SixTONESが5月17日サブスク解禁！配信チャートについて/ スタエンでストリーミングに強いグループは？

（目次）・TOP
・SixTONESがついに5月17日にサブスク解禁―全66曲
・配信チャート①―ダウンロード・チャートはファンが頑張れば1週間だけ1位獲得は可能
・配信チャート②―ストリーミング・チャートは国内男性アイドルには難関、目指すはロングランヒット
・SixTONESファンは、まずは代表曲のチャートインを狙いたい―おすすめサブスクはSpotify
・商品情報＋最近の記事

SixTONESが2025年5月17日（土）に、発表済みの楽曲全66曲のサブスク（ストリーミング）およびダウンロード配信を解禁することが決定した。

ダウンロードはCD同様に、アイドルオタクが集中購入して1週間だけ1位を獲らせることは可能だが、ストリーミングで勝てる国内男性アイドルグループは少ない。

サブスク解禁したSTARTO（スタエン）勢も、明暗が分かれている。ストリーミングに強いのは今のところ、timelesz、King ＆Prince、Snow Manの3組だ。SixTONESファンは、まず代表曲をチャートインさせることから始めよう。

SixTONESがついに5月17日にサブスク解禁―全66曲

SixTONESがついに、2025年5月17日（土）0時より、発表済みの全66曲のサブスク（ストリーミング）およびダウンロード配信を解禁することが決定した。

筆者個人的には、これまでずっと、SixTONESは歌唱力・音楽性で勝負するグループだし、海外進出にも意欲的なので、さっさとサブスク解禁して楽曲の世界配信をすべきだと思っていた。配信なしでは、世界のファンにSixTONESの曲を広めることは難しい。

近年は日本国内でも、音楽ファンはもちろん、アイドルファンの多くもストリーミングで音楽を聴くことが当たり前になってきた。配信慣れした人にとって、新たに興味を持ったアーティストの曲を試しに聴けることは大事で、CDを買わないと聴けないとなると、ハードルが高い。

配信チャート①―ダウンロード・チャートはファンが頑張れば1週間だけ1位獲得は可能

ところで、配信チャートとなると、ダウンロード売上数のチャート（オリコンのデジタルシングルランキングとデジタルアルバムランキングを含む）と、ストリーミング再生数のチャートの2つの分野がある。

ダウンロード売上数のチャートは、CD売上のチャートと同様に、熱量の高いファンが1週間に集中してダウンロード購入を行うことで、チャート1位または上位達成がしやすい。

なお、同じ配信サービスでは同じ楽曲は原則1アカウント1回のみのダウンロード購入となる（同じ曲を何回でも買えるサイトもあるが、全部チャートにカウントしてもらえるわけではない）。それでも、チャート対象の複数の配信サービスのそれぞれで、同じ楽曲を1回ずつダウンロード購入すれば、全部チャートにカウントされる。

アイドルのファンだけでダウンロード売上数のチャートで1位獲得は、1週間だけなら十分可能だ。しかし、配信サイトの数が限られているので、同じ曲で何週間も連続して1位を獲ることは、ファンのすそ野を広げない限り、不可能だ。

配信チャート②―ストリーミング・チャートは国内男性アイドルには難関、目指すはロングランヒット

一方、大物アーティストと競合するストリーミングのチャートで上位にランクインすることは、国内男性アイドルには難関だ。ファン以外にも幅広く聴いてもらえる曲か、ファンの人数が膨大でなければ、かなり難しい。

ストリーミング・チャートでは、1週間だけ上位ランクインを目指すのではなく、同じ曲を何週間もチャートインさせて、ロングランヒットにすることが目標となる。チャートに登場し続ければ、ファン以外も広く聴いてくれるヒット曲・大衆人気曲として、認知される。

過去1年を見渡すと、国内ボーイズグループで、断トツにストリーミングに強いのはエイベックスのDa-iCEで、ストリーミングのトリプルプラチナ（3億回再生）認定が1曲（「CITRUS」）、プラチナ（1億回再生）認定が2曲（「スターマイン」「I wonder」）ある。

STARTO勢はストリーミングで明暗―強さを見せているのはtimelesz、King & Prince、Snow Man

STARTO/ 元ジャニーズ関連では、サブスク解禁の歴史が浅いため、まだプラチナ（1億回再生）認定の楽曲を出せたグループはいないが、チャート上位常連の強みを見せているのが、TOBEのNumber_iだ。

STARTO ENTERTAINMENT（スタエン）でこれまでにサブスク解禁したアイドルグループを見ると、ストリーミング・チャートに登場できるグループと、できないグループに、明暗が分かれている。

ストリーミングに強いグループは、同じ曲がTOP100に何週間も登場して、大衆人気を得たことを示しているが、弱いグループはTOP100に1度も登場できない。

たとえば、2025年4月21～27日の週のビルボード・ジャパンのストリーミング・チャート“Streaming Songs”のTOP100に登場できたSTARTO勢とTOBE勢を以下に示している。

STARTO勢のtimelesz（旧Sexy Zone）、King & Prince、Snow Manの3組は、直近週だけでなく、同じ曲で複数回チャートインに成功しているので、ストリーミングに強いグループと言えそうだ。（なお、昨年末時点では、NEWSの旧譜「チャンカパーナ」が、何週間も連続でチャートインに成功していた時期もあった）

図表1　2025年4月21～27日の週のビルボ―ド・ジャパンStreaming Songs にチャートインしたSTARTO＆TOBEアーティスト（カッコ内はTOP100チャートイン回数と最高順位）

47位　timelesz「Rock this Party」（チャートイン9回目、最高4位）
65位　Jackson Wang（+Number_i）「GBAD (Number_i Remix)」（チャートイン2回目、最高56位）
69位　King & Prince「HEART」（チャートイン7回目、最高14位）
75位　Snow Man「ブラザービート」（チャートイン3回目、最高51位）
97位　Sexy Zone「RUN」（チャートイン9回目、最高15位）
100位　Number_i「GOD_i」（チャートイン13回目、最高16位）

SixTONESファンは、まずは代表曲のチャートインを狙いたい―おすすめサブスクはSpotify

SixTONESも音楽を強味にする以上は、是非ともストリーミングに強いグループになってもらいたい。今回のサブスク解禁は、新譜でなく旧譜なので、とりあえずは代表曲をチャートインさせるよう、ファンは頑張って聴こう。

ちなみに、今後新曲が配信リリースされるようになると、Billboard JAPAN Hot 100の1位または上位ランクインを目標にするようになる（初心者のためのビルボード対策はこちら）。

どのサブスクか迷う人には、世界配信しているSpotifyをおすすめするが（SixTONESの世界進出に役立つ）、Spotifyでは1曲を続けて再生するとカウントしてもらえないので、別の曲の間に挟んだプレイリストを作って再生しよう。

アイドルファンの利用が多いLINE MUSICは、連続再生でも無音再生でもカウントしてくれるのは便利だが、SixTONESを世界に広めるには適さない。また、今後運営（レーベル）がstation head（私設ラジオ局のようなアプリ）で再生数稼ぎのリスニング・パーティーを開催する際には、SpotifyかApple Musicを使わなければならなくなる。

ところで、SixTONESの代表曲はどの曲だろう？ JOYSOUNDのカラオケランキングでは、2025年5月1日時点で、1位が新曲「バリア」、2位が「Good Luck!」、3位が「Imitation Rain」となっている。大衆ウケしやすい曲に絞って、チャートインを狙いたいところだ。

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商品情報（PR）

*SixTONESの2025年6月4日（水）発売の15thシングル「BOYZ」の表題曲「BOYZ」はMBS/TBS系の4月3日（木）深夜放送開始のTVアニメ「WIND BREAKER Season2」のオープニングテーマ曲のエモーショナル・ラウドロック。CDパッケージは、DVD付き初回盤A（税込定価2,200円）、DVD付き初回盤B（税込定価2,200円）、CDのみの通常盤（税込定価1,320円）の3形態で販売。初回盤AのDVDには「BOYZ」のミュージックビデオ（MV）、MVメイキング映像、ダンスパフォーマンスver.を収録。初回盤BのDVDには2025年1月発売のアルバム「GOLD」の制作ドキュメンタリー映像を収録。各形態ごとに先着外付け特典が付く。

*SixTONESの京本大我のソロでのクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」の一環として、初の音源となるCDアルバム「PROT.30」が2025年4月23日（水）リリース。リード曲「滑稽なFight」をはじめとする、京本大我が作詞・作曲を手がけた楽曲のみを、各形態ごとのボーナストラックも含め、全形態合計で17曲集めて収録。

CDパッケージはBlu-rayまたはDVD付き初回盤A（税込定価3,960円）、Blu-rayまたはDVD付き初回盤B（税込定価3,960円）、CDのみの通常盤（税込定価3,300円）の3形態で販売。

初回盤Aのボーナストラックは「癒えない」を収録し、映像にはリード曲「滑稽なFight」のミュージックビデオ（MV）や2024年にYouTubeの京本大我from ART-PUTチャンネルに公開した「Prelude」や「Blue night」のMVも収録。楽曲やMVの制作過程のドキュメンタリー映像も収録。

初回盤Bのボーナストラックには新曲「margarine」を収録し、映像には2024年12月3日の誕生日のイベント「TAIGA KYOMOTO Anniversary Event 『30-THI “ART”Y-』」昼公演の佐伯ユウスケのゲストコーナーとQ&Aコーナー、夜公演の崎山蒼志のゲストコーナーとQ＆Aコーナー、およびライブコーナーをノーカットで収録。

通常盤のボーナストラックには新曲「Over Dub」「Desire」「終わらせぬ世界」の3曲を収録し、初回仕様には20Pフォトブックが付く。先着外付け特典として、初回盤Aにはアクリルキーホルダー、初回盤Bにはステッカーシート、通常盤にはミニポスターが付く。

*書籍
Amazon: POTATO 2025年7月号 (W表紙: SixTONES) 2025/5/22
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Amazon (本)

*SixTONESの2025年3月19日（水）発売の14thシングル「バリア」の同名の表題曲「バリア」は、ジェシー主演の映画「お嬢と番犬くん」の主題歌のミクスチャーロック。CDパッケージはDVD付き初回盤（税込定価1,980円）、CDのみの通常盤（税込定価1,210円）、SixTONESが出演したMTVのアコースティックライブ番組「MTV Unplugged: SixTONES」をパッケージ化したDVD付きMTV Unplugged盤（税込定価4,950円）の3形態で販売。

初回盤のCDにはカップリング曲1曲を追加収録し、DVDには「バリア」のミュージックビデオ（MV）、MVメイキング映像、Street Dance Performance Only ver.、Museum Dance Performance Only ver.を収録。通常盤のカップリング曲には、新曲2曲、「GONG Remix」「ここに帰ってきて Remix」「バリア -Instrumental-」を収録し、初回仕様には20Pフォトブックが付く。

MTV Unplugged盤のCDには、「バリア」のほか、2024年12月26日（木）のアコースティックライブ「MTV Unplugged: SixTONES」で披露した全17曲（2025年1月19日のTV放送での未公開曲を含む）を収録し、DVDには、「MTV Unplugged: SixTONES」ライブで披露した全17曲とMCを収録。

*SixTONESの2025年1月15日（水）発売の5thアルバム「GOLD」は、聴く人の日常のあらゆるシーンにGOLDを添えるコンセプト。シングル曲「音色」「GONG」「ここに帰ってきて」、CMソング「BORDERLESS」「Focus」など全形態共通の12曲と、各形態ごとのボーナストラックを含め、全20曲を収録。

CDアルバムは、Blu-rayまたはDVD付きの初回盤A（税込定価3,960円）、Blu-rayまたはDVD付きの初回盤B（税込定価3,960円）、CDのみの通常盤（税込定価3,300円）の3形態で販売。

初回盤Aはボーナストラックを含む全14曲を収録し、Blu-rayまたはDVDにはリード曲のミュージックビデオ（MV）、MVダンス・パフォーマンス・バージョン、MVメイキング映像、2024年7月6日の「Talking Rock! FES.2024」のライブ映像を収録。

初回盤Bはユニット曲3曲を含む全15曲を収録し、Blu-rayまたはDVDにはユニット曲のMVを収録。通常盤はボーナストラック2曲と「SPICY -GOLD ver.-」を含む全15曲を収録し、初回仕様には20Pフォトブックが付く。