今井翼

今井翼が銀幕デビュー、舘ひろし・黒木瞳W主演「終わった人」のIT企業社長役

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活動休止中のタッキー&翼の今井翼が、2018年6月9日公開予定の映画「終わった人」に出演することが発表された。内館牧子氏の小説「終わった人」(講談社)が原作で、中田英夫監督は、今井が重要な役で出演した2017年6~7月のフジテレビ系深夜ドラマ「屋根裏の恋人」の演出担当だった。当然、ドラマでの今井の演技を監督が気に入ったからこその、今回の起用だろう。

映画の主役は舘ひろしで、エリートコースから外れたまま定年を迎える大手銀行マンという役柄を演じる。そういう輝きを失った夫の頑固妻を黒木瞳がW主演の位置付けで演じ、夫婦関係がテーマとなる。となると、客層の年齢は高めかもしれない。

今井が演じるのは、舘ひろし演じる主人公の定年退職後の第2の人生に影響を与えるキーマンとなるIT企業の社長という役だ。今井にとってはこれが銀幕デビューとなる。俳優業に重点を置きたいとみられる今井にとっては、念願の映画出演で、大御所豪華キャストとの共演という恵まれた機会を得る。出演発表に合わせて記者取材を受けた。

デイリースポーツの2017年10月2日付記事によると、映画の制作サイドが、主人公の運命を変える重要な人物に華やかさを求めており、中田監督がドラマで今井と共演した縁もあって、出演が決まったそうだ。その後、今井はフットワークが軽い社長の役に向けて走り込みを続け、2カ月で3.5キロの減量に成功したそうだ。映画が初めての今井は、舞台と映画ではやや勝手が違ったそうで、「発声が出過ぎてしまう。抑えることを勉強させて頂いた」と述べていた。

舘は今井について、「ストレートで謙虚で感受性が豊か。素晴らしい俳優さん」と絶賛している(上記のデイリースポーツの記事)。今井に関しては、2017年3月に今井が主演した音楽劇「マリウス」の脚本・演出を担当した山田洋次監督は、今井の色気がジャニーズで一番いいと称賛していた。「マリウス」は同じく山田氏の脚本・演出で、2018年6月に大阪松竹座での上演も決定している。

ドラマ「屋根裏の恋人」で、今井は犯罪の濡れ衣を着せられて、昔の恋人で今は夫も子供もいる女性の邸宅の屋根裏に勝手に住み着いてその女性を寝取る、というジャニーズとしてはありえない役柄に挑戦した。最初の頃は舞台っぽい喋り方の演技のように見えたこともあったが、次第にしっくりとドラマの繊細な心理表現に入って行けていたと思う。今井が演じた得体の知れない役柄の面白さで、SNSが大盛況だった。

今井のジャニーズ退所説は根拠なし、仕事は充実

一部スポーツ紙が今井がジャニーズを退所して、元SMAPの稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の新たな所属先のCULEN(カレン)に行くのではないかとの憶測記事を出していたが、今井は今回の取材対応ではっきりと否定している。

今井はジャニーズ事務所から冷遇されてはおらず、むしろソロ活動は充実している。9月24日の日本テレビ系「おしゃれイズム 1時間SP」で、“スペイン通”を活かしたスペインロケと千葉・内房の釣り船ロケに出演していたが、その特番は番宣目的ではなく、今井のPR的な側面もある企画だった。

来年には音楽劇「マリウス」の再上演と映画公開も控えていて、役者としても飛躍しそうだ。また、今井が敬愛する小中学校の先輩の中居正広もジャニーズ事務所に残留しているから、今井がジャニーズを退所するインセンティブはない。



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