、なかなかファンが増えないからと思われる。旧ジャニーズだったら、もっとテレビ番組に沢山露出できていただろう。

それでも、ようやくIMP.がデビューから1年10カ月の2025年6月27日に、テレビ朝日系「ミュージックステーション」への初出演を果たせたことは、明るい兆しだ。IMP.は露出が増えれば、確実にファンを増やせるグループだと思う。

さらに、TOBEのアーティストのCDが一般CDショップで販売されておらず、TOBE OFFICIAL STOREや販売特設サイトでのみ取り扱われていることも、若干の売上の伸び悩み要因とみられる。ただし、利益をTOBEが独占できるメリットもある。

基俊介出演映画『愛されなくても別に』7月4日公開/ 影山拓也主演舞台『星列車で行こう』再演決定

基俊介が出演する映画「愛されなくても別に」（主演: 南沙良）が、2025年7月4日（金）に公開される。基は、毒親に苦しめられた女子大学生らと一緒にコンビニでアルバイトをする、普通の大学生を演じている。

影山拓也が主演を務める舞台「星列車で行こう」の再演が決定し、2025年10月4～26日に東京・新橋演舞場、10月30日～11月9日まで大阪・松竹座で公演が行われる。チケットの一般販売は8月24日10時開始とのことだ。

Amazon: BEST STAGE 2025年8月号 (表紙: 堂本光一×井上芳雄裏表紙: 長尾謙杜, 小瀧望, 桐山照史, 原嘉孝, ふぉ～ゆ～, 佐藤新, 基俊介)　2025/6/27

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商品情報（PR含む）

*IMP.の2025年6月23日（月）発売の4thシングル（CD）「Cheek to Cheek」の表題曲は、5月7日（月）に先行配信リリースされた「Cheek to Cheek」で、鈴木大河出演のTBSドラマストリーム「三人夫婦」の主題歌。デジタルリリースのSpecial Editionでは全6曲を収録。

CDパッケージは、Blu-ray付き初回生産限定盤A（税込定価1,870円）、Blu-ray付き初回生産限定盤B（税込定価1,870円）、CDのみの通常盤（税込定価1,320円）の3形態で販売。

初回生産限定盤AのCDにはカップリング曲に「Reckless Love」「Go Higher」の2曲を追加収録し、Blu-rayには「Cheek to Cheek」のミュージックビデオ（MV）およびビハインド映像を収録。初回限定盤BのCDにはカップリング曲に「Reckless Love」「Race」の2曲を追加収録し、Blu-rayには「Cheek to Cheek」のMVとジャケット・ブックレット撮影ビハインド映像を収録。通常盤にはカップリング曲に「Reckless Love」「Bang Bang」「PLEASE」の3曲を追加収録。

3形態同時購入で、特典のオリジナルミニジャケットが付く（IMP. ver./ S.M.S ver./ K.M.Y.T ver.の3種から選択）。さらに、4月30日（水）21:59までの3形態まとめ買い予約で、先行予約特典のオリジナルステッカーが付く。

5月28日（水）23:59までの予約で、発売日にお届け。

CD予約・購入はTOBE OFFICIAL STOREで
（URL; https://tobe-store.jp/pages/cheek-to-cheek ）

デジタルミュージック配信
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