SixTONES新曲『RAM-PAM-PAM』に賛否両論、歌はいいがダンスとパンツ見せに『ダサい』『恥ずかしい』の声も

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・海外からも批判、既にSixTONESは国際的に注目を浴びるようになった
・楽曲と雰囲気・歌唱はいいが、露骨な裸・パンツ見せはダサい見世物になりかねない
・商品情報

2019年10月4日のNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部」で、SixTONESが新曲「RAM-PAM-PAM」を披露した。再放送は10月6日（日）10:00からだ。

SNSを見渡すと、この楽曲については、ファンのほとんどが気に入った模様だ。ワルっぽい雰囲気も、SixTONESの魅力の出し方の一つととらえられた。

しかし、衣装やダンスの振り付けに関してのファンの支持は、楽曲よりも低めとなった。

さらに、途中で唐突に、上半身の裸を丸見せするのみならず、ズボンをずらして下着の赤いパンツ（正確には見せパン）を露骨に何度も見せる振り付けが、物議をかもすことになった。

たとえSixTONESファンであっても、単にキャーキャー喜んだりするだけでは済まなくなった。ファンだけ集めたライブのファンサービスならまだしも、ファン以外の多くの視聴者の目に触れる地上波テレビの音楽番組ではやめてほしい、という切実な意見もあった。

海外からも批判、既にSixTONESは国際的に注目を浴びるようになった

さらに、著作権違反なのだが、SixTONESの「RAM-PAM-PAM」のパフォーマンスの映像が、SNSで拡散され、韓国のサイトにオモシロ動画として紹介されてしまった。

おかげで、日本国内のアンチのみならず、韓国の視聴者からも英語や韓国語で、ダンスの振り付けが古いとか、パンツを見せるとは「アジアの恥」、「日本の人はこんなものが好きなの？」「振付師に報酬を返上させるべき」などの批判の書き込みが、相次ぐようになった。

それにしても、海外から批判が来るくらいだから、SixTONESは既に国際的に注目されているのだ、とポジティブに考えることもできる。

楽曲と雰囲気・歌唱はいいが、露骨な裸・パンツ見せはダサい見世物になりかねない

筆者はSixTONESもK-POPのいくつかのグループも好きだという立場で、感想を述べておきたい。

「RAM-PAM-PAM」については、楽曲はカッコいいし、独特の雰囲気があり、京本大我の歌唱力が活かされていていいと思う。ジェシーもクールに上手く歌っていたし、田中樹のラップも"らしさ"が出ていて、なかなかいいと思った。

7人バラバラの衣装については、ちょっと重たすぎる衣装の人もいるな、と気になったが、本人たちが自分の意志で選んだのであれば、それでもいいかなと思った。

ダンスの振り付けに関しては、特に後半にやや物足りなさを感じた。もしかしたら、歌の安定性を重視して動きを減らしたのかもしれないが、SixTONESならもっと踊れそうなのに、という気はした。

一般的に、ジャニーズの振り付けは古くさい・ダサいと言われることもある。特に最先端（高速・高難度をしなやかに、シンクロは一糸乱れず）を追求したがるK-POPと比べると、時代遅れと見られる場合もあるが、これは振付師のセンスの問題だろう。

SixTONESは世界に出て行くグループなので、K-POPのマネゴトではない独自色を出しつつ、古臭いイメージが付かないよう注意すべきだろう。

ワルっぽい雰囲気や、腰を使ったセクシーな振りはいい。だが、ファンを喜ばせるための動きだとは思うが、唐突に裸の上半身を丸見せしたり、何度もズボンをずらして赤いパンツ（見せパン）を「ほら見ろよ」と言いたげに露骨に見せつけるのは、いただけない。洗練されたセクシーさではなく、ダンスの流れを乱すダサい見世物になってしまいかねない。

ファンだけを集めたライブの余興のファンサービスならまだ分かるが、一般視聴者も観ているテレビ番組だ。ファンがファン以外に対して自慢できるどころか、恥ずかしく感じるようなSixTONESであってはまずい。

洗練されたダンスの振り付けの自然の流れの中でのチラ見せなら、地上波テレビで全国の視聴者に披露しても大丈夫だ。センスのある振付師に相談するといい。

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