King & Princeから平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太が脱退・退所へ、これはジャニーズに激震

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・キンプリは今のジャニーズの大黒柱の4大グループの1つ、5人が2人になれば看板Gではなくなる
・退所の3人は個人で活動、平野紫耀と岸優太は海外活動に意欲、神宮寺は自分に合った道へ？ 3人が岩橋と合流の公算は？
・キンプリが5人→2人へ、デュオは大人数グループより難しい/ バックダンサーはプロを使うべき
・商品情報

2022年11月4日夜11時過ぎに、ふとツイッターを見たら「グループ脱退」「平野紫耀」がトレンド入りしているのに気づき、目を疑った。

何と、King & Princeの平野紫耀（25）、岸優太（27）、神宮寺勇太（25）がグループから脱退し、グループは永瀬廉（23）と髙橋海人（23）の2人で維持するという。衝撃だった。にわかには信じがたかった。ファンはパニックで辛いだろう。でも、「いつまでも、いると思うな、親と"推し"」というのが推し活の鉄則なのだ。

キンプリからエース・平野紫耀を含む3人抜ければ、今のジャニーズの大黒柱の4大グループの1つではなくなる。これはジュリー社長には痛手だ。ジュリー派の関ジャニ∞・大倉忠義がプロデュースしているなにわ男子をガンガン売り込み、滝沢秀明・前副社長の管轄から召し上げたSnow ManとSixTONESを手厚く扱うことになる。

ジュリー社長は井ノ原快彦をつなぎとして、自身が最も信頼する嵐・松本潤の大河ドラマが終われば松本を副社長に昇格させて経営体制を整える、と筆者は勝手に予想しているが、その前に収益がガタ落ちするリスクが浮上してきた。もちろん、「脱退商法」で、5人最後の日までキンプリに荒稼ぎさせるつもりだろうが･･･。

取りあえず、年末の「NHK紅白歌合戦」の目玉は、「5人のキンプリの最後の姿」となりそうだ。

余談だが、ジャニーズにとってのネガティブな話は、テレビ局等のジャニーズ忖度が弱まるのであれば、競合するボーイズグループを擁する他の事務所（K-POP勢を含む）には、当然ながら明るい話となる。

キンプリは今のジャニーズの大黒柱の4大グループの1つ、5人が2人になれば看板Gではなくなる

キンプリから3人脱退は、間違いなくジャニーズ事務所に激震だ。11月1日にジャニーズの滝沢秀明・前副社長が退社というビッグ・ニュースがあったばかりだが、タッキーの場合は以前から不満・ストレスを抱えているらしいと伝えられていたので、筆者は退社のタイミングが早くて驚いただけだった。

しかし、キンプリと言えば、ジャニーズの正統派アイドル・グループとして、ジュリー社長がごり押ししていたはずだった。特に平野紫耀は看板メンバーだから、彼がキンプリから抜けるなんて考えたこともなかったし、あり得ないと思った。

ついさっき、9時台には、テレビ朝日系「ミュージックステーション」生放送にキンプリは出演していて、新曲「彩り」を初披露していたではないか。ジャニーズではTravis Japanの次に、Snow Manとキンプリがダンスが上手なグループだが、「彩り」はバラードっぽい曲で、ダンスはなかった。それでも、5人は仲良さそうに歌っていた。まさか3人が脱退するなんて･･･。

今のジャニーズで大黒柱の4大グループと言えば、CD売上順に、Snow Man、なにわ男子、それからSixTONESとキンプリがほぼ互角だ。しかし、個人のドラマ・映画・CM・舞台なども含めた総合的な売上を考えると、キンプリがまだ筆頭格のイメージがある。そのキンプリから、エースの平野を含む3人が脱退となると、キンプリは看板グループではなくなる。

一方で、キンプリの5人のうち3人が脱退して看板グループから外れる危機となれば、ジュリー社長がSixTONESとSnow Manをタッキーの管轄から自分の管轄に移管させたのも分かる。嵐の活動再開のめどが立たない中、自身の管轄の収益を確保する必要があるからだ。

キンプリの3人のような人材が流出するのは、事務所には痛手だし、ジュリー社長の経営能力を疑うことにもなる。嵐の松本潤がキンプリのライブの演出をしたいと申し出たらキンプリが断って、その後ジュリー氏のごり押しがキンプリからなにわ男子に移ってしまい、スノストにCD売上で追い越され、海外進出もTravis Japanに先を越されてしまい、気がついたらもう25歳で歌とダンスで海外に出るには手遅れ。これでやる気を失ったか。

退所の3人は個人で活動、平野紫耀と岸優太は海外活動に意欲、神宮寺は自分に合った道へ？ 3人が岩橋と合流の公算は？

調べてみると、「Mステ」が終わって約1時間後の夜11時に、ジャニーズのJohnny’s netサイトに、事務所から「弊社所属アーティスト『King & Prince』に関するご報告」という発表文がアップされていた。
（URL: https://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=2272&artist=41 ）

「岸優太・平野紫耀・神宮寺勇太は、2023年5月22日をもちましてKing & Princeを脱退」「平野と神宮寺はグループの脱退と同時に退所」「岸は2023年秋に退所」「永瀬廉と髙橋海人は、2023年5月23日より2人でKing & Princeとして活動」とのことだ。

3人の退所の理由については「昨年より、メンバー5人で、また、時にはスタッフも入りながら、今後のKing & Princeのグループとしての活動だけでなく、それぞれの人生についても何度も、話し合いを重ねました。その中で、海外での活動をはじめとして、それぞれに目指す方向が異なってきていることもわかってまいりました」とだけ述べられていた。

キンプリはデビュー当時から海外進出を目指していて、平野は「グラミー賞、行きたいですね」などと話していたこともあった。

筆者個人的には、キンプリはここ1年ほどでダンススキルを世界基準に向けてかなり上げてきたが、歌唱力はまだ不十分と思っていた。キンプリのコロナ前のアメリカ武者修行（アルバムのDVDに収録）でのボイストレーナからも、高橋海人以外は褒められていなかった。個人の仕事がこれだけ忙しければ、トレーニングの時間も限られる。

スポニチアネックスの2022年11月4日23:30配信記事には、キンプリの5人がファンクラブ会員向けに胸中を語った動画が紹介されており、同日23:35配信記事には、退所する3人は個人で芸能活動を続けていくとの見通しが述べられている。

平野は海外志向が強く、得意のダンスや歌を生かし世界進出を視野に入れた仕事をしていく見通しだという。コメント動画では海外への意欲とともに、年齢による焦りを示唆していたという。

イケメン・平野はスターオーラがあるし、キンプリではダンススキルが高橋海人とツートップで高い。ただし、腰が悪いのが弱点だ。歌については、確かに音程は安定しているが、声量が細くてアイドル唱法だから、現状では海外で通じるほどではないと思う。それでも、まだトレーニングを積めば上達できる年齢ではある。英語が上手なイメージは全くないが、岸よりはましだろう。

でもどうやって海外に出る？まさか、Travis Japanの米国活動を通じて海外にツテができたタッキーが、海外エージェントを紹介してくれるとか？だが、退所後の平野の進路にタッキーが絡んでいると判明したら、ジュリー社長が許すはずはなく、徹底的に妨害しようとするだろう。

むしろ、平野なら、これまで関わった米国の振付師などに、海外エージェントを紹介してもらえるかもしれない。

平野はキンプリのツアーの振替公演の前の本来のファイナル・10月16日の福岡公演の終わりに、突然涙を流し、理由を言わなかったという。今から思えば、5人のステージも残り少なくなってきたから、こみ上げるものがあったのだろう。

岸もファンへのコメントで、（海外進出の）夢と目標に自分の実力の差とギャップを感じる、と悩んでいたそうだが、スポニチアネックスでは「海外に関わる仕事がしたい」との岸の意向を汲み取っている。

岸はキンプリの歌のパートでは割と難しいところを担当することも多く、メインボーカルっぽいポジションだった。ただ、冠番組「キンプる。」ではめちゃくちゃな英語をネタにしており、その意味では本格的な海外活動ができるのか疑問ではある。

神宮寺の場合は、脱退の理由が平野や岸とは若干違うようだ。神宮寺はファン向けのコメントで、メンバーの誰か1人でも脱退したら、自分も辞めようと勝手に決めていた、と明かしたという。

神宮寺はキンプリの中では人気が一番低く、1人での仕事が少ないほうだったから、引っ張りだこの他のメンバーを見て、辛かったのかもしれない。一般人から見ればイケメンだが、キンプリの中では地味な存在で、居心地が悪かった可能性があり、今後はキラキラ王道アイドルよりも自分に合った道を目指すのではないか。

スポニチアネックスの記事によると、神宮寺は元メンバーでジャニーズ事務所を退所した岩橋玄樹（25）と合流する可能性があるという。確かに、岩橋が退所前に活動休止になる直前に「RIDE ON TIME」の舞台裏暴露で感情的になっていた場面で、神宮寺にだけ心を開いているように見えたし、2人は仲よしなのだろう。だが、今後2人で組んで仕事をやって行けるかどうかは別問題で、神宮寺としては慎重に考えるべきだ。

ただ、自由に日本と米国を行き来しているとみられる岩橋のバックに誰がいるのか筆者は知らないが、神宮寺1人どころか、神宮寺と平野と岸の3人が岩橋に合流して、米国LA拠点のボーイズグループを結成、というサプライズの可能性もゼロではないだろう。

キンプリが5人→2人へ、デュオは大人数グループより難しい/ バックダンサーはプロを使うべき

キンプリは2人残ってデュオとなるが、2人きりというのは、かなり難しい。5人だと、誰かと誰かが対立しても、仲裁に入るメンバーがいるが、2人だと逃げ場がない。KinKi Kidsのように歌唱力があると、2人の関係が良くない時期があっても、固定ファンも多く、何とか長続きできた。しかし、キンキほど売れなかったタッキー＆翼は、長続きできなかった。

髙橋海人は歌もダンスも上手だ。一方、永瀬廉はキンプリの中では歌が一番苦手だったイメージがあり、どちらかと言うと、MCや俳優に向いているのではないか。今まで5人で歌って踊っていた曲を、2人だけでパフォーマンスしなくてはならない。本人たちもファンも当初は辛いだろう。でも、グループを存続させると決めたのなら、厳しいだろうけど、頑張ってほしい。

5人が2人になった例としては、東方神起がある。人数が減って寂しくなる分、バックダンサーを投入して盛り上げるといい。その際、東方神起同様に、ジャニーズJr.でなく、プロのダンサーを起用したほうがいい。キンプリのダンスはこの1年でかなり難易度が上がっており、ヘタなお遊戯会みたいなJr.をバックに付けないほうがいい曲もある。

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商品情報

*King & Princeの2022年11月9日（水）発売の11thシングル「ツキヨミ/ 彩り」は、平野紫耀主演ドラマ主題歌の「ツキヨミ」と髙橋海人主演ドラマ主題歌の「彩り」のダブルA面シングル。シングル「ツキヨミ/ 彩り」は、DVD付き初回限定盤A、DVD付き初回限定盤B、CDのみの通常盤、ファンクラブ会員のみ購入できるDVD付きDear Tiara盤の4形態で販売され、各形態ごとに異なるカップリング曲を収録。また、初回プレス分には、各形態ごとに異なる期間限定の動画が視聴できるシリアルナンバーを封入（視聴期間は2022年11月8日昼12:00～11月22日18:00）。

初回限定盤AのDVDには「ツキヨミ」のミュージックビデオ（MV）などを収録し、動画A視聴シリアルナンバーを封入。初回限定盤BのDVDには「彩り」のMVなどを収録し、動画B視聴シリアルナンバーを封入。通常盤のカップリング曲は「君とメリークリスマス」を含む2曲を収録し、初回プレス分には動画C視聴シリアルナンバーを封入。その他の収録内容は後日発表。先着外付け特典として、初回限定盤Aはフォトカード、初回限定盤BはA4クリアポスター、通常盤にはアクリルキーホルダーが付く。また、セブンイレブン×King & Princeアナザージャケット（1種）が、通常盤初回プレス分にのみ封入される（セブンネットで販売）。