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旧ジャニーズ事務所スタッフ2人も所属少年たちに性加害をしていた―BBC東山紀之社長インタビュー

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スタッフ2人も所属少年に性加害→性加害はジャニー喜多川だけの問題でなく、事務所・組織の問題
日本の大手メディアは報道機関として問題追及をしていない→結局海外メディアに暴かれる
さまざまなことがうやむやにされたまま、新会社が本格始動へ

旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)のジャニー喜多川・元社長の所属タレントへの性加害問題を報道して一気に流れを変えたイギリスのBBCが、SMILE-UP.社の東山紀之代表取締役社長の2024年2月の単独インタビューに基づく記事を、2024年3月28日午後1時頃に、日本語ニュースサイトで配信した(BBC NEWS JAPANの2024年3月28日配信の「ジャニーズ解体のその後……ほかにスタッフ2人がタレントに性的加害」)。

その中で東山社長は、ジャニー喜多川以外に、2人の旧ジャニーズ事務所スタッフが、少年タレントに性加害を行っていたと聞いている、と述べた。

また、東山は、この2人が現在も存命だと認識しているが、SMILE-UP.社は権限がないため、この情報を警察に提供していないと述べ、被害の当事者が誰なのか理解していないが、当事者が刑事告訴をしたら、全面的に協力するということになる、との考えを示した。

[追記] 性加害を行っていた2人の男性スタッフのうち、1人は十数年前まで在籍した男性で、もう1人は2023年9月まで在籍していた東山紀之社長の元マネージャーだという(読売新聞オンラインの2024年3月28日23:33配信の「旧ジャニーズ男性スタッフ2人も、所属タレントに性加害…うち1人は東山紀之氏の元マネジャー」)。

記事の時点で、ジャニー喜多川による性被害者だと名乗り出た人は960人以上に達しているという。

なお、BBCは「捕食者の影 ジャニーズ解体のその後は」と題する番組を、2024年3月30日(土)午後12:30より、日本を含む世界で放送する。

スタッフ2人も所属少年に性加害→性加害はジャニー喜多川だけの問題でなく、事務所・組織の問題

ジャニー喜多川が死んだから、この種の問題はもう起きることはない、と思っている人もいるようだが、事務所のスタッフ2人も所属する少年たちに性加害を行ったいたとなると、完全に組織としての問題だ。本来守ってやらねばならない弱い立場の少年たちに性加害とは、とんでもなさすぎる事務所だ。

記事中ではジャニー喜多川でない旧ジャニーズ事務所の性加害者は「スタッフ2人」とだけ述べられていて、詳細は分からない。うち1人は、文春が以前、元ジャニーズのマネージャーが所属ジャニーズJr.に性加害をしていた、と伝えたことがあったが、もう1人いたとは、初耳だ。

日本の大手メディアは報道機関として問題追及をしていない→結局海外メディアに暴かれる

日本の大手メディアはそれぞれ自己反省を表明したが、結局、報道機関として、こういう問題を追及することを放棄していて、またしても海外メディアであるBBCが新事実を報じている。

テレビ局は、NHKは依然旧ジャニーズのタレントの新規起用に慎重だが、民放は局による温度差はあるが、多かれ少なかれ、補償に進展があるとの立場であり、中にはテレビ朝日のように、旧ジャニーズにかなり寛容な姿勢をうかがわせているところもある。ほとぼりが冷め、問題が風化するのを待っているように見える。

さまざまなことがうやむやにされたまま、新会社が本格始動へ

タレントの受け皿となるスタート(STARTO)社は、4月から本格始動するというが、3月28日時点で、新会社の資本を拠出したのが誰かは不明だ。当初エージェント契約中心と言っていたが、中丸雄一は、自身がエージェント契約とマネジメント契約のミックスにした、と明かした。他のタレントたちの契約状況がどうなっているか、旧ジャニーズが独占していた権利の問題はどうなったかは、明かされていない。

「タレントに罪はないから」(それはそうだが)という大義名分で、さまざまなことがうやむやにされたまま、問題がだんだん風化されて行く予感がある。そして、忘れかけた頃に、黒船の海外メディアが再び新事実を明かし、それを世界中に広め、日本の悪しき慣行に世界が眉をひそめる、というパターンになりそうだ。



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