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・優勝・準優勝なら賞金100万ドルと全米ツアー、少なくとも爪痕を残せれば米国でファン獲得可能
・【追記】本番ステージは大成功で観客が大盛り上がり、次のステージに進めることになった
(2022/7/13 番組出演時の動画が公開されたので、加筆しました)
米国留学中のジャニーズJr.の7人組ユニット・Travis Japanが、現地の2022年7月12日にNBCネットワークで放送される人気オーディション番組「America’s Got Talent」(アメリカズ・ゴット・タレント、AGT)Season 17の 第6週放送回に出演する。
放送終了後に、番組公式YouTubeチャンネルに、パフォーマンス動画が公開されると期待されている。
筆者がこのオーディション番組「America’s Got Talent」を初めて知ったのは、BTSが2020年10月にゲスト出演して「Dynamite」のパフォーマンスを披露した時だった。その時に、米国で大人気の公開オーディション番組だと知った。
ネットメディアのTV Insiderの2022年7月11日配信記事では、Travis Japanのステージ・パフォーマンス動画付きで、メンバーを以下のようなミドルネーム入りで紹介し、オーディエンスをエンターテインメントでもてなしただけでなく、MCのTerry Crewsと審査員のSimon Cowellも楽しませたようだ、と述べている(つまり、生放送ではなく事前収録番組だ)。
Kaito “Chaka” Miyachika
Kaito “Umi” Nakamura
Ryuya “Shime” Shimekake
Noeru “Noel” Kawashima
Shizuya “Shizu” Yoshizawa
“Genta” Matsuda
Kaito “Machu” Matsukura
優勝・準優勝なら賞金100万ドルと全米ツアー、少なくとも爪痕を残せれば米国でファン獲得可能
この番組では、シーズンを勝ち抜いて優勝すれば100万ドル(現在約1.3億円)の賞金がもらえ、優勝者と準優勝者は全米25都市を回るツアー公演を行うことができる。
ただ、この番組の過去のシーズンで優勝した顔ぶれを見ると、ボーイズグループはおらず、シンガーソングライター、マジシャン、詩人、コメディアンと、さまざまな分野の強者が勝ち残っている。
それでも、たとえ優勝できなくても、しっかり爪痕を残せれば、観客や視聴者からファンを獲得できる可能性も十分ある。その意味で、Travis Japanにとって大きなチャンスであり、勝負時でもある。
なお、Travis Japanが現地の7月1日に「2022 AX ANIME EXPO」に出演した際には、日本から観に行った一部のマナーの悪いファンが最前列の身障者席を独占して現地の批判を浴びてしまったようだが(週刊女性PRIMEの2022年7月6日配信記事を参照)、Travis Japanに非があったわけではない。
彼らの「America’s Got Talent」でのステージ・パフォーマンスが観客や視聴者を魅了し楽しませること、できれば審査員から良い評価をもらって次のステージに進めることを期待したい。
【追記】本番ステージは大成功で観客が大盛り上がり、次のステージに進めることになった
[追記]
放送終了後に、番組公式ツイッターと公式YouTubeチャンネルが、Travis Japanの出演シーンの7分弱の動画を公開した。
英語が得意な川島如恵留が、パフォーマンス前の審査員のインタビューに応じた。誰が書いた曲かと尋ねられ、知らない、と答えた。夢を尋ねられると、世界で一番ビッグなスターになること、と大胆に答えた。
披露曲は「夢のHollywood」の英語バージョン「My Dreamy Hollywood」だった。アカペラのコーラスで始まり、キレッキレのダンスを展開し、アクロバットも披露した。観客は大いに盛り上がった。
審査員陣からの好評もポジティブだった。音楽プロデューサーのサイモン・コーウェルは、曲は好きじゃないとはっきり言ったものの(今後は米国でウケる選曲を考えた方がいいと筆者は思う)、「人々が話したくなるようなエネルギーがある」「観客は君たちのことが大好きだ」と褒めた。温かい反応に、川島は泣きそうだった。
今回は予選段階での合格とのことで、次のステージに進めることは確実だ。おめでとうございます!
・YouTubeのAmerica’s Got Talentチャンネルに2022年7月13日に公開されたTravis Japan Performs "My Dreamy Hollywood" and Dazzles the Crowd | AGT 2022(6分46秒)
これまでデビューしたジャニーズのグループで、デビューをかけてここまで大変な挑戦・試練を強いられたグループはいなかったのではないか。筆者はジャニーズ事務所の業界でのやり方は良くないなと思うこともあるが、それとは別に、Travis Japanのように一生懸命に努力して実力を磨いている人たちには、報われて成功して欲しいと思う。
Travis Japanの記事:
2022年5月13日付 Travis Japanが6月に米国でフェス出演決定―これってKCONに似たJCON的イベント?
2022年4月9日付 韓国メディアがジャニーズのTravis Japanの米国留学に関心を示す
2022年3月28日付 Travis JapanがWorld of Dance Championship米国地区予選を3位で通過
2022年3月11日付 SixTONES京本大我率いる『京本会』中核メンバーはTravis Japanの3人、一緒に音楽活動をしてきた
2022年3月4日付 Travis Japanが渡米しLAでダンスレッスン、ボイトレ、語学習得
2021年9月6日付 Travis Japanが嵐『Love so sweet』ダンス動画をグループのみならず個人別でも公開、再生数格差がシビア
2021年9月1日付 Travis JapanがYouTubeダンスチャンネル/ SixTONESライブBD/DVD『on eST』2021年10月20日発売決定