※本ページにはプロモーションが含まれます。

Hey! Say! JUMP KinKi Kids 堂本剛

Hey! Say! JUMP八乙女光が突発性難聴発症から1カ月以上経て活動休止、事務所は堂本剛の先例から学ばなかった?

スポンサードリンク

(目次)・TOP
八乙女光本人が語った突発性難聴の発症と現状(2022年1月29日NHK『らじらー!サタデー』)
2022年12月11・12日の名古屋公演が終わって少し経った頃に発症
突発性難聴を2017年に発症した堂本剛からジャニフェスのリハ後にアドバイスを受けた
薮宏太『これからもHey! Say! JUMPとして長い時を一緒に過ごす仲間』『ゆっくり休んで』

Hey! Say! JUMPの八乙女光が2022年1月29日、NHK「らじらー!サタデー」での自身言葉での報告、およびJohnny’s netでの報告で、2021年12月に突発性難聴を発症し、治療に専念するために一定期間活動を休止する、と発表した。

突発性難聴と言えば、ジャニーズの先輩の堂本剛が2017年6月に発症し、4年半経った現在も、完治していない、という厳しい現実がある(2017年7月9日付「堂本剛が医学的治療をやり尽くすも左耳が聴こえず耳鳴りが残り『プロとしての仕事ができない』(2017年7月9日時点)」を参照)。

堂本剛の突発性難聴発覚時に、筆者も多くのファンも、突発性難聴は、発症後の24時間に適切な治療を受けられるかどうかが治るかどうかに影響し、症状が重ければ直ちに入院等で治療に専念しなければ完治できない、という恐ろしい病気である、と学んだ。

堂本剛が発症から4年半経った現在も「完治してない」とか「後遺症が残っている」という記事の書き方をするメディアが多いが、それははっきり言うと、聴覚障がい者になってしまった、という意味だ。

これは適切な初期治療を受けさせず、仕事を優先させた事務所の責任だ、と怒っているファンもいる。事務所内にいる堂本剛は事務所に抗議したくてもできないだろうが、外野から見れば、事務所を相手取って損害賠償の訴えを起こして然るべきだとも思える。

当然ジャニーズ事務所も、堂本剛の経験から、突発性難聴はとにかく初期に治療を優先させることが大事だと、分かっていたはずだ。それなのに、発症から1カ月以上経っても治らないジャニーズ・タレントが、再び出てしまった。果たしてこの間の事務所の対応は、適切だったのだろうか?

1人の人間が生涯にわたって聴覚障がい者になってしまいかねないという重大な話なのに、それでも忖度するメディアは信じがたい。

ここは、当たり障りのないトーンの記事は無視することにして、八乙女本人がラジオで実際の発症の時の状況とその後の経過、および現在の病状をどう説明したかを、注意深く検証してみるのが先決だ。

そこで、下記に2022年1月29日20:05からオンエアされたNHKラジオ「らじらー!サタデー」の終盤で、八乙女本人が話したことを示した。

八乙女の発症時期について、ジャニーズの報告ではただ「12月」とだけ述べているが、本人は「名古屋公演(12月11・12日)が終わって少しぐらい」と述べている。つまり、発症から活動休止発表まで、1カ月以上経過していたわけだ。

しかも、八乙女の発言によると、当初予定では1月30日のさいたまスーパーアリーナでのファイナルまで完走してからの発表となっていた(知念侑李と伊野尾慧のコロナ感染で1月22・23日の北海道公演と29・30日のさいたま公演は中止)。

そうした仕事優先の姿勢が、医師の「このままでは完治できない」との診断につながったのではないか? 堂本剛の時も、事実上のドクターストップがかかって、ようやく治療を優先できた、という経緯があった。

八乙女光本人が語った突発性難聴の発症と現状(2022年1月29日NHK『らじらー!サタデー』)

「僕、八乙女光から報告させて頂きたいことがあります」

「先月の12月に、突発性難聴になってしまいました。最初に気がついた時はテレビの収録中でして、ゴワンゴワンという耳鳴りと目まいが起きたのが始まりで、それが1日中症状が続いて、夜も耳鳴りが鳴って眠れない状態でした。で、直ぐに病院に行き、左耳ですね、左耳が突発性難聴ということが分かりました」

「今は発症してから少し経って、大きな音とか、苦手な音とかがあるんですけど、それを少し聞くと目まいがするという状態です」

「耳の難聴具合は良くなってきているんですが、複数で話すと、誰が何を話しているのか分からないっていう、ノイズ状態みたいなのが頭の中で起きちゃって、バラエティーやアーティスト活動をするのも難しい状態なんです」

「そこで、事務所の方とメンバーとよく話し合い、今日の『らじらー!』をもって、休業することになりました。急なことで、驚いたり悲しむ方もいると思います。ファンの皆様、そしていつも支えてくださっている関係者のみなさん、本当に申し訳ございません」

「何度も話し合って、突発性難聴と向き合いながら仕事をするという選択肢もあったんですが、春に控えている舞台、そして今頂いているお仕事を100%乗り越えられるかとじっくりと考えた時に、今の僕の回復状態では難しいと判断しました」

「毎日体調状態に不安を抱きながらのお仕事は、お医者さん的には厳しいと。あとは、『このままだと完治しない』っていうふうに診断されたことも、影響としては大きいです」

「みんなに本当に寂しい思いや悲しい思いをさせてしまうことは、僕的にはとても悔しい。本来は中止となってしまった北海道のライブ、そしてラスト、埼玉のライブの公演を終えて、ちゃんとHey! Say! JUMPの1つの仕事を乗り越えて、報告する予定でしたが、このタイミングの報告となりました」

「僕としては、Hey! Say! JUMPの15年目の記念すべき日に戻ることを目標にして、完治に向けて少し休みたいと思います。なので、それまで必ず元気な姿を見せたいですし、みんなにまた会いたいので、今完治するお時間をください。僕が戻って来るのを待っててもらえると嬉しい。よろしくお願いします」

2022年12月11・12日の名古屋公演が終わって少し経った頃に発症

八乙女の活動休止報告が一巡すると、薮宏太が「去年の年末ぐらいからかな?」と尋ねられ、八乙女はこう答えた。

「年末ぐらい。目まいがしたり。名古屋公演(12月11・12日)が終わって少しぐらいですかね。目まいがして。歩くのだけでも、振動でもちょっときつい、みたいな状態でしたね、最初は」

薮はこう述べた。「最初のほうは、向き合いながらやって行くという選択もありましたけど。何てったって光の健康が一番ですし、我々当面は7人で活動して行きますけど、いつでも光が戻って来るように、ちゃんと居場所は、もちろんのことですけど、残しておきますし」

「しっかりと治療に専念できる環境をね、やっぱ不特定多数いると、いろんな環境でね、ストレスが耳にかかっちゃうと思うから、しっかり一番いい環境で療養して頂いて、元気になって帰って頂ければ。それまでの我々は、光っていうものを背負ってみんなで頑張っていくので、安心して休んで頂きたいなと」

突発性難聴を2017年に発症した堂本剛からジャニフェスのリハ後にアドバイスを受けた

八乙女は、2017年6月に突発性難聴を発症して今なお完治していない堂本剛と話したことを明かした。

「宮城公演(2022年1月15・16日)に向けて、ジャニフェス(2021年12月30日「Johnny’s Festival」)のリハーサルの時、本当に耳の状態が難しくて、イヤホンの状態がとにかく聴きにくいというか、何が鳴ってるか分かんなくて」

「急遽リハーサルが終わって、KinKi Kidsの堂本剛君に、同じ突発性難聴を持っているので、耳中ってどうしているのかなって聞こうと思ったんですけど。剛君は2時間ぐらい、突発性難聴との向き合い方とか。『本当は休めたらいいんやけどな』って言ってくれたり。イヤモニについて詳しく教えてくださって」

「それで、宮城公演では、イコライザーをいじるとかいうのも、剛君に教えてもらって。音域消したり。僕は高音と低音が苦手なんです、今の状態。中音域だけを左耳で聴いて」

「その前に耳栓をして。会場の重低音がどうしてもダメなんで、イヤマフっていう、防音のヘッドホンみたいなのを付けて。それだと軽くて踊りもできるんで、ライブはできるだろうということで、宮城公演」

薮が「滞りなく。やっぱり、バラエティーとかが大変なのかな、人が多いから?」と尋ねると、八乙女はこう答えた。

「そうですね。5、6人がバ~ッと喋って、俺に何か突っ込まれた時とかは、どうしても頭の中で、本当に何語を喋っているか分かんない状態になっちゃって、自分に振られているか分からなくて、スルーしちゃう時とかあったり」

「あとは、音楽も特にすごい難しくて。宮城公演の時も結構歌とか、もちろんまだ全然慣れてない状態だったから、右耳だけで聴いてピッチ合わせるとかが、すごい難しかったりとか。いろいろあって。そういうふうにやって行くのもありだと思ったんですけども、やっぱ関係者だったりメンバーを、本当に心配させちゃうなっていうのもあって」

薮は「イヤマフしていてね、ファンの子もちょっとびっくりした声もありましたからね」と振り返り、八乙女も「どうしたのかなっていうふうに思った方も沢山いると思いますけど、ここで報告になりました」と述べた。確かに、2022年1月15・16日の宮城公演以降、ネットでは「八乙女光 ヘッドホン」という検索ワードが上位に上ってきていた。

薮宏太『これからもHey! Say! JUMPとして長い時を一緒に過ごす仲間』『ゆっくり休んで』

薮は八乙女に向かって「人生長いですし、これからもHey! Say! JUMPとして長い時を一緒に過ごす仲間ですから、ほんとゆっくり休んで。いつでも待ってますから、我々は」と、温かい言葉をかけた。

八乙女は「今だけ我慢してとにかく、完治して、薮の言ってくれたように、これからのJUMP人生のほうが長いので、今だけは我慢して、じっと家でキノコみたいに」

薮「治さなきゃ、治さなきゃっていうプレッシャーより、光らしくストレスフリーでやって。そういうのが一番いいと思いますし」「ゆっくり休んで」

薮宏太、いい奴だ。八乙女君、ストレスを感じなくて済む環境で、ゆっくり休んでください。



スポンサードリンク

-Hey! Say! JUMP, KinKi Kids, 堂本剛
-, , , , , , ,