Snow Man配信サブスク解禁！『One』初日DLオリコン1位、ストリーミング好調、課題はSpotify攻略

（目次）・TOP
・初日成績―初日成績①―ダウンロードはオリコンでデイリー1位獲得
・初日成績②―ストリーミングはLINE MUSIC、Apple Musicでチャートイン成功
・Snow Manストリーミングの課題はSpotify攻略
・商品情報＋最近の記事

STARTO（旧ジャニーズ）で一番CD売上が多いSnow Manがついに、デジタル配信を定額サブスクを含め解禁した。

第1号は、2024年10月30日（水）発売の4thフルアルバム「RAYS」（読み: レイズ）の収録曲の「One」の、10月14日（月）0時の先行配信リリースだった。グローバル展開している音楽配信サービスでも配信開始し、世界配信も実現した。

初日のデジタルチャート成績は好調だった。「One」はダウンロードはオリコンでデイリー1位を獲得し、ストリーミングはキャンペーンなしでLINE MUSICとApple Musicのチャートインに成功した。課題はSpotify攻略だ。

初日成績①―ダウンロードはオリコンでデイリー1位獲得

Snow Man「One」の初日のダウンロード・チャート成績としては、リリース日の2024年10月14日のオリコンのデイリーデジタルシングル（単曲）ランキングで、初登場1位を獲得した。おめでとうございます。

調査対象の10配信サービスでのダウンロード売上数は、2万9,152DLだった。

これは、TOBEのNumber_iのアルバム「No.I」のリード曲「INZM」が2024年8月19日に先行配信リリースされた際の初日の1万7,085DLを上回った。

これは、おそらくファン数がSnow Manのほうが多いから、特にサプライズではない。ダウンロードは原則として、1サービスで同じ曲は1アカウント1回のカウントだ。

今回同日にデイリー2位だったのは、同じSTARTOのKing & Princeの12月11日（水）発売のアルバム「Re: ERA」の収録曲「染み」で、2,093DLだった。こちらはデジタルアルバムとして全曲丸ごと先行配信された中の1曲だ。

なお、Snow Man「One」は、アルバム収録曲の先行配信なので、初日に集中してダウンロード購入することに違和感はない。

ちなみに、CDシングルのリード曲の先行配信の場合は、Billboard JAPAN Hot 100対策の観点から、集中的にダウンロード購入をすべきなのは、リリース初日・初週ではなく、CDリリース週だ。

初日成績②―ストリーミングはLINE MUSIC、Apple Musicでチャートイン成功

多くの国内アイドルにとって、ストリーミング・チャートの上位ランクインは難関だ。

ダウンロードであれば、ファンが結束して集中的にダウンロード購入すれば、1位が狙えるが、利用者数の多いストリーミング・サービスのチャートで上位に登場するためには、[1] ファン数が膨大、[2] ある程度のファン数がいて非常に熱心に再生、[3] ある程度のファン数がいてファン以外も聴いてくれる良曲、のいずれかの条件を満たす必要がある。

この点、Snow Man「One」は好調なスタートとなった。リリース日の10月14日23:30時点で、キャンペーンなしで、LINE MUSICのリアルタイム・チャートで26位、Apple Musicの日本のトップソングチャートで63位に登場している。

アイドルファンの利用が多いLINE MUSICで上位を狙うことは、ファン数の多いSnow Manの場合は比較的簡単だ。（プレゼントのある）再生キャンペーンが実施されていれば、おそらく簡単に1位を獲れるだろう。だが、Snow Man「One」は、LINE MUSICでのキャンペーンはない。

一方、Snow Man「One」が、国内で最も利用者が多いApple Musicで、キャンペーンなしで63位に登場しているのは、結構すごいことだ。

Snow Manストリーミングの課題はSpotify攻略

しかし、運営（事務所＋レーベル）の目標は、あくまでもSpotifyだ。Spotifyは世界最大の音楽配信サービスで、Spotifyの日本チャートで上位になるだけでも、世界の音楽ファンに見つかりやすくなる。Snow Manが将来世界進出したいなら、Spotify攻略が必要だ。

このため、Snow Manの運営はSpotifyのシェアキャンペーンを実施して、ファンにSpotify登録を促している。

しかも、いきなりStation Head（私設ラジオのようなもの）で10月18日22:30頃より、Snow Manメンバー数名が登場するリスニング・パーティーを、開催することが決定した。

Station Headには、SpotifyかApple Musicのアカウントがないと参加できない。このパーティーでかけた曲に、参加人数分のストリーミング再生カウントが適用される。

実はTOBEのNumber_iはストリーミング強者で、Spotifyの日本Top50の常連だ。こんなにSpotifyで強い国内アイドルは、筆者が知る限り、Number_iが初めてだ。おそらく、彼らのファン以外の音楽ファンも聴いてくれているのだろう。

Snow Manもどこまで行けるか、ファンは是非とも頑張ってみよう。まずはSpotifyの日本バイラルチャート・インを狙いつつ、デイリー日本チャートTop50入りを目指そう！

ただし、Spotifyでは、同じ曲を何度も繰り返しストリーミング再生すると、カウントしてもらえなくなる。前後に別の曲を入れたプレイリストを作って、プレイリストごと再生しよう。
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レコチョク: One (Snow Man) 2024/10/14
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*Snow Manの2024年10月30日（水）発売の4thフルアルバム「RAYS」（読み: レイズ）は、9人の光線（rays）が集まり、大きな光となってもっと遠くまで輝く、という意味合いを込め、Snow Manの未来に向かって加速していく輝きを詰め込んだ作品となっている。

アルバム「RAYS」のリードトラック「EMPIRE」は、モーツァルトの有名な「交響曲第25番ト短調（K. 183）」をサンプリングした、スタイリッシュでエッジーな楽曲。収録曲には、リード曲「EMPIRE」、10月14日先行配信の「One」をはじめとする新曲のほか、発表済みシングル曲「Dangerholic」「LOVE TRIGGER」「We’ll go together」が含まれる。

*Snow Manの2024年7月31日（水）発売の11thシングル「BREAKOUT/君は僕のもの」のWタイトル曲のうち、「BREAKOUT」は8月2日（金）公開のラウール主演映画「赤羽骨子のボディーガード」の主題歌。「君は僕のもの」は渡辺翔太主演のテレビ朝日系オシドラサタデー「青島くんはいじわる」の主題歌。

CDシングルは、DVD付き初回盤A、DVD付き初回盤B、CDのみの通常盤で販売。初回盤AのDVDには「BREAKOUT」のミュージックビデオ（MV）、MV（Dance Ver.）、MVマルチアングル映像、メイキング映像を収録。初回盤BのDVDには「君は僕のもの」のMV、MVマルチアングル映像、撮り下ろし特典映像「2024チーム対抗スノ五輪」を収録。通常盤のCDにはカップリング曲「ドレス＆タキシード」「What’s your color?」と、全4曲それぞれのインストバージョンも収録。