増田貴久がキンプリ高橋海人、SixTONES京本大我、美少年岩﨑大昇とデュエット（『ザ少年倶楽部』）

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・増田を『神』と崇めるキンプリ・高橋海人と増田が手をつないで登場
・希望者からオーディションで選ばれた高橋・京本・岩﨑が増田とテゴマス曲デュエット
・かつて増田はKinKi Kidsに憧れた、今の若手にとって歌の上手い先輩はテゴマス
・増田と一緒に歌えてキンプリ高橋海人が感極まって泣く
・ジェシーの英語の発音、少年忍者・織山尚大の卓越したダンスの才能
・商品情報

2019年9月13日のNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部」は、前回と同じ8月19日の収録の後半で、番組の20周年企画として、NEWS増田貴久が後輩たちとコラボ歌唱を披露した。見どころ満載だった。再放送は9月15日（日）午前10時からだ。

増田の登場前に、2019年8月8日の東京ドームでの「ジャニーズJr. 8・8祭り～東京ドームから始まる～」のダイジェスト映像が流れた。短かったが、NEWSのバックダンサーを務めてきたMADEの4人がNEWSの2016年発売のアルバム「QUARTETTO」収録の「Wonder」のステージ・パフォーマンスをしているシーンも流れた。

増田とのデュエットの希望者が多数いた中、増田と岸優太によるオーディションで選ばれたという（ジャニーズ上層部の方針もあっただろうが）King & Princeの高橋海人（20）、SixTONESの京本大我（24）、美少年の岩﨑大昇（17）の3人が、増田とテゴマスの楽曲をデュエットで歌った。みんな上手で、特に京本大我はアイドルというよりプロ歌手を感じさせ、素晴らしかった。

高橋は神と崇める増田と一緒に歌えて、終わった後に感極まって泣いていた。手越祐也とも親交の深い京本が、テゴマスのおかげで育った旨述べていた。

かつて増田はジャニーズJr.時代に「キンキ（KinKi Kids）さんで育った」と発言していたが（2016年7月20日「ザ少年倶楽部プレミアム」）、世代が変わり、今のジャニーズJr.の子たちにとって、歌の上手い先輩と言えばテゴマス、になっているようだ。

今回の特別企画に増田が出演してソロ歌唱と後輩とのコラボ歌唱をしたこと自体はとても良かったが、テゴマスの手越が疎外されているような気がしなくもなかった。

余談だが、ジェシーの英語はアメリカン・イングリッシュとはちょっと違い、日本訛りのインターナショナル・イングリッシュのように感じた。

少年忍者の織山尚大（なお、15）の高難度でアーティスティックなソロダンスは、芸術的表現力・身体能力とも凄かった。BTSのジミンを彷彿させた。

増田を『神』と崇めるキンプリ・高橋海人と増田が手をつないで登場

増田登場の20周年企画の進行役はKing & Princeの永瀬廉と（A.B.C-Zの河合文人の代行役の）岸優太が務めた。

増田の登場直前に岸が「まずはこちらです！」と大声で言ってから「すいません、間違えました」と付け加え、観客が何事かと思っているうちに、増田がキンプリの高橋海人（20）と手をつないで登場した。

増田は卵色のトレーナーのようなゆったりしたトップスに、ベージュの7分パンツ、ネックレスというファッションだった。高橋は白いジャケットに黒の細めのパンツだった。

増田が言い間違えた岸に「振るの、へたくそ？」と笑いかけたのが第一声だった。

なぜ増田と高橋が手をつないでいたかについて、高橋が夢見心地な笑顔で、真剣に増田愛を語り始めた。

「これは、夢みたいな。……知ってるでしょ？　僕が『増田君好き』界隈の中ではナンバーワンということを。宇宙1ですよ。デビューして『何がしたい？』って言われたら、絶対『増田君と歌ってみたい』ってずっと言ってたの」

希望者からオーディションで選ばれた高橋・京本・岩﨑が増田とテゴマス曲デュエット

永瀬が「噂によると、増田君と歌いたい人が、もっとおったみたいな」と言い、岸が今回の増田とのデュエット企画の舞台裏をこう明かした。

「今回、めちゃめちゃ応募ありまして。その中で、ちょっとオーディションを私、させて頂きました、増田君とね。その『歌える』主導権をゲットした人たちが、今日歌える」

つまり、増田と一緒にデュエットしたいと希望したジャニーズJr.らが多数いて、岸と増田がちょっとしたオーディションを行って、3人（もしくは高橋以外の2人）を選んだというシビアな話だった。

どういうオーディションだったかは明かされず、ジャニーズ上層部の方針もあったに違いないと思われるが、歌唱力は重視されていたとみられる。

永瀬が増田に「本当によかったんですか、海人と歌ってくださるなんて？」と気遣うと、増田は「いや、嬉しいよ」と即答し、高橋が「いやいや、ありがとうございます」と感謝した。

永瀬が「お2人、プライベートに交流は？」と質問すると、増田があっさりと「ごはんに行ったりね」と、仲良しであることを明かした。

高橋は「二十歳になって、ごはん行かせて頂いたり」と言った。増田がこう説明した。

「あの塚ちゃん（同期のA.B.C-Zの塚田僚一）が、俺と海人を一緒にごはん食べさせたいんだって言って、塚ちゃんが開いた会で。塚ちゃんはいろんなところで、『海人とまっすー合わせたの俺だから』って言ってる。もう塚ちゃんなんて飛び越えて、2人で会ってるから」

ということで、高橋以外に誰が増田と一緒に歌う栄誉に預かったかは、事前には明かされず、曲が流れるとサプライズ登場する、という流れだった。

増田と後輩のコラボの最初の曲は、キンプリの高橋海人とのデュエットで、テゴマスの2007年発売の「キッス～帰り道のラブソング～」（アルバム「テゴマスのうた」にも収録）だった。

高橋は甘い歌声で、時にかわいらしく、手越祐也のパートを上手に歌っていた。増田はもちろん、持ち歌だから、抜群の安定感と表現力だった。

無事に歌い終えると、増田が拍手をして、高橋にハグをした。2人ともとても嬉しそうだった。

1曲目が終わると、間髪を入れずメドレーで、2曲目のテゴマスの「夜は星をながめておくれ」（アルバム「テゴマスのあい」に収録）のイントロが流れ始めた。

そこでSixTONESの京本大我（24）が笑顔で登場し、観客から歓声が上がった。既にジャニーズ外のミュージカルの大役にも抜擢されるほどの歌唱力が認知されているだけあって、京本はとても上手だった。他の2人はアイドル唱法的なところがあるのに対し、京本は声の出し方からしてプロを感じさせ、安定感と表現力が抜群だった。

美しいハーモニーで歌い終えると、増田が京本に拍手をして、ハグした。

続けて、3曲目はテゴマスの2006年発売のデビュー曲「ミソスープ」（アルバム「テゴマスのうた」にも収録）で、デュエットの相方として登場したのは美少年の岩﨑大昇（17）だった。

岩﨑は今回の増田のデュエットの相方の3人の中では最年少の17歳だったが、よく通る伸びやかな歌声で、安定感があった。

サビの後半には高橋と京本も加わって、4人で熱唱し、最後のハモリは岩﨑と増田が美しく締め、増田が岩﨑にハグした。

かつて増田はKinKi Kidsに憧れた、今の若手にとって歌の上手い先輩はテゴマス

コラボステージが終わると、進行役のキンプリの永瀬と岸が出てきて、しばしトークをした。

永瀬が増田に「なかなか後輩と歌うことないと思うんですが」と語り掛け、岸が「いかがでしたか？」と尋ねた。増田は感慨深そうにこう述べた。

「みんなめちゃめちゃ歌上手いんで。嬉しいです。僕もジュニアの頃に、キンキ（KinKi Kids）の曲を、手越と2人で歌ってたりとか。先輩の歌で、こんな歌、歌ってみたいとか、すごい思ってたから。僕と歌いたいって言ってくれたことが、今回すごく嬉しくて。たぶん俺のほうが緊張してるんだよね」

これに一緒に歌った後輩3人は真顔で反応した。京本は「僕ら、（ステージの）後ろで抱き合ってましたから、始まる前に」と、3人が相当緊張していたことを明かした。

増田は京本に、「2人で、ほらジェシーとさ、（アルバム『テゴマスのあい』収録の）『夜は星をながめておくれ』を歌ってくれてたの、聴いてたから」と話した。

京本もジェシーも以前より手越祐也に目をかけられていて、増田よりもむしろ手越と沢山交流があった。京本は自身が作詞し、手越が作曲した楽曲「茜雲」を、2016年9月のSixTONESとSnow Manの主演舞台「少年たち危機一髪！」で手越のコーラス音入りで披露したこともある。

京本は「ほんとに、テゴマスさんのおかげで育ってると言っても、過言じゃないくらい聴いてたんで」と述べた。

増田はふざけたように大げさに「まあな！」と笑っていた。

増田はかつてジャニーズJr.時代に「キンキ（KinKi Kids）さんで育った」と発言していた（2016年7月20日「ザ少年倶楽部プレミアム」）。世代が変わり、今のジャニーズJr.の子たちにとって、歌の上手な先輩はテゴマスなのだ。

それにしても、増田が今回の特別企画に登場して、後輩とのコラボ歌唱及び（先週オンエアされた）ソロ歌唱をしたこと自体はとても良かったが、何だか手越が疎外されていてちょっと可哀そうかも、という気がしなくもなかった。昨年からの世間を騒がせた問題の余波で、手越は今回キャスティングしてもらえなかったのだろうか。

増田と一緒に歌えてキンプリ高橋海人が感極まって泣く

永瀬が高橋に「海人、どうだった？」と尋ねると、高橋は感無量な様子で、控えめに「何て日だって感じだよね」と述べた。

永瀬が高橋の表情を見て「泣きそう」と言うと、高橋は「本当に俺、好きだったから」と言いながら言葉に詰まり、涙ぐんで後ろを向いた。永瀬が「ガチ泣きです」と実況報告した。

増田は「何それ？」と戸惑いながらも、「超かわいいじゃん」と嬉しそうだった。

高橋は前を向き、「増田君は、前会った時あるんだけど、2メートル以内に近づいちゃいけないと思ってて。ほんとに神だから」と述べ、横にいる増田の顔を見て「うわ～！」と再び感激していた。

増田は「持って帰りた～い！」とふざけたように笑い、「嬉しいよ」と喜んでいた。

永瀬が「増田君、また是非海人ともコラボしてあげてください」と言うと、増田は「何かあったら呼んでください」と乗り気だった。

番組のエンディングのキンプリの5人のトークの中で、高橋は増田とつないだ手について、「この手は洗いません」と述べていた。

ジェシーの英語の発音、少年忍者・織山尚大の卓越したダンスの才能

なお、余談になるが、増田登場前に、SixTONESのジェシーがソロで全編英語のジャズのスタンダード楽曲である「Fly Me to the Moon」を上手に歌っていた。

ジェシーの英語は流暢なのだが、発音は典型的なアメリカン・イングリッシュとはちょっと違い、かといって、ブリティッシュ・イングリッシュでもなく、若干日本訛りの入ったインターナショナル・イングリッシュのように聞こえた。

歌の途中で、少年忍者の織山尚大（なお、15）が登場してソロのアーティスティックなダンスを披露したが、これがめっちゃ上手かった。芸術性・表現力豊かな振り付けを見事にこなし、高速の振りや身体能力を要する高難度の動きも素晴らしく、凄い才能の持ち主だと思った。

BTSのジミン並みの類まれな芸術的表現力・身体能力を持つダンサーだと思った。

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*ジャニー喜多川制作総指揮の舞台の映画版「映画少年たち」Blu-ray/DVDが2019年12月4日発売。出演者はSix TONES（ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹）、Snow Man（岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介、向井康二）、西畑大吾、大西流星、室龍太、正門良規、小島健その他ジャニーズJr./関西ジャニーズJr.、戸塚祥太、横山裕など。特典映像は、メイキング映像・イベント映像集。先着予約特典としてB6クリアファイルが付く。

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*ジャニーズJr.の2019年8月8日東京ドーム公演「ジャニーズJr. 8・8祭り～東京ドームから始まる～」が映像パッケージ化され、「素顔4」DVDとして2019年11月6日に発売。「素顔4」はジャニーズJr.盤、SixTONES盤、Snow Man盤、Travis Japan盤、関西ジャニーズJr.盤の5形態があり、全形態共通でライブ本編として「ジャニーズJr. 8・8祭り～東京ドームから始まる～」が収録される。ジャニーズJr.盤は、特典映像として東京ドームドキュメント映像が収録され、スペシャルフォトブックを封入。それ以外の盤種では、盤種名にあるユニットのライブおよびドキュメント映像が特典映像として収録される。一般ストアでは、ジャニーズJr.盤のみが2020年1月31日（金）までの期間限定で販売される。それ以外（SixTONES盤、Snow Man盤、Travis Japan盤、関西ジャニーズJr.盤）はジャニーズアイランドストアオンラインでの限定販売となる（https://www.sugao4.com）。

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