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KinKi Kids

KinKi Kids東京ドーム公演2017年12月16日、感動をありがとう

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KinKi Kidsの年末年始ドーム公演「KinKi Kids CONCERT 20.2.21 – Everything happens for a reason-」の東京ドーム初日・2017年12月16日公演に行って来た。フルオーケストラの参加で、とても素晴らしいコンサートで、感動的だった。涙ぐんで帰途についた。

堂本光一・堂本剛をはじめ、オーケストラ、バンド、ふぉ~ゆ~やダンサーの、約100名の出演者には、感動をありがとう、と感謝で一杯だ。まだ左耳の難聴が完治していない剛が時折苦しそうに見えたのが心配だった一方で、剛の圧巻の歌唱力は鳥肌ものだった。光一の渾身の歌とダンスのパフォーマンス、トークのリーダーシップ、剛や他の出演者への気配りもさすがだった。

今回はオーケストラが入ることもあり、光一の発案で、うちわやペンライトはNGで、光一と剛が客席を回ることも一切なく、いわば純粋なコンサートだった。人気バラード曲「もう君以外愛せない」の1コーラス目を6万人近い観客のみで大合唱して、KinKi Kidsの2人、特に剛が感動してくれたのも、貴重な思い出になった。

今回のドーム公演のサブタイトルは日本語で「すべての出来事には理由がある」と、なかなか意味深だ。その真意はこの日には明かされなかった。ただ、光一と剛の共作曲が3曲歌われ、しかもその1曲(「Family~ひとつになること」)はライブ本編のトリで歌われたから、剛の突発性難聴で2人で歌えない期間があったからこそKinKi Kidsの絆がより意識された、みたいな意味合いもあるのかな、という気がした。

以下、概ね時系列に、筆者自身がライブ会場で体験したことや感じたことを、メモ書きと記憶を頼りにまとめてみた。ただし、光一や剛の発言が一語一句、100%正確とは保証できない。また、ネタバレに注意されたい。

うちわ・ペンライトNGの純粋コンサート

開演前の場内アナウンスで2度、「演出上の理由により、うちわとペンライトの使用はお控え頂いております」とリマインドがあった。もっとも、何日も前にファンクラブ会員にはメール通知があり、実際誰もうちわやペンライトを使わなかった。証明が落ちると客席は真っ暗で、ステージのバックスクリーンの星空のような背景映像が際立っていた。

後で気づいたが、光一がJohnny’s web(有料)の自身のブログの12月16日付記事で、うちわとペンライトのNGについて、「言い出しっぺは私」と明かしていた。「オーケストラという音楽的雰囲気を考えて」の提案だったそうだ。

ちなみに、冒頭MCで光一が早々と、光一・剛が客席を回る演出もなし、と明かした。つまり、アイドル的演出は一切なしで、本格的というか純粋なコンサートだった。

開演前には、透けて奥が見える幕が下りていて、KinKi Kidsの歴代シングルのタイトルの一覧が映し出されていた。これらの中からセットリストが選ばれたのだろうと推察できた。実際には、最新ベストアルバム「The BEST」通常盤収録の「Next to you」以外は、全てシングルのタイトル曲だった。

透ける幕の奥に2階(上部)部分のステージが見え、オーケストラの奏者らが次々と入って来て着席し始めた。思わず、クラシックのコンサートを思い出した。筆者はクラシックの交響曲や協奏曲も(近年はほとんど聴いていないが)結構好きで、オーケストラは大歓迎だ。

セットリストとMC

序盤のKinKi Kids曲

Overture
18時6分に、オーケストラの演奏で開演した。Overture(序曲)となったのは、KinKi Kidsの幾つかの代表的シングル曲を少しずつ繋いだメドレーだった。大人数のフルオーケストラで、重厚な音だった。

どこのオーケストラを頼んだのかと思ったが、最後のエンドロールで、オーケストラは「堂本ファミリー・オーケストラ」とローマ字でクレジットされており、指揮者はYuki Tanakaとあった(もしかして田中雄樹氏か?)。

① 「Anniversary」(2004年)
いつの間にかステージにいた光一と剛に、突然スポットライトが当たった。上下とも白地に黒の不思議な細かい模様が入った衣装で、後のMCでオールインワンと言っていた類の衣装だった。剛は長い髪を後ろにまとめてヘッドフォンを装着し、難聴の左耳の音をオフにしていた。

後で気づいたが、剛はJohnny’s webの自身のブログの12月16日付記事で、「無理はいっぱいいっぱいしている」「必死に最後を目指して闘っています」と書いていた。

実は筆者も前々日まで右耳がちょっと痛かったため、大事を取って20デシベルだけ低減するプロテクター耳栓を使用していたが、片耳だけだと疲れて若干気分も悪くなりそうだったので、問題ないもう片方の耳にも入れていた。

筆者とは比べ物にならないほど大変な状況の剛が片耳の音だけを頼りに熱唱するのに心が痛んだが、一方で、素晴らしい剛の生歌を再び聴けて嬉しくもあった。

ピアノだけがイントロを奏で始めた。冒頭からいきなり、KinKi Kidsファンにとって20周年で思い入れの深い「Anniversary」を歌うとは、これで早くも感動して涙が出たファンもいただろう。

最初はピアノ伴奏のみだったが、途中からオーケストラが加わった。壮大な曲でもあるから、オーケストラによくマッチしていた。

② 「スワンソング」(2009年)

オーケストラと共に、「スワンソング」の歌が始まった。KinKi Kids自ら作詞を松本隆にリクエストした思い入れのある曲で、悲しくドラマチックなサウンドだから、オーケストラによく合う。バレエの「白鳥の湖」の瀕死の白鳥のイメージが反映された詞だからだと思うが、ダンサーが登場して美しく舞っていた。

③ 「青の時代」(1998年)

光一と剛は昇降ステージに乗り、高い位置まで上って歌った。下のステージではダンサーの女性たちが舞っていた。剛の主演ドラマの主題歌で、剛は母がこの曲が好きでカラオケでよく歌っていると、自身のラジオで語っていた。

MC
光一と剛のMCが始まった。耳に不安のある剛に配慮したのか、今回のMCは全体的に、いつも以上に光一主導だったような印象だ。剛はボケを入れたり、ふわっと相槌コメントをする場面が多かった。

定番コメントとして、去年は、東京ドームは19年目と言っていたが、今回も「東京ドームは20年目」と言っていた。

剛は7月15・16日の横浜スタジアムでの20周年記念イベント「KinKi Kids Party!」は別の場所からの中継出演だったため、「年明け(京セラドーム公演)以降、僕はステージ立ってないんで、ただいま!」と言った。

演出に関するコメントがあった。光一は「いつもと雰囲気が違う」「(ペンライトがないから)客席真っ暗です」と話した。剛はオーケストラとの共演を踏まえ、「KinKi Kidsの曲の魅力とか破壊力、素晴らしいと思いました」と述べた。

光一は今回は客席まで移動して歌う演出が一切ないと宣言し、「フロート演出も考えたけど、『やめとこう』」となったと明かした。花道もトロッコもない。全て、メインステージ(1階と2階あり)のみでのパフォーマンスだ。

話題を次の曲(「Topaz Love」)に転じるべく、横浜スタジアムでのイベントを振り返った。剛が「あん時はパントマイムも含めて」とボケた後、2人の共作「Topaz Love」の作詞をイベント当日依頼されたことを明かした。「オーダーが突発でしたよね。楽屋に入ったら、『詞を付けて欲しい』」

2人が話していると、なぜか突然、上からビニールテープが落ちてきた。光一が「へえ? ビニールテープが落っこちて来た」と驚くと、剛が「次は『突発ビニールテープ』って曲?」とボケた。

④ 「Topaz Love」(2018年1月)

光一が「(光一と剛の)合作2曲を聴いて頂きます」と宣言し、「テレビでは『トパーズ・ラブ』」と笑った。12月14日放送のNHK総合の「SONGS」で、ナレーターが「Topaz Love」を「トパーズ・ラブ」と読んで紹介していたし、フジテレビ系「堂本兄弟SP」でも「Topaz Love」と表記される以上、「トパーズ・ラブ」とされた。

しかし、横浜スタジアムでの制作途上の歌披露段階で、仮題が「突発ラブ」にされていて、歌の途中では「突発ラブ」の発音で歌う箇所がある。光一と剛は内心、この曲は「トパーズ・ラブ」ではなく「突発ラブ」だと思っているのだろう。

ちなみに、英語の「Topaz」の発音は冒頭にアクセントがある「トウパズ」で、無理にドイツ語読みすれば「トパツ」だ。よくも、発音が「突発」によく似ていて、しかも”前向きな力を与える宝石”という素晴らしい意味合いの「トパーズ」という英単語を見つけたものだ。

歌詞を見れば剛の突発性難聴の体験が織り交ぜられているのは明らかだが、横浜のイベント段階で、「突発ラブ」のタイトルではまずいだろうと案じられていた。最終的に、歌詞にも宝石的要素を入れて「Topaz Love」のタイトルに落ち着いたのは、絶妙だと思った。

⑤ 「愛のかたまり」(2001年)

歌う前から、「合作2曲」となれば、光一と剛の共作代表曲で、ファンに絶大的人気のこの歌が絶対に選ばれるだろうと期待していた。最初はピアノ伴奏のみで歌い始め、途中からオーケストラが加わった。

⑥ 「Time」(2011年)

独特の壮大なサウンドのこの曲は、オーケストラの重厚な音とよくマッチしている。

⑦ 「Harmony of December」(2006年)

冬という季節の歌として、去年は「雪白の月」が歌われたが、今回は「Harmony of December」だった。出だしはハープの音のソロで、その後オーケストラが加わった。

20周年イベントの感動を再び、ということで6万人の大合唱

MC
光一は赤、剛は黒っぽい衣装だった。光一が「いつになくしっとりと、みなさんも聴いて頂いております」と言い、客席に向かって「座りますか?」と問いかけると、観客があっさりと座ったので、「速い」と苦笑。「今回のコンサートは、ずっと座りでもいいと思っていた。座ってもいいんじゃないかと思った人?」と尋ねると、大きな拍手があった。

光一が「今までにないくらいの緊張感が客席から伝わってくる」「何で見てんだよ!」と観客にからむ。さらに、「東京ドームでこんだけのオーケストラで、なかなかこんなことやってる人いないんじゃないの」と嬉しそうに話していた。光一はまた、「今年はものすごく速く感じました」とも語った。剛が「堂島(孝平)くんも来てる」と言うと、堂島にスポットライトが当たった。

光一が、去年と同様、見えにくい席もある話題を持ち出して、「一律同じ料金でやらせて頂いています」と言った。また、「20年以上の付き合いがあるわけです」という2人だから「これだけのオーケストラを抱えて歌っている」との自信を見せた。

光一は「オーケストラってことで、衣装もビシッと」しようとしたそうだが、「シュッとしようと思って」「鼻水出た」と展開し、剛が「全然シュッとしてない」「(ファンが後で振り返って)MC酷かった」とツッコんだ。すると今度は、光一がキザでカッコつけた姿勢で歌う仕草を始め、「KAT-TUNが見えた」と言うと、剛は自分の今日の姿勢を「僕はほぼ静態で歌ってた」と振り返った。

そうこうしているうちに、光一が剛の黒っぽい衣装の背中の留め具が外れていることに気づいて、「剛くん、背中が開いてる!」と教えながら剛の背中に触った。光一がオールインワンをホールインワンと間違える場面もあった。

剛は「耳のこともあって、このステージに向けていろいろやりました。今の僕の状態で出来る限り」を尽くすつもりだと言った。7月の横浜スタジアムのイベントを振り返り、「イベントの時も、本当は掛け合いをやりたかった。あの時、みんなが会場で歌ってくれた」と話した。

すると光一も、「あの時、あの空間、凄かった。他人様の花火が上がったのを見ながら」と振り返り、「今日、花道も何もないんで、6万人近いお客様が入ってる」と言った。これに剛が、「6万人でせーので、同じ歌、歌う経験ない」と言った。

光一が「あの時(7月のイベントの時)、3万人が剛くんのパートを歌った」、剛も「言葉に出て来ないくらいの感動でした」と振り返った。ただ、その時剛は横浜スタジアムではなく、別の場所からの中継で、音量も大きくないモニター越しでその模様を見ていただけだったため、光一が「剛くんにもあの雰囲気を感じてもらおうかな。みなさんも一緒に歌わない?」と言い出した。

実は既に曲は決めてあった。光一が「ちょっと難しい曲、チョイスしちゃったけど。男性キーなんだよね」と言うと、剛がおどけて低い声で別の歌詞の歌を少し歌った。光一が「この曲、ハモリとかない。ワンコーラス、みなさんに歌ってもらえますか」と持ち掛けた曲が、次の「もう君以外愛せない」だった。

⑧ 「もう君以外愛せない」(2000年):1コーラスは観客の大合唱

ピアノのイントロに続き、6万人近い観客の大合唱が始まった。光一も剛も歌わず、観客だけがピアノ伴奏で歌った。この曲は男性キーとはいえ、光一と剛が歌うとサビの一番高音の部分が裏声にひっくり返るが、女声だと比較的声が出しやすい音域だから盛り上がる。その後、オーケストラも加わって、2コーラス目を光一と剛が歌った。

歌い終わると、光一が「約6万人が1つになる。みんな歌、お上手ね!」と感動していた。剛も「ほんと上手! ずっと聴いてたいくらい。これを聴いちゃうと、何やろ、すっごい幸せを感じる。すごい不思議だな」と感動していた。

光一は「僕は横浜スタジアムで味わった」と改めて振り返った。

剛は「全曲ずっと聴いていたかった。若い時のことが甦るみたいな、不思議な空間。小学校の時とか、幼稚園の時とか。こんな人ご縁があってここにいるんだな。眠る前に聴きたい感じがした。ありがとう!」と語った。

ソロコーナー

MC(続き)
ここで、光一は「今日もソロやるかって話になったんで」と切り出した。ダンスがあると予告した際に、ファンから歓声が上がった。光一は「私、着替えてきます」と告げて、一旦舞台裏に退いた。

去年久々にソロコーナーを設けたら、一部のオンリー・ファンが、(自分の興味のない相方の)ソロコーナーが長かった、との趣旨のコメントをネットに書き込んでいたから、今回のドーム公演でもソロコーナーを敢行という決断に驚いたファンもいたかもしれない。

だが、昨年初めのドーム公演での「光一派、剛派はやめて、KinKi Kidsを愛して欲しい」との発言以来、KinKi Kidsやジャニーズ事務所は、片方を排除したがる一部のファンの思い通りにはさせない、という意志を示しつつあるように見える。むしろ、そういう偏ったファンがいるからこそ、敢えてキンキコンに2人のソロコーナーを設けて、KinKi Kidsもソロも受け入れてもらおうとしているような気がする。

ステージに残った剛は、「1人になりました」と言って、トークでつないだ。まずは、自身の耳の調子について、率直に話した。「みなさんに、いろいろとご心配をおかけして。無理してないかって言われたら、無理はしてますよ。でも、無理をするだけの、意味のある場所が人生にあります」

突発性難聴になって、治らないケースもあると言われた際に考えたことも話した。「自分がどんなふうにして音楽をやっていくか、考えなきゃならない」「こうして今日、オーケストラのみなさんに、KinKi Kidsの曲をより素晴らしいものにして頂いて」「未来に向かって、ゆっくりですが、歩いて行けたら」「みなさんの大合唱、録音しておきたかったなあ」

着替えを終えた光一がステージに戻って来て、「アンプ鳴らしますんで、剛くん、避難してください」と呼びかけ、アンプの爆音を避けるべく、剛が舞台から退いた。

⑨ 堂本光一ソロ「暁」(2010年、アルバム「BPM」)

この曲のステージ・パフォーマンスの直前に光一は、「オーケストラでやるのであれば、この曲フルオーケストラでやりたいなって曲があったので」「フルオケで歌ったら素敵だろうな」と語っていた。もちろん、ダンスと歌のパフォーマンスで、昇降装置付きのステージで2階に向かって上って行った。

⑩ 堂本光一ソロ「SHOCK!」(2015年、アルバム「Spiral」通常盤)

激しいダンスを伴うパフォーマンスを終えて、光一は息を切らしながら、「改めて、この曲キツイ! 次行くに当たって、少し息整えたい」と言って、しばらく休みながらトークを展開した。

光一は、次の曲のためにスタンバイしているバックダンサーの一角を占めていた後輩に向かって、「ふぉ~ゆ~、前を向いていいよ」と呼びかけた。「辰巳(たつみ)、直ぐ舞台」と紹介し、限られた日数でのこのライブの練習を振り返って、「よく覚えられたね! ありたがい」と感謝した。

⑪ 堂本光一ソロ「愛の十字架~Promise 2U~」(2006年、アルバム「mirror」)

歌う直前に、光一は「歌うの7、8年ぶり」と明かしていた。ステージ・パフォーマンスが終わると、舞台に花火が打ち上がった。

⑫ 堂本剛ソロ 「PINK」(2004年)インストバージョン

舞台の雰囲気がガラっと変わって、剛のソロコーナーになった。最初の曲は、ジャジーなインストの曲だった。

筆者はCDリリースされた剛のソロ曲(全172曲くらい)の95%以上を所有していて、自分が持っている曲ならほぼ題名を特定できる自信があったのだが、残念ながらこの曲のタイトルは自分では分からなかった。

これまで剛のソロライブに行けていないから(抽選落選と公演中止のため)、今や入手困難な古い初回盤の収録曲か、ライブ披露しただけの曲か、新曲かも分からなかった。だが、後で「音楽と人」2018年2月号の記事を見て、不覚にも自分が持っていたアルバム「si:」収録の「PINK」だったと判明した。剛のラジオでも何度もかかっていたというのに、平謝りだ。曲の特徴である痛々しい歌詞がなく、曲アレンジも違って聞こえたから気づかなかった、と言い訳するしかない。

剛が自作のインスト曲をステージ披露する場合、普通はギターやキーボードなど、何らかの楽器を弾くはずだが、今回は何も弾かずに曲に合わせて緩やかな踊りを舞った。今回は左耳の難聴が完治していないから、エレキギターやシンセサイザーをアンプにつないで爆音でイヤモニから耳を直撃するのを、避けたのだろう。

⑬ 堂本剛ソロ「これだけの日を跨いで来たのだから」(2006年、アルバム「Coward」)

イントロクイズではないが、瞬間にこの曲だと分った。剛がアカペラで歌って、バンドが加わった。圧巻の歌唱力は鳥肌ものだった。

この曲がENDLICHERI☆ENDLICHERI名義のアルバム「Coward」でリリースされたのは2006年3月で、ちょうど剛の人生で一番辛かった時期を抜け出しつつある頃だった。その時までの自分の人生と重なる詞で、剛はソロライブで終盤にこの曲を歌うと泣きそうになったこともあった。

後半のKinKi Kids曲

〇間奏曲(オーケストラによる代表曲数曲メドレー)

オペラの幕の合間の間奏曲(Intermezzo)風に、再びオーケストラがKinKi Kidsの代表曲をつなげたメドレーを奏で始め、場面が切り替わった。

⑭ 「硝子の少年」(1997年)

KinKi Kidsのデビュー曲にして代表曲のこの曲は、昨年はライブ本編のラストの曲だったが、今回は後半の最初の曲だった。曲の終わりに「バン!」という爆音とともに銀テープが舞い降りて来たが、ほとんどがアリーナ席に落ちた。

なお、筆者にははっきりとは見えなかったが、この時の爆音に、剛が一瞬苦痛の表情を見せて、左耳を気にする仕草を見せていたようだ。

⑮ 「ボクの背中には羽根がある」(2001年)

南米の民族音楽(フォルクローレ)を採り入れたこの曲は、アコースティック中心のステージ・パフォーマンスにふさわしく、オーケストラとの相性もいい。

⑯ 「愛されるより 愛したい」(1997年)

この曲のパフォーマンスでは、剛は下のステージの中央で歌い、光一は剛の真後ろで、昇降装置付きのステージで2階の高さまで上がって、ダンサーと共にダンスを踊いながら歌った。

この組み合わせは、「薔薇と太陽」のMVでのパフォーマンスを彷彿させた。だが、大きな違いは、今回は剛が耳の問題のため、アンプを通して音を聴かざるをえないエレキギターを弾けなかったことだ。

⑰ 「DESTINY」(2018年1月)

ジャズビートのこの新曲のパフォーマンスも、引き続き光一が上段でダンサーと踊りながら歌い、剛は下のステージで歌うだけ、という組み合わせだった。

⑱ 「Secret Code」(2008年)

同じくジャズビートだがよりテンションの高いこの曲のパフォーマンスでは、光一のみ引き続き上段ステージにいたが、ダンサーが居なくなっていたので、バンドのメンバーとつるむ感じだった。

⑲ 再び「DESTINY」(2018年1月)

ジャズ編の終わりに、再び曲が「DESTINY」に戻った。

⑳ 「Family~ひとつになること」(2010年)

歌う前に光一が簡単な挨拶風に、「新しいチャレンジのコンサートになった」「最後は合作で」と述べた。剛が作詞、光一が作曲したこの曲が、ライブ本編最後の曲となった。今回共作曲を3曲も入れたことに、KinKi Kidsの2人の絆というテーマ性を感じた。ライブ本編は20時21分頃に終わった。

アンコール

当然ながら、ライブ本編が終わると、観客の拍手がずっと続き、アンコールが始まった。光一はアコースティック・ギターを持って登場したが、剛は楽器は持っていなかった。

剛は20周年記念イベントの時は、別の場所のスタジオでヘッドフォンなしでアコースティック・ギターを弾く場面もあったが、東京ドームで楽器を弾くとなると、イヤモニで音を拾う必要が生じるから、やはりアコースティック・ギターでも無理なのだ。

光一が「みんな一緒に歌いましょうね!」と呼びかけると、誰かが変な声で「ハイ」と答え、「誰だ、『ハイ』って言ったのは?」「また堂島くん?」と、犯人探しをする場面もあった。ふぉ~ゆ~の松崎を「全部松が悪い」とイジったりしつつ、さりげなく後輩を盛り立てる優しい兄貴ぶりを見せていた。

㉑「全部だきしめて」(1998年)

光一が「ギターのみで」と言い、初めはギターのみの伴奏で、2人で歌った。光一は歌いながらギターも弾いた。堂島孝平もギターを弾き、間奏ではハーモニカを演奏した。その後、オーケストラとバンドも加わって盛り上がった。

㉒「Next to you」(2017年12月、アルバム「The BEST」通常盤収録)

歌う前に、光一が「これまでシングルの歌を歌ってきましたけど、ベストアルバムの曲」と紹介した。光一が「この曲難しいよね」と言うと、剛も「難しいですわ」と同調した。歌詞は恋人同士と取れなくもないが、むしろKinKi Kidsの2人の絆を想起させるような内容で、穏やかなバラード曲だ。

㉓「薄荷キャンディー」(2003年)

最後の曲は、アコースティック主導ライブでオーケストラ演奏にもふさわしい、人気の美しいバラード曲だった。素晴らしいボーカルで、コンサート終了後も余韻が残ったかのように感じられた。終演は20時46分頃だった。

改めて、感動をありがとう、と言いたい。また、剛の耳の調子が京セラドームの最終日まで無事に乗り切れることを祈っている。

再掲:12月16日セットリスト

〇 Overture (序曲:オーケストラによる代表曲数曲メドレー)
① 「Anniversary」(2004年)
② 「スワンソング」(2009年)
③ 「青の時代」(1998年)
MC
④ 「Topaz Love」(2018年1月)
⑤ 「愛のかたまり」(2001年)
⑥ 「Time」(2011年)
⑦ 「Harmony of December」(2006年)
MC
⑧ 「もう君以外愛せない」(2000年):1コーラスは観客の大合唱
⑨ 堂本光一ソロ「暁」(2010年、アルバム「BPM」)
⑩ 堂本光一ソロ「SHOCK!」(2015年、アルバム「Spiral」通常盤)
⑪ 堂本光一ソロ「愛の十字架~Promise 2U~」(2006年、アルバム「mirror」)
⑫ 堂本剛ソロ 「PINK」インストバージョン
⑬ 堂本剛ソロ「これだけの日を跨いで来たのだから」(2006年、アルバム「Coward」)
〇間奏曲(オーケストラによる代表曲数曲メドレー)
⑭ 「硝子の少年」(1997年)
⑮ 「ボクの背中には羽根がある」(2001年)
⑯ 「愛されるより 愛したい」(1997年)
⑰ 「DESTINY」(2018年1月)
⑱ 「Secret Code」(2008年)
⑲ 再び「DESTINY」(2018年1月)
⑳ 「Family~ひとつになること」(2010年)
アンコール
㉑「全部だきしめて」(1998年)
㉒「Next to you」(2017年12月、アルバム「The BEST」通常盤収録)
㉓「薄荷キャンディー」(2003年)

[追記]
2018年1月20日のNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部プレミアム」でKinKi Kidsの2017年12月16日の東京ドーム公演のダイジェスト映像が放送された。筆者がメモしきれなかった発言も出ていたので紹介する。

剛「突発性難聴に襲われまして、今もいろいろ闘っている最中なんですけど。嘘隠さずに言いますけど、無理して立ってますよ。ただ、無理してそれでも、立ちたい場所とか過ごしたい時間はあるじゃないですか。この20回目をね、どうしても2人で、このドームで立ちたいなと思った」

光一「コンサートのタイトル(20.2.21)。20年から21年に向かって行く中で、このKinKi Kidsの2人の『2』があった。(観客に向かって)お前らが喜びそうなヤツや! 剛くんが耳の調子が悪くても、今やれることをやれば、そっから何か生まれることもあるんじゃないか」


*KinKi Kidsの2018年7月25日発売の「KinKi Kids CONCERT 20.2.21 –Everything happens for a reason-」Blu-ray/DVDは2017年12月のフルオーケストラ参加の東京ドームコンサートの映像化商品。Blu-rayとDVDがそれぞれ初回盤と通常盤の2形態で販売。初回盤にはライブ音源からセレクトした全13曲(ソロ曲を除く)のLIVE CD –Grand Orchestra Mix- を収録。通常盤には京セラドーム大阪公演のみで披露したHappy Happy Greetingと光一Happy Birthdayの映像を追加収録。店舗により先着特典でミニポスターが付く。

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*KinKi Kidsの2018年1月24日発売のダブルA面シングル「Topaz Love/DESTINY」の表題曲「Topaz Love」は日本テレビ系アニメ「タイムボカン 逆襲の三悪人」の第2クールのエンディングテーマ曲で、堂本剛が作詞、堂本光一が作曲、KinKi Kids共同プロデューサーの堂島孝平が編曲を担当した。ジャズビートの「DESTINY」は同アニメの第1クールのオープニングテーマ曲。初回盤Aの付属DVDには「Topaz Love」のMVおよびメイキング映像を収録。初回盤Bの付属DVDには「DESTINY」のMVおよびメイキング映像を収録。通常盤にはさらに新曲2曲を追加収録。店舗により先着でミニポスターが付く(2017年12月26日告知)。初回盤A・Bの8%消費税込定価は1,512円。

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*KinKi Kidsの2017年12月6日発売のベストアルバム「The BEST」はデビュー曲「硝子の少年」から「The Red Light」までの両A面含むシングル全45曲をリマスタリング音源で収録。初回盤には2017年7月15・16日の横浜スタジアムでの20周年記念イベント「KinKi Kids Party!~ありがとう20年~」のダイジェスト版映像が収録されており、Blu-rayかDVDのいずれかを購入時に選択する(品薄だが再入荷した店舗もある)。通常盤は2曲が追加収録され、うち1曲「Next to you」は宮沢和史氏書き下ろしの珠玉のバラード。「The BEST」のレビューコメントは2017年12月6日付「KinKi Kids『The BEST』初回盤『KinKi Kids Party!』に感動」を参照。

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