関ジャニ∞の2017年11月15日発売のシングル「応答セヨ」の通常盤を発売日の15日に入手した。表題曲の「応答セヨ」はメンバーの丸山隆平の初主演映画「泥棒役者」の主題歌だ。
「応答セヨ」はCM映像で見た時は、ああロックバンド形式の曲だ、と思っただけだったが、ステレオの大音響で聴くと、ノスタルジックで思わず引き込まれた。また、ラジオで一部を聴いていた通常盤のみの収録曲の「Street Blues」は、ど真ん中の4ビートの粋なジャズの曲だった。この2曲ともそのまま5回以上繰り返し聴いた。いい曲提供してもらったね、関ジャニ∞!
さらに、幸運なことに、この日の夜の読売テレビ系「ベストヒット歌謡祭 2017」に関ジャニ∞は出演して、「応答セヨ」をバンド演奏で披露した。CDだけだと誰がソロのメロディーパートを歌っているか、大体は分かったものの、確信がない部分はしっかり映像で確認できた。
「応答セヨ」はノスタルジー・情感溢れるロック
「応答セヨ」のイントロは安田章大のリードギターのソロで入り、大倉忠義のドラムのシェイクのリズムと共に一斉に熱唱が入る。歌が途切れたイントロ後半にリズムやギターにホワイトレゲエのTHE POLICEっぽい隠し味が仕込んであるようだ。
Aメロのメロディーは映画主演の丸山のソロで始まり、安田のソロ、渋谷のソロと続き、ツインでハモるところもある。サビの直前の盛り上がりの渋谷の声量の迫力が凄い。ちなみに、リードギターの安田は、テクノ少年みたいな短髪に黒縁眼鏡で、ユニークなファッションで登場していた。
サビは普通のロックながら、哀愁が漂う泣きのコード進行で、映画の世界観を表す歌詞と相まって、感傷的でなかなか味わい深い。作詞はポルノグラフィティのギタリストでもある新藤晴一が担当している。
筆者は個人的には長年ロックをじっくり聴くことはほぼなく過ごしてきたが、この曲は久々に楽しく聴けた。かつてアマチュアバンド時代のハードロックもかじったことがあるが、ヘビメタやパンクやプログレよりも、この「応答セヨ」くらい情感豊かなロックがいい。
リズム隊にも惹かれた。ドラムの大倉の、ここぞという時のバスドラのテンションと早打ちの盛り上がりがいい。丸山は長年ベースを弾くのが辛かったが最近ようやく楽しく思えるようになったそうだが、この曲のベースラインは情感溢れるサウンドに一役買っていてとてもいい。
盛り上がって終わった時のメンバーの爽快な表情を見て、いいなあバンドやってる人って、と羨ましかった。
「Street Blues」は大人の恋のムーディーなジャズ
「Street Blues」は大人のムーディーなジャズだ。関ジャニ∞がこんな曲を歌うんだ、となかなか感慨深い。4ビートでジャズベース、ピアノにジャズギター、ホーンセクションの構成で、どストレートなクラシックなジャズだ。
歌詞は愛する女性を口説くような、大人の恋を思わせる言葉が続く。かつてのコミカルソングを歌っていた関ジャニ∞はどこにもいない。大人の男たちだ。
筆者はかつてジャズのバンドも少しやったがあえなく挫折していたこともあり、この曲にもノスタルジーを感じて、いきなりヘビーローテーションしてしまった。ロックの「応答セヨ」と交互に聴くにはちょうどいい緩急の組み合わせだ。
アルバム「ジャム」の時も思ったが、関ジャニ∞はアーティスト性をどんどん高めつつある。今回の「応答セヨ」も力作シングルだ。
*関ジャニ∞の2017年11月18日発売のシングル「応答セヨ」の表題曲は丸山隆平主演映画「泥棒役者」の主題歌で、バンドスタイルのロックナンバー。作詞はポルノグラフィティの新藤晴一が担当。初回限定盤には「パノラマ“関ジャニ’sエイターテインメント”Remix」を追加収録し、付属DVDには「応答セヨ」のMVおよびメイキング映像を収録。全国8万枚限定生産のエイト限定盤のカップリング曲には「めざましテレビPRESENTS T-SPOOK」公式パーティーソングの「Sweet Parade」を追加収録し、付属DVDには「Sweet Parade」のMVおよびメイキング映像を収録。通常盤には「Sweet Parade」およびジャズビートの「Street Blues」を追加収録(詳細レビューは2017年11月16日付「関ジャニ∞の感傷的ロック『応答セヨ』と大人の恋唄ジャズ『Street Blues』」を参照)。
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*関ジャニ∞の2018年3月7日発売のライブDVD/Blu-ray「関ジャニ'sエイターテインメント ジャム」は2017 年9月10日の福岡ヤフオク!ドーム公演をライブ本編に収録。DVD初回限定盤の特典映像は、ツアーメイキング映像と札幌・大阪・名古屋・東京・福岡のMCダイジェスト映像を収録。さらに、ライブフォトブックと「KANJANI∞ SCHEDULE BOOK 2018」を封入。Blu-ray盤の特典映像は、ネバネバ企画映像(全会場分一挙収録)、ネバネバ企画罰ゲーム映像およびマルチアングル(奇跡の人 / JAM LADY / Answer / ノスタルジア)。
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*関ジャニ∞の2017年6月28日発売のアルバム「ジャム」はテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」の豪華ゲスト・ミュージシャン提供のアルバム新曲6曲も収録。3種販売で、共通楽曲はアルバム新曲+シングル6曲(発売済み)。初回限定盤Aは丸山隆平・安田章大・錦戸亮・大倉忠義のユニットによる「ノスタルジア」が追加収録され、付属DVDには「青春のすべて」(いきものがかりの水野良樹の提供曲)のMVとオリジナル企画映像「フトコロノカタナ」を収録。初回限定盤B には横山裕・渋谷すばる・村上信五のユニットによる「Answer」が追加収録され、付属DVDには星野源がakira nise (ニセ明)名義で提供した「今」のMVとバラエティー映像「撮り合いメイキング」を収録。通常盤には渋谷すばるが作詞・作曲・編曲を担当した「生きろ」、安田章大が作詞・作曲を担当した「JAM LADY」、錦戸亮が作詞・作曲・編曲を担当した「Traffic」も収録。
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