SixTONES『Stargaze』初週売上が自己最低更新、売上減の理由は以前とは異なる模様

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・オリコンでの『Stargaze』初週売上は33.0万枚、4作連続の減少で自己最低
・ビルボード・ジャパンでの『Stargaze』初週売上は33.9万枚、4作連続の減少で自己最低
・売上減少の理由はその時々で違う模様―以前は熱愛報道、最近はサブスク解禁も影響か
・商品情報＋最近の記事

SixTONESの2025年9月10日（水）発売の16thシングル「Stargaze」の初週売上が、オリコンで33.0万枚、ビルボード・ジャパンで33万9,953枚を記録し、いずれも週間1位を獲得した。ただし、売上は前作比で4作連続の減少で、自己最低となった。

オリコンでの『Stargaze』初週売上は33.0万枚、4作連続の減少で自己最低

オリコンでのSixTONESの16thシングル「Stargaze」の初週売上は33.0万枚で、オリコンの週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。ただし、売上は自己最低を更新した。

前作の2025年6月4日発売の15thシングル「BOYZ」のオリコンでの初週売上は35.7万枚（35万6,596枚）だったので、そこから2.7万枚（▲7.5％）の減少となった。

また、最近のピークだった2024年5月1日発売の12thシングル「音色」の初週売上の52.3万枚からは、4作連続の減少となった。

ビルボード・ジャパンでの『Stargaze』初週売上は33.9万枚、4作連続の減少で自己最低

ビルボード・ジャパンの週間シングル・セールス・チャートTop Singles Salesでの、SixTONESの16thシングル「Stargaze」の初週売上は33万9,953枚だった（見出しではビルボード・ジャパンの慣例に従い、四捨五入でなく切り捨てを採用）。

こちらも、自己最低の初週売上となっていて、前作の2025年6月4日発売の15thシングル「BOYZ」の初週売上の35万8,770枚からは、1万8,817枚（▲5.2％）の減少となった。

また、最近のピークだった2024年5月1日発売の12thシングル「音色」の54万0,564枚から、4作連続の減少となった。

売上減少の理由はその時々で違う模様―以前は熱愛報道、最近はサブスク解禁も影響か

SixTONESのシングルの初週売上が4作連続の減少となっている理由については、作品ごとに違うと思われる。

まず、最近のピークの売上を記録した2024年5月1日発売の12thシングル「音色」は、グループの結成記念日のアニバーサリー作品で、2ndシングル「NAVIGATOR」以来の役4年ぶりの高水準の初週売上を叩き出した。これはあくまでも例外的存在だ。

異例の12thシングル「音色」を除けば、SixTONESのシングルの初週売上は、2020年11月10日発売の3rdシングル「NEW ERA」から、2024年7月10日発売の13thシングル「GONG/ ここに帰ってきて」まで、オリコン・ビルボード・ジャパンとも、概ね39万枚～50万枚のレンジ内で推移していた。

そこからの下方シフトは、主に2つの理由があるとみられる。まず、13thシングルの発売直後の2024年7月下旬にメンバーのジェシー、同8月下旬に森本慎太郎の熱愛報道が出たことで、2025年3月19日発売の14thシングル「バリア」の売上が激減した。

しかし、その後の2025年6月5日発売の15thシングル「BOYZ」と、直近作の2025年9月10日発売の16thシングル「Stargaze」の売上減については、2025年5月17日のデジタル（サブスク）解禁の影響もあると思われる。

元々CDを毎回1枚買うか買わないかという程度のライトなファンの場合、MVとストリーミングで十分、と考える人もいる。メンバーの俳優業やバラエティー番組出演をきっかけにファンになる人の中には、音楽にそれほど興味のない人もいて、CDを買いたいとまで思わないケースもあるだろう。

かつては、有名アーティストに楽曲を提供してもらうと、そのアーティストのファンがCDを買ってくれることが、期待できた。

しかし、今の日本の音楽ファンは、CDは特別の理由がなければ買わず、沢山の楽曲をストリーミングで聴くことが、当たり前になっている。

SixTONESの今作16thシングル「Stargaze」の表題曲はJ-POPの大物アーティストのRADWIMPSの野田洋次郎が楽曲提供している。

だが、野田洋次郎のファンがSixTONESのCDを買ってくれる可能性は低い。楽曲「Stargaze」は既に7月6日に先行配信リリースされているから、ストリーミングで聴くか、よほど気に入ればダウンロード購入するかで、事足りる。

では、CDの売上の妨げになるから、配信リリースはやめるべきかというと、そういう考え方では、時代に取り残される。

SixTONESが歌唱力を武器とする「アーティスト路線」で行きたいと思っているなら、尚更ストリーミング・チャートに登場できるようであるべきだ。その上で、CD売上と両立させる方法を考えるべきだ。

SixTONESのシングルの場合は、今のところ、全曲配信ではなく、表題曲のみが配信リリースされているから、カップリング曲の音源を入手したいファンは、CDを買うしかない。

だが、他の多くのアイドルやアーティストのように、今後収録曲を全曲配信する可能性も視野に入れると、CDの売上も確保したい場合は、当たり前だが、熱心なファンが「手元に残したい」と思うグッズや、CDだけの特典を付けるのが王道だ。

SixTONESも、メンバーのジャケット写真、推しの写真と歌詞入りのブックレット、特典映像、先着外付け特典は、完備している。

それ以上の特典商法となると、K-POP系アイドルのようなイベント特典や、一部のJ-POP大物アーティストのようなライブのチケット先行申し込み権の特典を付けるという手もある。だが、今のSixTONESのCDの売上は、一般的にみて高水準なので、そこまでする必要はないだろう。

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イベント情報

8/10(日) 17:10「CANNONBALL」@埼玉・さいたまスーパーアリーナ
8/16(土) 11:00「SUMMER SONIC 2025」東京 MARINE STAGE@千葉・ZOZOマリンスタジアム

商品情報（PR）

*SixTONESの2025年9月10日（水）発売の16thシングル「Stargaze」の表題曲は、日本テレビ系「高校生クイズ2025」の応援ソングで、RADWIMPSの野田洋次郎による書き下ろしの青春エールソング。7月6日（日）0時に先行配信リリース。

CDパッケージは、DVD付き初回盤A（税込定価2,200円）、DGD付初回盤B（税込定価2,200円）、CDのみの通常盤（税込定価1,320円）の3形態で販売。初回盤AのDVDには、「Stargaze」のミュージックビデオ（MV）・メイキングに加え、前作シングルに収録されたメンバーソロ楽曲から、松村北斗「憧憬のアーチ」、髙地優吾「にたものどうし」、ジェシー「虹、僕」のMVを収録。初回盤BのDVDには、ソロ楽曲の制作風景からMV撮影までのドキュメンタリーに加え、京本大我「Night rider」、森本慎太郎「Life is…」、田中樹「No Cap」のMVを収録。

初回盤のCDには、2025年1月の全国ドームツアー「YOUNG OLD」東京ドーム公演の一部を、それぞれ3曲ずつ音源化。初回盤Aには「BORDERLESS ～Cat Call ～MIDAS」のメドレーを収録。初回盤Bには「SPICY ～THE BALLERS ～GONG」のメドレーを収録。通常盤には新曲「Clarity」「Tear Train」と、前作シングル「BOYZ」リアレンジver.も収録。通常盤初回仕様には20Pフォトブックが付く。

*書籍
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*SixTONESが夏フェスで披露した「恋のバタリアン」「Fiesta」が2025年8月17日（日）0時にデジタルリリース

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Apple Music

*SixTONESの京本大我のソロでのクリエイティブ・プロジェクト「ART-PUT」の一環として、初の音源となるCDアルバム「PROT.30」が2025年4月23日（水）リリース。リード曲「滑稽なFight」をはじめとする、京本大我が作詞・作曲を手がけた楽曲のみを、各形態ごとのボーナストラックも含め、全形態合計で17曲集めて収録。

CDパッケージはBlu-rayまたはDVD付き初回盤A（税込定価3,960円）、Blu-rayまたはDVD付き初回盤B（税込定価3,960円）、CDのみの通常盤（税込定価3,300円）の3形態で販売。

初回盤Aのボーナストラックは「癒えない」を収録し、映像にはリード曲「滑稽なFight」のミュージックビデオ（MV）や2024年にYouTubeの京本大我from ART-PUTチャンネルに公開した「Prelude」や「Blue night」のMVも収録。楽曲やMVの制作過程のドキュメンタリー映像も収録。

初回盤Bのボーナストラックには新曲「margarine」を収録し、映像には2024年12月3日の誕生日のイベント「TAIGA KYOMOTO Anniversary Event 『30-THI “ART”Y-』」昼公演の佐伯ユウスケのゲストコーナーとQ&Aコーナー、夜公演の崎山蒼志のゲストコーナーとQ＆Aコーナー、およびライブコーナーをノーカットで収録。

通常盤のボーナストラックには新曲「Over Dub」「Desire」「終わらせぬ世界」の3曲を収録し、初回仕様には20Pフォトブックが付く。先着外付け特典として、初回盤Aにはアクリルキーホルダー、初回盤Bにはステッカーシート、通常盤にはミニポスターが付く。

*SixTONESの2025年1月15日（水）発売の5thアルバム「GOLD」は、聴く人の日常のあらゆるシーンにGOLDを添えるコンセプト。シングル曲「音色」「GONG」「ここに帰ってきて」、CMソング「BORDERLESS」「Focus」など全形態共通の12曲と、各形態ごとのボーナストラックを含め、全20曲を収録。

CDアルバムは、Blu-rayまたはDVD付きの初回盤A（税込定価3,960円）、Blu-rayまたはDVD付きの初回盤B（税込定価3,960円）、CDのみの通常盤（税込定価3,300円）の3形態で販売。

初回盤Aはボーナストラックを含む全14曲を収録し、Blu-rayまたはDVDにはリード曲のミュージックビデオ（MV）、MVダンス・パフォーマンス・バージョン、MVメイキング映像、2024年7月6日の「Talking Rock! FES.2024」のライブ映像を収録。

初回盤Bはユニット曲3曲を含む全15曲を収録し、Blu-rayまたはDVDにはユニット曲のMVを収録。通常盤はボーナストラック2曲と「SPICY -GOLD ver.-」を含む全15曲を収録し、初回仕様には20Pフォトブックが付く。