TOBE/ 滝沢秀明

三宅健がTOBEと『共に活動する』と発表→三宅健がTOBEタレント第1号なのは手堅い

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三宅健は『TOBEに所属する』ではなく『TOBEと共に活動する』
日本だけでなく世界のファンに向けた活動も行っていく
なぜTOBEを選んだか―『同じ志を持った者同士、新しい可能性を探求できる』
新事務所の成功の鉄則通りの展開―ファンクラブ開設で運転資金を得てイベント開催で収益を上げる
TOBEのタレント第1号が即戦力の三宅健とは手堅い、さらなる発表に期待

滝沢秀明が設立した芸能事務所・TOBEが、予告していた通り、2023年7月2日19時よりYouTubeのTOBE OFFICIALチャンネルで生配信を行い、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所した元V6の三宅健が登場して、TOBEと共に活動すると発表した。終了前の同時接続視聴者数は一時33万人を超えていた。

・YouTubeのTOBE OFFICIALチャンネルの2023年7月2日19時から配信された #TOBECONTINUED_01 / 三宅 健(26分5秒)

三宅健は『TOBEに所属する』ではなく『TOBEと共に活動する』

筆者は漠然とだが、滝沢秀明社長と三宅健の2人が顔出しで登場すると予想していたので、三宅健だけが顔出しで登場し、後半の質疑ではスタッフとおぼしき男性が質問役で声のみ出演、というやり方には若干驚いた。

ベージュのセットアップを着た三宅健がいきなり登場し、自ら「このたび私三宅健はTOBEと共に活動することを、正式にご報告させて頂きます」と発表した。

「TOBEに所属する」ではなく、「TOBEと共に活動する」という言い方だったため、TOBEとの専属マネジメント契約ではなく、エージェント契約かな、と思わせた。

日本だけでなく世界のファンに向けた活動も行っていく

三宅は「今後はSNSを使って、日本の方々はもちろんのこと、僕のことを知らない世界の方々にも、僕たちが作るエンターテインメントを頑張って行きたいと思います」との抱負を述べた。

この生配信後の20時に開設された三宅健のファンクラブは、TOBEの公式サイト( https://tobe-official.jp/ )同様、日本語と英語と両方で運営されていて、ファンクラブ入会に日本国内居住者という制限はなかった。アジアなど、海外の活動も視野に入れていると思われる。

なぜTOBEを選んだか―『同じ志を持った者同士、新しい可能性を探求できる』

「何をやりたいですか?」との問いに、三宅は「自分自身のいろいろな可能性を信じて、アイドル×カルチャー、アイドル×アート、あとは地域活性、日本文化、そういったさまざまな化学反応に挑戦をし、アイドルが持つ潜在的な可能性を広げたいと考えています」と述べた。

笑顔で意欲的に語る三宅を見ていて、ジャニーズ事務所で実現できなかったことが沢山できるといいな、と思った。

「TOBEと共に歩いて行くと決めたお気持ちを教えてください」とリクエストされると、三宅は「同じ志を持った者同士、新しい可能性を探求できると感じました」と述べた。

ここは、重要なポイントだ。三宅は滝沢と「同じ志を持った者同士」であり、だからこそジャニーズ事務所ではできなかった「新たな可能性」に挑戦して行ける、と確信したから、自らジャニーズ事務所ではなく滝沢のTOBEと共に歩んで行くと決意した。

裏を返せば、ジャニーズ事務所が三宅の意向と相いれなかったから、三宅は自らと同じ志の滝沢の事務所を選んだのだ。一部のジャニーズ推しのネットユーザーが、TOBEがジャニーズ・タレントを引き抜いていると批判しているようだが、それは筋違いだ。芸能事務所に限らず、同業他社に転職する人は、現状に不満があって、よりよい環境に移りたいから転職するのだ。

[追記] 滝沢は7月2日のYouTube生配信後のインスタライブで、「僕らは引き抜きをしたりとか、そういうことは一切してません。それぞれの考え、タイミングで話し合いをして、お互いが色々なことを意見し、それで合意してって感じです」「たまに(約束を破って引き抜いたみたいな)そういう言い方をする人もいるけど、実際は違うのでまったく。俺はそういう男ではないので」と述べた。

新事務所の成功の鉄則通りの展開―ファンクラブ開設で運転資金を得てイベント開催で収益を上げる

「(ファンは)どうやったら会えますか?」との問いに、三宅は「コンサートで会えます。沢山コンサートをやる予定です。日本全国、僕からみなさんの元に会いに行きます」と述べた。

三宅とTOBEの活動開始は、新事務所での成功の鉄則通りに進んでいるようだ。三宅がTOBEと共に活動すると発表した1時間後には、三宅のファンクラブが開設されて、ファンクラブ会費が払い込まれて、活動の運転資金を得ることができる。

当面はテレビ番組出演などは容易ではないかもしれないが、ファンクラブ運営、個人YouTube活動開始から始めて、早いうちにコンサートなどのイベント開催・グッズ販売も開始すれば、十分な収益が得られるようになって、三宅およびTOBEの活動継続・新展開が可能になる。

コンサートを開催するには、そこで歌う楽曲も用意する必要があるが、一部でTOBEのアーティスト2組がソニーからデビューすることが決定しているとの情報も出ていた。その1組が三宅健である可能性が高いと思われる。

Bon voyage! 新しい船出、頑張ってください。

TOBEのタレント第1号が即戦力の三宅健とは手堅い、さらなる発表に期待

TOBEのタレント第1号(#TOBECONTINUED_01)の発表が三宅健であったことは手堅い。大方の予想通りで波風も立ちにくいし、三宅には既に固定ファンがいてファンクラブ開設で資金が集まりやすく、経験豊富な即戦力だからコンサートなどのイベントも早期に可能だ。

今後さらに第2号(#TOBECONTINUED_02)、第3号(#TOBECONTINUED_03)と、大きな話題になりそうな発表があるのではないか。たとえば、IMPACTORsとか、平野紫耀・神宮寺勇太とかだ。

ジャニーズでSnow Man、SixTONESのデビューを大成功させた手腕があるから、滝沢秀明プロデュースでTOBEからデビューする新人アーティスト/アイドルに注目が集まるのは当然だ。



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