キンプリ『ichiban』をINIがカバーし大反響、次はSnow Manとガチ相互カバーを観てみたい

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・次に観てみたいのは、キンプリとSnow Manのガチの相互カバーダンス
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King ＆ Princeが2022年6月29日に発売する4thアルバム「Made in」のリード曲「ichiban」のカバーダンスを、グローバル・ボーイズグループ・INI（アイエヌアイ）の木村柾哉（まさや）と田島将吾が2022年6月20日に、INIの公式TikTokに公開して、そのレベルの高さとエモさで大きな話題になっている。

2021年のサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」（日プ2）を勝ち抜いた11人で結成されたINIの所属事務所は、吉本興業と韓国CJ ENMの合弁会社のLAPONEエンタテインメントで、木村と田島はINIの中でもダンスが特に上手な3人のうちの2人だ。

さらに、木村はオーディション前のダンスのインストラクター時代に、キンプリの振付アシスタントを務めていた時期があり、田島はキンプリの岸優太と同じ年にジャニーズに入所してジャニーズJr.として活動していた時期がある。このようにキンプリと縁があった2人だから、エモいと話題になっている（詳細は2022年6月21日付「INI田島将吾と木村柾哉がKing ＆ Prince『ichiban』カバーダンス披露、圧巻でエモい（過去の縁から）」を参照）。

次に観てみたいのは、キンプリとSnow Manのガチの相互カバーダンス

そこで改めて思うのが、ジャニーズでもダンスが上手と言われているグループ同士が、なぜ互いのカバーダンスを披露しないのだろう、ということだ。

もちろん、日本テレビ系「THE MUSIC DAY」のように、ジャニーズが大量出演する音楽特番では、グループ・チェンジ・メドレーが披露されることがある。

だが、当日リハーサルだけで対応できる程度のようで、振付もうろ覚えの中途半端なお遊戯会で終わっているケースも、正直ある。それで喜ぶのはそのグループのファンだけで、ボーイズグループ戦国時代で目が肥えてきた一般視聴者は、興味を感じないかうんざりするかで終わるだけだ。

筆者が観てみたいのが、ジャニーズのデビュー組でダンスがトップクラスに上手とみられるキンプリとSnow Manの、ガチの相互カバーだ。もちろん、ダンスが簡単な曲ではなく難易度が高い曲のカバーだ。

今回TikTokでのダンスチャレンジが話題になっているキンプリの「ichiban」は、世界的コレオグラファーのRIEHATAが振付を担当している。このカバーダンスがまともにできそうなジャニーズのグループは、Snow ManやジャニーズJr.のTravis Japanに限られそうだ。

テレビ番組での披露でなくても、短いカバー動画で披露すればいい。Snow Manの公式TikTokアカウントが見当たらないが（筆者が単に見落としているだけならすみません）、なければYouTubeのショート動画でもいい。是非Snow Manが本格的に「ichiban」を、できれば単なる完コピ―ではく、Snow Manらしく踊る作品に仕上げたダンスを観てみたい。

また、キンプリがSnow Manの「D.D.」「Kissing My Lips」「Grandeur」のいずれかをガチで踊るのも、是非観てみたい。アクロバットを省略しても、ハイレベルなダンススキルが必要になるだろう。キンプリらしさもある作品にしてもらいたい。

キンプリはジュリー派で、Snow Manはタッキー派だから無理だって？他の事務所の男性グループとの相互カバーが、ジャニーズにとってエベレストよりも高い敷居であることは察しがつくが、事務所内でもお断りとなると、少々呆れる。

そういう事務所内派閥の論理にこだわり続けると、ジャニーズは衰退するよ。

ちなみに、キンプリもSnow Manも海外進出を目指している。海外進出の先駆者となったK-POPのボーイズグループでは、事務所内はもちろん、事務所を超えたカバーやコラボの披露は、普通に行われている。

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