木村拓哉がラジオでtimeleszと『タイプロ』を語る―何次審査まで、ブーメラン効果、候補生との関係性

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・ブーメラン効果―候補生に厳しい言葉を述べているうちに、自分たちのクオリティに対する意識が高まった
・追加メンバー決定はいつ？―6次審査をめどに
・ timeleszの3人と候補生との関係性―上下関係を作りすぎるのは良くない

TOKYO FM/ JFNの「木村拓哉 Flow」の2025年1月12日（日）オンエアの回に、timeleszの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡がゲスト出演し、開催中のオーディション・プロジェクト「timelesz project -AUDITION-」（タイプロ）について、木村拓哉とトークを展開した。

菊池は6次審査をめどに追加メンバーを決定したい、との考えを示した。また、timeleszの3人は、候補生への厳しい言葉の自分たちへのブーメラン効果や、候補生との関係のあり方などの課題に言及した。

ブーメラン効果―候補生に厳しい言葉を述べているうちに、自分たちのクオリティに対する意識が高まった

木村拓哉はNetflixで偶然「タイプロ」の菊池風磨のサムネイルを見て番組の存在を知り、観るようになったという。

「タイプロ」では、timeleszの3人が候補生たちの練習を見学したり、中間評価などで講評を述べたりする際に、厳しい言葉を発することがある。

それがブーメランとなって、自分たちtimeleszのパフォーマンスのクオリティを気にするようになったという。筆者個人的には、これは良いことだと思う。

菊池は「僕らはとんでもないブーメランを投げてるな、と思って。『ここの踊りがさ…』とか、『ここの歌がさ…』って言うたびに、音楽番組の前とかで『これミスったらちょっと示しつかないよね』みたいな話も結構あったりして」と明かした。

ついにtimeleszの3人は、自分たちが撮った「because」のダンス・プラクティス動画のクオリティに満足できなくなって、お蔵入りにしたという。菊池は事の顛末をこう語った。

「僕らはクオリティに納得できなくて。っていうのは、もうとんでもないブーメラン投げちゃって、ちょっとでも揃ってないところがあると『これ拙いよね』って話になって、僕らでそれをお蔵にしたんですよ。『もうこれ出せない！』って言って。でも、せっかく撮ってもらったんで、一部だけ切り取って出して頂いたりとかしたんですけど」

「その後に音楽番組とか、MVに対してのリハーサルがあったので、それをちゃんと重ねてからじゃないと、これは出せないっていうので」「今ハードルが上がってるなっていうのもあって、僕らも相当慎重にはなってます」

佐藤は「クオリティに対する意識がめちゃくちゃ高まってきた、っていう良い効果もありますけど」と述べた。これに菊池も「そうだね。それはすごくプラスだな、とは思ってます」と同調した。

追加メンバー決定はいつ？―6次審査をめどに

木村が「5次審査に行くわけじゃん。それは何次審査まで行く予定なんですか？」と尋ねた。

すると菊池は「一応僕らの予定では、今5次なんですけど、次かその次…まぁ、次ですかね。期間的にも、『6次審査をめどに』っていうのは考えてます」と明かした。

筆者個人的には、メンバー・プロデュースの5次審査がセミファイナルで、次の6次審査が最終審査（ファイナル）になって、追加メンバーを決定するのがいいと思う。

その段階でどうしても決められないのであれば、7次審査をやっていもいいが、あまり長くなりすぎると、新たに発見できることも少なくなり、視聴者が飽きてくる可能性もある。

timeleszの3人と候補生との関係性―上下関係を作りすぎるのは良くない

このオーディションでは、timeleszの3人が実質的に候補生を審査しているが、timeleszの3人は『仲間』を探しているわけだから、上下関係を厳しくしすぎるのは良くない、と感じ始めている。この点に関し、佐藤はこう述べた。

「このプロジェクトのミソは、『審査員と候補生』っていうことだけでいくと、今年には僕らのメンバーになってるので、『上下関係を作りすぎるのは良くないな』っていうのは、僕らで話していて」

「僕らはプロデューサーではないので、そこの線引きと言いますか。ずっと上下でやっていくわけじゃなくて、仲間を探している。彼らは仲間になる未来があるっていうことを、念頭に置いてやらないと、入った後に気まずいなっていうのもあります」

この発言を受けて、松島は「あんなに厳しく接していたのに、急にニコニコするという状況も『何だろう、このチームは？』って見える」と述べた。

また、菊池は「そのあんばいは、すごい難しくて」と、率直な気持ちを明かした。

前例のない「仲間探し」のオーディション番組なので、候補生への接し方は難しいだろう。

それでも、5次審査まで残っている候補生は基本的にレベルが高い人たちなので、2次や3次の頃に比べて、timeleszが上から目線になる必要性も、少なくなりつつあるのではないか。

ちなみに、SNSを見渡すと、新メンバーを加えたtimeleszは7人組（追加メンバー4人）という予想が、最も多いようだ。

また、ここまで残った12人の候補生には既にファンが付いていて、脱落させるのはもったいないため、7人組でない場合は、5人組（追加メンバー2人）だけでなく、9人組（追加メンバー6人）を期待する人も増えつつあるようだ。

なお、ダンスのフォーメーションを考えると、奇数人数のグループが好ましいが、偶数（6人組や8人組）がダメというわけではない。

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*timeleszが3人体制で最初で最後のシングルとして2024年11月20日（水）に発売する「because」の表題曲は、菊池風磨主演のテレビ朝日ドラマ「私たちが恋する理由」の主題歌のラブソング。CDシングルはDVD付き初回限定盤A（税込定価1,650円）、DVD付き初回限定盤B（税込定価1,650円）、CDのみの通常盤（税込定価1,210円）、10月15日までの予約の受注生産限定商品となるDVD付きUNIVERSAL MUSIC STORE限定盤（税込定価2,000円）の、全4形態で販売。

全形態共通で「because」「HOMIES」が収録され、それ以外の収録曲は形態により異なる。全形態の初回プレス分に、形態ごとに異なるポラロイド風トレカ（ソロ3種＋集合1種からランダム1種）とシリアルコード入りプレイリストカードが封入される。

初回限定盤AのDVDには「because」のミュージックビデオ（MV）とMVソロバージョン、MVメイキング映像が収録される。初回限定盤BのDVDにはバラエティー映像「聡ちゃんが2人いる！？3人の絆で本物の松島を見つけだせ！」（約35分）が収録される。UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤のDVDには「We’re timeless LIVE TOUR 2024 episode0」北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ初日公演のLIVEダイジェスト（約39分）が収録される（後日発売予定のライブ映像作品には収録されない）。