祝・嵐ベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』がビルボードで累計200万枚突破（オリコンは194.5万枚）

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・ビルボードの売上推計では既にダブルミリオン達成
・初回限定盤の追加生産分出荷で1位返り咲き、今後は通常盤のみで緩やかな伸びへ
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嵐が20周年記念に2019年6月26日に発売したオールタイムベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」は、オリコン調べで8月19～25日の週に32.7万枚を売り上げて、オリコン週間アルバムランキングで通算4週目の1位に輝いた。

オリコンによると、「5×20 All the BEST!! 1999-2019」の8月25日までの累計売上枚数は、推定194.5万枚に達したという。オリコンのCD売上データは全国約18,603店（2019年8月現在）の調査協力店の売上に、推計を加えたものだ。最近、調査協力店の数が増えた。

ビルボードの売上推計では既にダブルミリオン達成

一方、ビルボード・ジャパンによると、嵐の「5×20 All the BEST!! 1999-2019」は8月19～25日の週に38万7,258枚を売り上げて週間アルバムセールスチャートで1位を獲得し、累計売上は200万9,637枚と、200万枚の大台を突破した。ビルボード・ジャパンのCD売上データはサウンドスキャンジャパンによる全国約3万5,000店舗におけるPOSの実売データに推計を加えたものだ。

ダブルミリオン達成に、ファンのSNSで祝福コメントが相次ぎ、Twitterで「ダブルミリオン」がトレンド入りした。

また、ビルボード・ジャパンによると、10周年記念時のベストアルバム「ARASHI 5×10 All the BEST! 1999-2009」の累計売上199万8,152枚も超えて嵐史上歴代1位となった（ビルボード・ジャパンの2019年8月26日付「ビルボード】嵐『ARASHI 5×20 All the BEST!! 1999-2019』が38.7万枚でALセールス首位獲得＆累計200万枚越えで嵐史上最多ALセールス」を参照）。

オリコンの売上データも、ビルボード・ジャパンの売上データも、実売データに独自の推計を加えているから、どちらが正しいとは言えない。

筆者個人的な印象では、K-POPの売上については、老舗・オリコンの調査対象から漏れている韓流ショップが多いせいか、ビルボード・ジャパンの売上の数字のほうが多くなりがちのようだ。しかし、ジャニーズに関しては、オリコンの数字が多くなりがちというわけでもない。オリコンとビルボード・ジャパンの中間が真実なのかもしれない。

初回限定盤の追加生産分出荷で1位返り咲き、今後は通常盤のみで緩やかな伸びへ

いずれにせよ、嵐のベストアルバム「5×20 All the BEST!! 1999-2019」に関しては、6月26日の発売直後、もしくは予約期間中に、特典映像DVD付きの初回限定盤1および2が売り切れてしまった。初回限定盤1･2の追加生産の受注分がようやく8月半ば以降出荷され始めたことで、再びチャート1位に返り咲いた。

8月25日の時点では、ビルボード・ジャパンの推定売上データのほうだけが先に200万枚を突破したが、オリコンの売上データも、早ければ1週遅れで200万枚に達するだろう。

今後については、初回限定盤1･2の追加生産分の受注も既に締め切られていて、再び追加受注があるという話は聞かないため、CDのみの通常盤だけが販売されて行くことになる。そうなると、売上の伸びは緩やかなものにとどまる。

それでも、嵐の活動休止となる2020年末までまだ1年以上あるため、「5×20 All the BEST!! 1999-2019」の売上は伸び続けるだろう。初回限定盤1･2なしだと、トリプルミリオンは難しいかもしれないが、あと数十万枚は上乗せできるのではないか。

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