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・TOBEの方針について―アーティストがどうしたいかを全力でサポートする会社
・所属アーティスト合同ライブ『to HEROes~TOBE 2nd Super Live~』について
・Number_iについて―2025年中に米国進出へのきっかけ作りをしたい
・CLASS SEVENについて―未完成から歓声までの道のりを見守ってほしい
TOBEを率いる滝沢秀明社長が、2025年3月7日に東京ドームで開催された所属アーティスト総出のライブ「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」(Day2公演)の前の取材対応で、さまざまなコメントをしていた。
そのうち、TOBEの方針、合同ライブ、Number_i、CLASSEVENについての興味深い部分をまとめて、筆者の個人的感想を添えてみた。
TOBEの方針について―アーティストがどうしたいかを全力でサポートする会社
滝沢社長は自身が2023年に立ち上げて、2025年3月時点で7組のアーティスト(デビューが決まったCLASS SEVENとTRAINEEグループのwink firstを含む)と30人の研修生を抱えるTOBEについて、以下のように語った。
TOBEの船出については「どうなるか分からないままやった事実はある」と振り返り、これまでの歩みについて「大きな目標を必ずちゃんと立てて、もう絶対に東京ドームやるぞと決めてやった。そういった意味では計画通りというよりかは、思い通り」と述べた(日刊スポーツの2025年3月7日21:00配信の「記事」)
TOBEの今後のアーティスト育成については、「僕がどうしたいかということよりも、それぞれのアーティストがどうしたいかを全力でサポートする会社のイメージの方が強い」と述べた(日刊スポーツの2025年3月7日21:00配信の記事)。
アーティストのやりたいことの実現に全力を注ぐという会社の方針は、所属アーティストにとって大きな魅力のはずだ。
所属アーティスト合同ライブ『to HEROes~TOBE 2nd Super Live~』について
滝沢氏は、TOBE所属アーティストの合同ライブ「to HEROes~TOBE 2nd Super Live~」について、「去年の初ステージはとにかく、みんなが熱い思いをぶつけたけど、今年はいろんな経験を経て、エネルギーだけではなくなった」「それぞれの色が全く違いますので、今年はこれがすごく面白い」と語った(日刊スポーツの2025年3月7日21:00配信の記事 )
また、滝沢氏は「具体的なところは言えない」としつつ「海外からオファーはいただいています。そういった声は結構来ています」と明かし、「多分そういった海外での可能性も、もちろんあるだろうなと思います」と述べた(日刊スポーツの2025年3月7日21:00配信の記事 )
具体的な国や規模が分からないが、TOBEの複数のアーティストの海外公演のオファーに、滝沢社長が前向きなことだけは、うかがえる。
Number_iについて―2025年中に米国進出へのきっかけ作りをしたい
今回のTOBE合同ドーム公演の演出をNumber_iに依頼した理由について、滝沢社長は「自分たちのクリエーティブをやっていますけど、自分たち以外のアーティストをクリエートしたらどういう姿になるのかには、僕も興味があった」と語った(日刊スポーツの2025年3月7日21:00配信の「記事 」
Number_iが海外進出を目指していることに関して、滝沢社長は「彼らの中でも海外進出というのが漠然としているかもしれない」「単独公演か、何か賞を獲ることなのかまだ分からないけど、今年中に米国へのきっかけ作りをしたい」と話した(スポニチアネックスの2025年3月8日5:00配信の記事)。
Number_iが単独アジアツアーを開催すれば、問題なく集客ができると思われる。しかし、米国での単独公演となると、アジアよりも成功のハードルは高くなる。
まずは現地のフェスに出演して、知名度を上げて単独公演、という流れが正攻法で、既にNumber_iはこの路線を進めている。
海外で賞を獲るということが、どの国の何の賞でもいいというわけではなく、米国の3大音楽賞(グラミー賞、ビルボ―ド・ミュージック・アワード、アメリカン・ミュージック・アワード)まで視野に入れたいなら、米国単独ツアーよりもはるかに難しい。
米国の賞を目指す前に、まずは米ビルボードのメイン・チャート登場を目指すことになる。K-POP勢の例を見ていると、現地のレーベルとの提携が必要になると思われる。
CLASS SEVENについて―未完成から歓声までの道のりを見守ってほしい
2024年11月に結成し、2025年7月7日に配信デビューが決定したた7人組CLASS SEVENについて、滝沢社長は「ダンス練習のやり方も分からないぐらい何の色にも染まってない。だから本当に楽しみでしかない。最終的にグループ名にも込められた“最高級な7人”になってくれたら」と、期待を表明した(スポニチアネックスの2025年3月8日5:00配信の記事)。
株式会社TOBE 代表取締役 滝沢秀明としての、CLASS SEVENデビュー決定発表に際してのコメントは以下の通り。
「この度はCLASS SEVEN 7月7日の配信デビューを発表させて頂きました。CLASS SEVENとは最高級であり、7つの可能性を無限大に秘めている。そんなまだまだ無名のメンバーに想いを添えて、将来への未来地図をイメージしたグループになります。これから色々な事を経験していく様を素直に皆さまに見て頂き、未完成から完成までのCLASS SEVENの道のりを見守って頂けますと幸いです」(Real Soundの2025年3月8日13:40配信の「記事」
旧ジャニーズ事務所から丸ごと移籍してきたIMP.と違って、CLASS SEVENは滝沢社長がTOBEでゼロから立ち上げたグループであり、絶対に成功させなければならない。どんなグループになるのか楽しみだ。
イベント情報
2025年
3/6(木) 18:00「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」@東京・東京ドーム(Number_i、IMP.、三宅健、北山宏光、ISSEI、CLASS SEVEN、wink first(TRAIEE)、TRAINEEが出演)
3/7(金) 16:00「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」@東京・東京ドーム(Number_i、IMP.、三宅健、北山宏光、ISSEI、CLASS SEVEN、wink first(TRAINEE)、TRAINEEが出演)
4/6(日) 18:00「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」@大阪・京セラドーム大阪(Number_i、IMP.、三宅健、北山宏光、ISSEI、CLASS SEVEN、wink first(TRAINEE)が出演)(Prime Video で生配信)
4/7(月) 13:00「to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~」@大阪・京セラドーム大阪(Number_i、IMP.、三宅健、北山宏光、ISSEI、CLASS SEVEN、wink first(TRAINEE)が出演)
TOBE/ 滝沢秀明の最近の主要記事:
2025年1月5日付 TOBE滝沢秀明社長がNumber_iへのひどすぎる誹謗中傷に対応表明→化粧品会社が謝罪文掲載
2024年12月13日付 Number_i『NHKスペシャル』出演決定/ 新人グルCLASS SEVEN『めざましテレビ』インタビュー
2024年12月4日付 元美 少年・金指一世がTOBEに合流・ソロアーティストISSEIに!緊急生配信は大荒れ、滝沢社長の勝算は?
2024年11月11日付 TOBEが新グループ7人組『CLASS SEVEN』結成発表、最年長・大東立樹+DeePals
2024年8月13日付 TOBE滝沢秀明社長の剛腕―『CDTV』にNumber_iと北山宏光、IMP.はX Games大会テーマ曲と佐藤新映画2作
2024年5月31日 付 IMP.『DEPARTURE』ビルボード月~水売上が6万枚/『NINNIN JACK』MVは意表を突く/『ノンストップ』
2024年4月22日付 IMP.が中国フェス『Strawberry Music Festival』出演、初海外ライブは『最高!』で大成功
2024年4月20日付 IMP.アルバム『DEPARTURE』5月29日発売/ 4月21日中国フェス『Strawberry Music Fes』出演前コメント
2024年4月15日付 Number_i初海外『コーチェラ』(Coachella)で『FUJI』『GOAT』披露、GOT7・ジャクソンとコラボも
2024年4月4日付 TOBEがTravis Japanにダウンロードで『惨敗』の記事が的はずれな理由(チャートオタクの視点)
2024年3月19日付 TOBE滝沢秀明社長が語る―課題はグローバルアーティスト作り/ 研修生/ 女性グループについて