Hey! Say! JUMP中島裕翔が卒業、予告期間なしは円満じゃない脱退を示唆

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・グループ卒業日が発表日―これは円満でない脱退決定なのでは？
・デビュー当時はセンターとみなされたが、センターを山田涼介に奪われて俳優業にまい進
・30代前半でソロ仕事充実で独立のメドがつくのは、男性アイドルのキャリアの1つの理想形

Hey! Say! JUMPの中島裕翔（32）が2025年8月28日にグループ卒業を発表した。グループは7人体制となった。

発表から脱退（卒業）までの予告期間はなく、発表日に脱退しており、本人やメンバーの動画公開もなく、文章での発表のみだったため、円満な脱退決定ではなかった可能性がある。

中島は事務所に残り、俳優業に専念するという。俳優業で活躍していることは間違いないので、その選択は理解はできる。

グループ卒業日が発表日―これは円満でない脱退決定なのでは？

突然のグループ卒業だった。メディアの記事で見かけて、中島裕翔のHey! Say! JUMP脱退に気がついた時には、既に中島裕はHey! Say! JUMPの「元メンバー」となっていた。

円満なグループ脱退の場合は通常、ファンにメンバーから卒業の事前予告があり、ファンが心の準備をする期間が与えられ、実際の卒業までに音楽番組出演などで、脱退前の最後のステージが披露させる。

2021年4月11日に岡本圭人が脱退した際には、グループ全員で撮影した動画をファンクラブ向けに公開して円満卒業を示したが、今回は中島と他のメンバーのコメントのみだ。また、岡本の脱退は6日前にファンに告知され、脱退前に配信でグループでのコンサートも披露された。

しかし、中島の場合は、公式8月28日の発表文の中に、「2025年8月28日をもちまして、Hey! Say! JUMPを卒業しますことをご報告申し上げます」とあり、ファンは8人体制のHey! Say! JUMPの姿を2度と見るることができなくなった。

Hey! Say! JUMPが8月31日（日）に出演する東京・味の素スタジアムでの大型音楽フェス「a-nation 2025」には、7人体制で出演するという。

その僅か3日前の脱退だから、当然中島もリハーサルに参加していただろう。8月6日のインタライブで、中島は「a-nation」の打ち合わせをしたと報告していたという。

突然の卒業発表は、円満でない形で脱退が決定したことを示唆しているとしか思えない。

卒業の理由については、2007年に11月14日にデビュー18周年を迎えるHey! Say! JUMPの、20周年に向けての活動の協議を重ねていく中、中島が自立して個人での活動をして行きたい旨の申し出をしたという。

中島は事務所に残って、俳優活動に専念し、10月に個人ファンクラブを開設予定だという。筆者個人的にも、TBS系日曜劇場「半沢直樹」（2013年）やNHK総合「大奥」（2023年）での中島の演技は今も覚えていて、俳優業に専念したいという気持ちは分かるような気がする。

俳優としていろんな役柄にチャレンジしたくても、キラキラアイドルにしか見えなければ、役柄は限定される。しかし、中島の場合は、アイドルオーラを完全に消した演技もこなせていた。また、アイドルグループのツアーの日程のせいで、受けたい俳優の仕事のオファーが受けられないこともあるだろう。

デビュー当時はセンターとみなされたが、センターを山田涼介に奪われて俳優業にまい進

筆者も覚えているが、2017年11月に日本テレビ系「ベストアーティスト 2017」にHey! Say! JUMPが出演した際に、控室で中島が他のメンバーに脱退したいと申し出る、というドッキリ企画があった。

中島が芝居への気持ちが強くなったことを理由にJUMPを辞めたいと言ったところ、山田涼介が真剣に対応し、辞めて欲しくない、と説得し、中には涙を見せたメンバーもいた。

あの時はドッキリだったが、当時から、メンバーにとっては、中島が俳優業に専念したいからグループから脱退したいと言い出す可能性は、無きにしもあらず、と思われていたようだった。

元々中島はデビュー当時はHey! Say! JUMPのセンター的存在と思われていたが、その後山田涼介がセンターとなった。山田が、かつてセンターの座を勝ち取るために、ステージで中島を出し抜いて目立とうとしていたと、番組で明かしていたことも、うっすら覚えている。

歌唱力は山田のほうが上だったし、山田や知念侑李はジャニー氏に気に入られていたから、中島は可哀想だったが、山田がJUMPの絶対的エースの座を勝ち取ったこと自体は、仕方ないかな、と思っていた。

ただ、中島がJUMPのセンターのポジションを確保して、ずっと維持していたら、中島がグループを辞めることはなかったかもしれない、という気もする。

30代前半でソロ仕事充実で独立のメドがつくのは、男性アイドルのキャリアの1つの理想形

一方で、STARTOのアイドルグループの寿命は長いが、筆者個人的には、男性アイドルの旬の時期は30歳ちょっとぐらいまでだと思っているので、中島が32歳でグループを卒業するのは、ある意味最適なタイミングだと思う。

しばらく見なかった30過ぎの男性アイドルを久々に見ると、顔のつくりはイケメンだが、やはり老けてきたな、と思うことが常態化しているからだ。申し訳ないが、超人気スターの山下智久でも、それは同じだ。

30歳をすぎると、毎年ビジュアルは衰えていくので、それ以外の俳優業、バラエティー・タレント業、ソロ歌手などで、単独でも十分仕事がもらえるように、20代のうちに準備しておくべきだ。

35歳を過ぎて、どの道でも個人で戦える実績のない男性アイドル・グループ・メンバーは、人気メンバーとは違った意味で、1人立ちが難しくなり、グループの看板に頼るしかない。

人気メンバーの場合は、グループ活動を続けながら、ソロ活動を充実させて行けるのが理想形だ。しかし、グループを続けるメリットがないと判断できるなら、その後のキャリアを考えて、脱退したほうがいい。ファンには酷かもしれないが･･･。

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商品情報

*Hey! Say! JUMPの2025年5月28日（水）発売の35thシングル「encore」の表題曲は、伊野尾慧主演のカンテレ・フジテレビ系火ドラ★イレブン「パラレル夫婦死んだ“僕と妻”の真実」の主題歌のポップなラブソング。

全形態共通で表題曲「encore」と3月26日（水）先行配信リリースのヒップホップ・チューンの「SUPER CRUISIN’」を収録し、JUMPremium BOX盤以外は各形態ごとに異なるカップリング曲を追加収録。

CDパッケージはBlu-rayまたはDVD付きの初回限定盤1（税込定価1,980円）、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤2（税込定価1,980円）、グッズ（オリジナルトートバッグ）付きで完全生産限定のJUMPremium BOX盤（税込定価2,750円）、CDのみの通常盤（税込定価1,320円）の全4形態7種で販売。

初回限定盤1の映像には表題曲「encore」のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像と「Hey! Say! JUMP Special Live 2024-2025 JUMARTY ～Opening Part～」の一部ライブ映像を収録。

*山田涼介のソロアーティスト名義「Ryosuke Yamada」での2025年4月16日（水）に発売のアルバム「RED」の表題曲「RED」は、Hey! Say! JUMPの有岡大貴が「Daiki Arioka」名義で作詞参加したダンスチューン。振付はs**tkingzのkazuki。全形態で共通の12曲を収録し、初回限定盤2と通常盤にはボーナストラックも追加収録。

CDパッケージはCDパッケージはBlu-rayまたはDVD付きの初回限定盤1（税込定価4,290円）、Blu-rayまたはDVD付きの初回限定盤2（税込定価4,290円）、グッズ（ミニ写真集、シールセット、フォトカード）付きでファミクラストアオンライン限定のDeep RED盤（税込定価4,290円、3月13日予約受付終了）、CDのみの通常盤（税込定価3,575円）の全4形態7種で販売。

初回限定盤1の映像には「RED」「SWITCH」「snow moon」のミュージックビデオ（MV）、「Blomin’」のMVおよびメイキング映像を収録し、24P歌詞フォトブックレットとビジュアルカードAを封入。

初回限定盤2にはボーナストラック「アジアの夜（Re-Recording）」を追加収録し、映像にはソロ作品制作ドキュメンタリー「Ryosuke Yamada -RED- SOLO WORKS DOCUMENTARY」を収録し、32P歌詞フォトブックレットとビジュアルカードBを封入。

通常盤にはボーナストラック「SUPER GROOVE」を追加収録し、20P歌詞フォトブックレットを封入し、初回プレス分のみビジュアルカードCも封入。