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・2024年Billboard JAPAN Hot 100で、Number_iが国内アイドル/ダンス＆ボーカルGで最高位
・アルバムは総合・CDとも1位はSnow Man『RAYS』/ Number_iはデジタルアルバム1位
・ CDシングル1・2位にSnow Man、4位にAぇ!group
ビルボ―ド・ジャパンの2024年年間チャートが、集計期間を2023年11月27日～2024年11月24日として、発表された。ここでは、STARTOとTOBE中心にまとめておきたい。
総合ソングチャートのBillboard JAPAN Hot 100では、国内アイドル/ダンス＆ボーカルグループの最高位は、TOBEのNumber_iの「GOAT」の16位だった。
アルバムチャートの1位は、総合（フィジカル＋デジタル売上）、フィジカル（CD等）とも、1位はSnow Manの「RAYS」だった。
Snow Manはシングルでも1位と2位を占めた。
2024年Billboard JAPAN Hot 100で、Number_iが国内アイドル/ダンス＆ボーカルGで最高位
総合ソングチャートのBillboard JAPAN Hot 100の年間チャートでは、国内アイドル/ダンス＆ボーカルGで最高位は、TOBEの看板3人組グループ・Number_iのデビュー曲「GOAT」の16位だった（STARTO・TOBE以外に関しては2024年12月20日付「2024年年間Billboard JAPAN Hot 100アイドル最上位はILLIT『Magnetic』」を参照）。
それ以外のSTARTOおよびTOBEのランクイン状況を見ると、54位に中島健人＆キタニタツヤのユニット・GEMNのアニソン「ファタール」、68位にNumber_iの1stミニアルバム「No.O -ring-」のリード曲「BON」がランクインした。
図表1 2024年年間Billboard JAPAN Hot 100のアイドル/ダンス＆ボーカル楽曲（カッコ内は2024年以前のリリース楽曲のリリース年）
15位 ILLIT「Magnetic」
16位 Number_i「GOAT」
25位 Da-iCE「I wonder」
36位 LE SSERAFIM「Perfect Night」（2023年）
39位 Jung Kook「Seven (feat. Latto)」（2023年）
54位 GEMN（中島健人＆キタニタツヤ）「ファタール」
61位 NewJeans「Ditto」（2023年）
68位 Number_i「BON」
77位 NewJeans「OMG」（2023年）
97位 Da-iCE「CITRUS」（2021年）
99位 aespa「Supernova」
*集計期間は2023年11月27日～2024年11月24日。出所: ビルボード・ジャパン 2024年年間JAPAN Hot 100
出所: ビルボード・ジャパン
アルバムは総合・CDとも1位はSnow Man『RAYS』/ Number_iはデジタルアルバム1位
フィジカルアルバム（CD、LPレコード等）とデジタルアルバム・ダウンロードを合わせたHot Albumsの、2024年年間1位はSnow Manの4thアルバム「RAYS」だった。
なお、2024年12月26日より、Hot Albumsの構成項目に、主要ストリーミングサービス（Spotify、Apple Music、Amazon Musicなど）での、収録曲の再生回数が加わる。Snow ManやSixTONESは今後、サブスク全面解禁のタイミングを探ることになるかもしれない。
フィジカルアルバム（CD、LPレコード等）の売上チャートであるTop Albums Salesでは、2024年年間1位はSnow Man「RAYS」だった。売上は118万3,100枚で、ミリオンセールスを記録している。
このほか、TOP10のうち、3位にSixTONESの4thアルバム「THE VIBES」、7位になにわ男子の3rdアルバム「＋Alpha」、8位にNumber_iの1stアルバム「No.I」がランクインしている。
また、TOP20まで見ると、14位にNumber_iの1stミニアルバム「No.O -ring-」、17位にWEST.の10周年記念ベストアルバム「AWARD」がランクインしている。
図表1 ビルボード・ジャパン2024年年間のTop Albums Sales
1位 Snow Man「RAYS」118万3,100枚
2位 SEVENTEEN「17 IS RIGHT HERE」60万3,227枚
3位 SixTONES「THE VIBES」57万7,067枚
4位 SEVENTEEN「SPILL THE FEELS」51万8,679枚
5位 米津玄師「LOST CORNER」50万8,846枚
6位 Stray Kids「GIANT」48万3,827枚
7位 なにわ男子「＋Alpha」41万3,615枚
8位 Number_i「No.I」41万2,442枚
9位 SEVENTEEN「SEVENTEENTH HEAVEN」36万5,692枚
10位 ENHYPEN「ROMANCE: UNTOLD」36万1,605枚
11位 TOMORROW X TOGETHER「The Star Chapter: SANCTUARY」34万7,786枚
12位 INI「MATCH UP」34万6,520枚
13位 宇多田ヒカル「SCIENCE FICTION」32万8,496枚
14位 Number_i「No.O -ring-」32万4,114枚
15位 NiziU「RISE UP」31万2,974枚
16位 King Gnu「THE GREATEST UNKNOWN」28万3,239枚
17位 WEST.「AWARD」27万3,402枚
18位 TREASURE「REBOOT」26万7,447枚
19位 IVE「ALIVE」24万6,023枚
20位 JIN「Happy」23万9,199枚
*集計期間は2023年11月27日～2024年11月24日。出所: ビルボード・ジャパン 2024年年間Top Albums Sales
一方、デジタルアルバム売上のDownload Albumsでは、1位はNumber_iの1stミニアルバム「No.O -ring-」で、ダウンロード売上数は3万5,219DLだった。
CDシングル1・2位にSnow Man、4位にAぇ!group
フィジカル（CD等）のシングル売上チャートのTop Singles Salesでは、2024年年間1位はSnow Manの10thシングル「LOVE TRIGGER/ We’ll go together」で、2位もSnow Manの11thシングル「BREAKOUT/ 君は僕のもの」だった。ともに、ミリオン超えの高水準の売上となっている。
このほか、TOP20では、4位にAぇ!groupのデビューシングル「《A》BEGINNING」が、19位にSixTONESの12thシングル「音色」がランクインした。
ビルボ―ド・ジャパンでのシングル売上チャートの上位にSTARTOやTOBEのアーティストの作品が少ない一因は、イベント特典があってファンがCDを積む傾向のある、K-POP勢や46/48系女性アイドルなどが台頭しているからとみられる。
CDの積みの間引きをするオリコンのチャートのほうが、STARTO勢には有利になる。
しかし、TOBEアーティストは今のところ、CDをオリコン調査対象外のTOBE OFFICIAL STOREでの限定販売としているため、オリコンのチャートには登場しない。
図表2 ビルボード・ジャパン2024年年間のTop Singles Sales
1位 Snow Man「LOVE TRIGGER/ We’ll go together」1,30万0,889枚
2位 Snow Man「BREAKOUT/ 君は僕のもの」1,15万5,430枚
3位 INI「THE FRAME」88万0,979枚
4位 Aぇ!group「《A》BEGINNING」85万3,994枚
5位 INI「THE VIEW」84万9,042枚
6位 乃木坂46「チャンスは平等」81万6,102枚
7位 乃木坂46「Monopoly」81万0,211枚
8位 櫻坂46「自業自得」80万2,922枚
9位 JO1「HITCHHIKER」774万,583枚
10位 JO1「WHERE DO WE GO」77万0,986枚
11位 乃木坂46「チートデイ」72万7,821枚
12位 SKE48「愛のホログラム」70万0,447枚
13位 TOMORROW X TOGETHER「誓い（CHIKAI）」65万1,012枚
14位 AKB48「カラコンウィンク」64万9,684枚
15位 AKB48「恋 詰んじゃった」64万6,602枚
16位 ZEROBASEONE「ゆらゆら -運命の花-」63万3,408枚
17位 日向坂46「絶対的第六感」59万3,767枚
18位 櫻坂46「I want tomorrow to come」58万3,318枚
19位 SixTONES「音色」57万2,501枚
20位 櫻坂46「何歳の頃に戻りたいのか？」57万1,000枚
*集計期間は2023年11月27日～2024年11月24日。出所: ビルボード・ジャパン 2024年年間Top Singles Sales
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