キンプリ岸優太・神宮寺勇太の舞台で堂本光一が演技指導、岸はギターも猛練習（『RIDE ON TIME #3』）

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・堂本光一が岸優太と神宮寺勇太の舞台『DREAM BOYS』の演出・演技指導
・岸は舞台でギターの弾き語りも披露、未経験だったギターを猛練習
・超多忙は人気者の証明、だが健康を害しても困る
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2019年11月1日深夜のフジテレビ系「RIDE ON TIME」では、King & Princeのエピソード#3が放送された。

特に、岸優太と神宮寺勇太の舞台「DREAM BOYS」が中心トピックだったが、その前に平野紫耀が、海外進出についてカメラに向かって述べていたので、書き留めておく。平野はこう語った。

「早く海外で活動する姿を見せなきゃいけないっていうのは。『YOUたちならできる』って（故・ジャニー喜多川氏に）言われてたので、その言葉に自信を持って」

この発言がその後番組内でフォローアップされることはなかった。

堂本光一が岸優太と神宮寺勇太の舞台『DREAM BOYS』の演出・演技指導

岸優太と神宮寺勇太が9月3～27日の主演舞台「DREAM BOYS」に向けて準備する中、大先輩でミュージカル舞台の達人・堂本光一が演出・演技指導に訪れていた。

岸・神宮寺と演出担当者とみられるスタッフと光一が、会議室のようなところで打ち合わせをしている場面があった。

「DREAM BOYS」は幼馴染の男たちがボクシングを通じて成長していく姿を描く作品だが、シリアスな芝居が終わると、ファンサービス的なショータイムのステージを行う予定になっていた。

しかし、光一は「ショータイム、要らなくないっすか？」と問題提起した。

これに演出担当者は「ファンサービスとして、やっておかなければ」と、ショータイムを入れるべきとの立場を示した。

しかし、光一は「ジャニーさん、別にそんなこと言わないと思う。『本編が良ければ、ショータイムなんて要らないんだよ』って言われたことあるもん。本人として『何を見せたいか』。（岸と神宮寺に）君たちが、何を見せたいか」

これに岸は若干戸惑い気味に「はい」と答え、神宮寺を見た。

2人は当惑していたが、はっきりとショータイムをやめるとは言わなかった。つまり、やめたくなかったのだろう。

光一は2人の気持ちを理解したようで、笑いながら「そこ悩むの偉いね。ファン想いだなあ」と述べた。

光一は、もしくはKinKi Kidsは公演でファンサービスに積極的ではない。筆者はジャニーズのいくつかのグループのライブを生ステージあるいはBlu-ray/DVDで観たことがあるが、KinKi Kidsが最も素っ気ない。

何しろ、トロッコに乗って観客のところを回るということすらしない。それでも観客の満足度が高いステージ・パフォーマンスを提供できているという自負があるのだろう。

しかし、岸も神宮寺も、大先輩の光一に敬意を示しつつも、ファンサービスをやめるつもりはなかった。

ただ、筆者個人的には、光一が言っていることが正論だと思う。ジャニーズの舞台は、ストーリーや歌・ダンスよりも、フライングや殺陣やアクロバットなどの奇抜な演出ばかりが注目される傾向にある。それらがなければ観客が退屈するのではないかと、自信がないから採り入れているのであれば、本編や歌・ダンスのレベルの向上を目指すべきではないか。

一方、光一が細かい演技指導をしていた場面もあった。岸が座ってうつむき加減に夢を語る台詞を述べていると、光一が「ここで言っちゃうと、今いち入って来ないんだよね」と言った。光一は、上を向いて客がイメージを得やすくなるような姿勢・素振りを提案した。

これまで、光一が演技指導をしている、というネット記事を見かけたことがあったが、想像がつかなかった。こういうふうに指導していたんだ、と興味深かった。