IMP.デジタルシングル『FLOW』リリース、全編英語詞、曲もMVも新たなセクシーな魅力あり

『FLOW』はサウンドも映像も、これまでのIMP.になかったセクシーな魅力を醸し出している

楽曲「FLOW」は世界に向けてのアピールに相応しい全編英語詞で、リズムを、流れを作る、滑らかに、でも力強く、僕らは止められない流れを作っていく、という思いが込められている。

「FLOW」のMVは、モノクロな画面から始まっている。今風の音数の少ない、それでいてお洒落なサウンドのダンス・チューンだ。映像もサウンドも、これまでのIMP.が表に出してこなかった大人の男性のセクシーな雰囲気を醸し出していて、IMP.の新たな魅力をアピールすることに成功している。

突然モノクロがカラーになり、赤い衣装のメンバーのダンスが活発さを増し、色とりどりの花の映像も登場する。単にモノクロの世界からカラーに変化するだけでなく、赤などの鮮烈な色づかいによる対比が見事だ。

「FLOW」は音楽も映像も、IMP.の新しい魅力を引き出していて、とてもいいと思う。

1stシングル『CRUISIN’/ IMP.』、2ndシングル『SWITCHing/ I Got It』全曲を3月12日より配信決定

IMP.がCDとして2023年11月8日（水）発売した1st シングル「CRUISIN’/ IMP.」および2024年2月21日（水）に発売した2nd シングル「SWITCHing/ I Got It」の、全収録曲が、2024年3月12日（火）より配信開始されることが決定した。

これまでは、各シングルのタイトル曲にもなっている4曲が、CDに先行してデジタルシングルとしてリリースされていただけだった。つまり、CDのカップリング曲は、CDを購入しなければ聴くことができなかった。

一般的には、CD発売と同じ日に全収録曲の配信リリースも実施するアーティストが多いが、中には、CDの売れ行きを気にして、CDでしか聴けない曲を残しておくアーティストもいる。

ただ、熱心なファンであれば、CDも買うし、楽曲のダウンロード購入もするし、ストリーミング再生もMV再生もする、というフルコースでの推し活をするのが当たり前だ。

音楽業界は配信、特にストリーミング中心になりつつあるので、CD売上減少を恐れて配信リリースを見送る、というやり方は、いつまでも維持はできないだろう。MVやストリーミングで、まずはライトなファンを増やすことから始めれば、そのうちライトなファンの一部が沼にハマってCDやライブチケットやグッズにお金を落としてくれるようになる。

なお、「FLOW」のダウンロード・キャンペーンが3月11日（月）から開始となっていることからも言えるが、ビルボ―ド対策の重点週は3月11日（月）～17日（日）の1週間だ。

（初心者向けビルボ―ド対策はこちら: Web記事版 　 YouTube動画版）。

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