（目次）・TOP
・ KinKi Kidsのグループ名が使えなくても2人で活動するならそれでいい
・核心部分の3人の主な発言―光一のKinKi Kidsへの想い、独立を踏みとどまる理由
2024年3月10日（日）のフジテレビ系「だれかtoなかい」のゲストはKinKi Kidsの堂本光一とSexy Zoneの佐藤勝利で、既に個人としては旧ジャニーズ事務所（現SMIL-UP.）を離れた嵐の二宮和也と元SMAPで3年前に独立した中居正広だからこそ切り込める、興味深いトークを展開した。
中居がこのMC陣に加え、堂本光一が所属するKinKi Kidsの相方・堂本剛が独立し、Sexy Zoneも3月いっぱいで中島健人が脱退して3人体制になることを踏まえ、「しっちゃかめっちゃかだな」と笑っていたのが、面白かった。
ここでは、堂本光一のKinKi Kidsおよび自身が事務所残留に傾いた理由について話した部分が貴重だったので、書き留めておきたい。
KinKi Kidsのグループ名が使えなくても2人で活動するならそれでいい
筆者に一番刺さったのは、光一が「剛君的には、『たとえばKinKi Kidsっていうグループ名を使えなくなったとしても、2人で活動するならそれでいいじゃん』っていう」と述べたことだった。
少年隊の活動再開がなくても「少年隊」という名前を残したい、という考え方とは真逆だ。名より実を取る、といったところか。現に、元King ＆ Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太はTOBEで「Number_i」という3人組グループで活動を始めたし、元ジャニーズJr.のIMPACTorsの7人もTOBEで「IMP.」という新グループ名でデビューを果たした。
事務所を出るとグループ名が使えなくなるのは寂しいが、大事なのは同じメンバーが一緒に活動し、ファンの前に立つことだ。
光一がSTARTOと契約する主な条件が後輩の演出を担当させてもらうことである以上、希望通りの条件が得られない場合は、独立する可能性もあるだろう。その場合も、KinKi Kidsの楽曲自体は、JASRACでの手続きを踏んで使用料を払えば、ライブで歌える（アレンジし直すなら作詞者・作曲者らの個別許可も必要）。
核心部分の3人の主な発言―光一のKinKi Kidsへの想い、独立を踏みとどまる理由
番組中での光一、中居、二宮の3人の核心部分の主な発言は以下の通りだ。
光一「（堂本剛の独立について）僕とは、彼の意志っていうのは、結構前からもう、聞いていて。話はしていたんです」
中居「準備ができれば、整えばっていうね？」
光一「はい。尊重したいとは思うんですけど」
二宮「光一さん、しないんですか？」
光一「これ、勘違いしちゃいけないのは、遅かれ早かれ全員退所するから。で、今までとは違う新会社ってものがあるから、新会社と契約するかしないかの話」
二宮「僕今、嵐です。独立しても嵐です」
光一「剛君もそういう形を、似たような形の」
中居「光一がもし、自分も1人で環境を変えたいと思って、俺も出ようって思ったら、出るの？」
光一「まだ詰めているところではあるんですけど。後輩の演出とかやるようになって、彼らを導かないとダメだなっていう思いがあるんです。そこが大きいですかね、今は」
中居「光一、出たらさ、KinKi Kidsはできるの？」
光一「名前は使えないですね。名前はやっぱり権利の問題で」
中居「剛のことを尊重してるけど、間に挟まってることとか、ないのかな？」
光一「正直言って、話しました、その辺も、真剣に。剛君的には、『たとえばKinKi Kidsっていうグループ名を使えなくなったとしても、2人で活動するならそれでいいじゃん』っていう。そういった意味では、この子強いな、すごいな」
光一「だから、KinKiって名前を捨てたくないから、じゃあまだ残ってるんだよってことではなくて。もちろん、100％ないとは言い切れないですけど、ありますけど。面倒みてきた後輩とか、まだデビューもしていない後輩もいるわけで。その子たちの演出とかしてると、本当に頑張ってるんで。力になれることがないかっていう思いもあるので」
光一が自分自身の言葉で大事なことを話す、貴重なトークだった。MCが中居と二宮だからこそ、上手に核心部分を引き出すことができたのだとも思う。
KinKi Kidsの最近の記事:
2024年2月22日付 堂本剛が個人活動での旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）退所をインスタグラムで発表
2024年2月9日付 堂本剛がいよいよ旧ジャニーズ（現SMILE-UP.）退社へ、とジャニ御用メディアが伝える
2024年1月11日付 堂本剛がももクロ・百田夏菜子と結婚！びっくり。過去に楽曲提供、番組でも共演
2022年8月4日付 KinKi Kids『Amazing Love』45作連続オリコン1位、ビルボードJAPAN Hot 100は2位
[PR]
