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・中居正広と被害女性のトラブル直後のメールのやり取りが公開、《普通》じゃないことを自覚していた
・国分太一のハラスメントについての証言が続々、特に酷かったのは男性スタッフを裸で川で泳がせたこと
・ジャニーズで異例のMC業での大成功、大物として地位を築き、諫められる人間がいなかった
旧ジャニーズで大物MCの座に昇りつめた中居正と元TOKIO・国分太一が、それぞれ内容は違うが世間から厳しく非難されること必至の過去の行いを、暴露された。
中居正広は女性とトラブルの直後のショートメールのやり取りが公開された。国分太一は、複数のハラスメントが暴露され、中でも男性スタッフを女性もいる前で川で裸で泳がせた例は、衝撃だった。
2人とも、ジャニーズで異例のMC業で大成功して、大物として地位を築き、諫められる人間がいなかった。
中居正広と被害女性のトラブル直後のメールのやり取りが公開、《普通》じゃないことを自覚していた
中居正広は、フジテレビの第三者委員会に「性暴力」をしたと認定されたことに憤慨し、弁護団を結成して反撃に出ていた。
そこに、中居と親しいとみられていた社会学者の古市憲寿氏や、橋下徹弁護士などが中居を擁護する発言をし始めた。これが、被害女性への二次被害になることを問題視するとの、女性の代理人弁護士の抗議発言もあった。
橋下氏が一般論として言及した「失恋事案」発言が独り歩きして、ネットで中居のトラブルが「失恋事案」と勘違いした人が、被害女性への誹謗中傷コメントを書き込むようになった。
これに歯止めをかけるべく、被害女性の元フジテレビアナウンサーAさんが示談前に相談していた親しい友人がついに、週刊ポストで中居とAさんの問題の日直後のショートメールのやり取りを公開した。
オンライン版では、NEWSポストセブンの2025年6月27日6:58配信の記事「【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに」に掲載されている。
記事によると、事件が起きた2023年6月2日の翌日、6月3日に、中居は「楽しかったです。早いうちにふつうのやつね。早く会おうね!」とのメールを、女性に送っている。
つまり、事件が起きた6月2日に「ふつう」でないことを、女性に対してしたことを、自覚している。
その後も中居は6月4日に「仕切り直しでのみましょう」とのメールを送るなど、女性を誘うメールを出し続けた。
婉曲に断り続けていた女性Aさんは、6月6日に会社指定の産業医を受診し、中居からのショートメールに対応することが耐えられず心が壊れた、と述べたという。医師は女性が精神的混乱の中にあったとしており、急性ストレス反応と診断した。
ようやくAさんは6月6日に中居に「私は普通の人間で、貞操観念も真面目なタイプで そういうことがあると、正直気持ちがついていけず、食事に行けるメンタルではないです…」と、正直な気持ちを明かすメールを送った。
これに対し、中居は「そんな気持ちにさせちゃって、申し訳ない。何て伝えれば…。思いやる気持ちの至らなさです。また、皆んなで食事ができれば思ってました。嫌な思いさせちゃったね。ごめんなさい」とのメールを返信した。
この続きの記事によると、週刊ポストがこのメールのやり取りについて、中居に代理人を通じてコメントを求めたが、「お答えすることは差し控えさせていただきます」との回答のみだったという。
したがって、第三者委員会がWHO定義の性暴力と認定したことは、正しかった。
国分太一のハラスメントについての証言が続々、特に酷かったのは男性スタッフを裸で川で泳がせたこと
元TOKIO・国分太一については、複数のネット記事が、国分の番組スタッフ等へのハラスメントの事例を述べているが、特に衝撃的だったのは、「週刊文春」電子版の2025年6月25日配信の記事「国分太一『複数のわいせつ事案』《男性ADを『全裸で川に』年イチ“恐怖のキャンプ”/『松岡に恥をかかせる』イジメ仲間 山口達也を直撃》」の内容だった。
国分が17年間レギュラー出演していたテレビ東京の「男子ごはん」の夏のキャンプスペシャルの収録の度に、国分が若手男性スタッフを全裸で川で泳がせたという。
国分は「脱いじゃったほうがいいんじゃないの?」とやんわりと要求しただのつもりだったかもしれないが、場の空気を察したスタッフはその場で全裸になって、川で泳がざるをえなかったという。女性スタッフもいたから、屈辱的だった。
ジャニーズで異例のMC業での大成功、大物として地位を築き、諫められる人間がいなかった
中居正広も国分太一も、ヤンキー上がりで攻撃的気質があり、大人気グループのメンバーで、旧ジャニーズでは異例のMC業で大成功して、大物MCとしての地位を築いた。周りからチヤホヤされて、諫める人間がおらず、調子に乗っていたのだろう。
誰か歯止めをかけられる人物がいれば、2人とも、こんな最悪な形で表舞台から消えることにはならなかったかもしれない。
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