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堂本剛、サマソニで小学校時代の友人と再会、芸能人より現実の恋人を大事にすべき

2018年9月16日

9月15日は、堂本剛の故郷・奈良の東大寺でのライブが開催された日だった。ただし、筆者は行けていない。ライブに行った人たちの多くが、剛が故郷での「街」の歌唱に感動した旨のコメントをSNSに書き込んでいる。聴きたかった。平安神宮ライブとともに、是非映像化して欲しい。

その9月15日オンエアのbayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」で、剛は小さい頃の家族旅行の映像を見た時のことや、8月のSUMMER SONIC 2018のフェスの楽屋に小学校時代の友人が訪ねて来たことも話していた。間もなく故郷に帰る予定だったから、そういうエピソードが自然に出て来たのだろう。

また、彼氏ができたら、剛が1番好きというのではなく、彼氏のほうを大事にすべきであるということを、剛は1人で男女2役の小芝居を面白おかしく演じながら説明した。結婚したら一緒にライブに来てもらいたいとも述べていた。

かけた3曲は8月22日に発売したニューシングル「one more purple funk -硬命 katana-」通常盤収録の「神機械（ジンマシン）」、5月に発売したアルバム「HYBRID FUNK」通常盤収録の「セパレイトしたブレイン」、シングル「one more purple funk -硬命 katana-」通常盤収録の「Rainbow gradation」だった。

「かぐや姫」は実は宇宙人の話だった？

剛は冒頭トークで、奈良県の広陵町で9月22・23日に開催される「第24回広陵かぐや姫祭り」を紹介した上で、かぐや姫や宇宙人の話題に入って行った。これは、最新シングルの収録曲につながるトークでもあった。

「僕はかぐや姫の話自体がもう、宇宙人の話だと思っているんですけどね。たぶん月に住んでる生命体の話」「宇宙人は来てて、昔の人々と関わりを持っていて。『鶴の恩返し』とかもそうですけど」「『浦島太郎』とか、あれも竜宮城に行ったけど、別の惑星に行った話なんじゃないかな」

「でないと昔こんな建造物建たないでしょうとか」「もし宇宙人が関わっていたとしたら」「地球外生命体の能力が我々より高かったとすれば」「腑に落ちるもの結構ある」「もうそろそろ来るんちゃうかな。セッション始まるんじゃないかな、と思いますけど」

ついでに剛は、広陵町の巨大なオブジェの話題を出して、自身が実は巨大なものが嫌いというか怖いということも明かした。

「巨大なかぐや姫のオブジェがあるんですよ、広陵町の」「僕、巨大恐怖症って言うんですかね、でかいの嫌いなんです。動きそうで怖いんです」「大仏さんとかも若干怖いです。ジーっと見てると、動くんちゃう？」「インドでね、2019年の完成予定なんですけど、完成すれば世界最大の182メートルの像。これがインドの独立後の初代の副首相さんパテールさん」「これは僕ちょっと怖いと思うわ、夜とか。動いたんちゃうみたいな」

ここで剛はENDRECHERI名義で8月22日に発売したニューシングル「one more purple funk -硬命 katana-」通常盤収録の「神機械（ジンマシン）」をかけた。アップテンポでハイテンションな曲だ。

この曲の歌詞には宇宙人に呼びかけるようなところや、「全宇宙」とか「かぐや様」といった言葉が出て来るから、かぐや姫や宇宙人の話をした流れで選曲されたのだろう。歌詞の最後は「session しよう」で締めくくっている。

子供の頃の映像を見たこと、久々に小学校時代の友人と再会したこと

子供の小さい頃の映像を久しぶりに見たというリスナーのメールに対し、剛も同様に昔の家族の映像を見たというエピソードを話した。

「僕も小っちゃい頃、旅行行った時のお父さんお母さんの映像。30歳ぐらいの時も観ましたけど。僕が思ってた父親像じゃない感じやったりとか。ああこんなことしてたんやお父さん、みたいな感じとか、何か面白かったですね」

「子供の時の記憶って鮮明なものもあるけど、とても曖昧なものもあるから。そうやって見返したり。そうすると、お母さんも若かったり。自分も子供やから、『何取ってるの、獲らんといて』とか言ってるちっちゃいクソガキがいて。で、お母さん笑ってたりとか。ああ、こういうことあったんかとか、いろんな想いになりますよね」

剛は8月に出演した夏フェスSUMMER SONIC 2018の楽屋で、小学校時代の友人と再開したことを明かした。大阪・東京公演のどちらの会場かは明かさなかったが、憧れのジョージ・クリントンに会えたのも同じ日だったと示唆したから、8月19日の東京公演（といっても会場は千葉の幕張メッセ）でのことだったのだろう。

「この間サマソニで楽屋でぼうっとしてたら、ちょっと尋ね人が来て。『何々さんって知ってます？』って言われて。あれっと思って。出てったら、小学校の時の同級生がいたんですよ。小学校ぶりなんですよ。『今実はあの会社入ってて。今日ちょっと来てるっていうから、全然昔と変わってへんから嬉しいわ』「まさか会うと思ってないし、『おう』なんて、いろいろ話して。『今度ご飯でも行こうか』」

「サマソニで久しぶりの友人との再会もあったりして、妙な一日でしたよ。ジョージ・クリントンにも会えたしね。不思議な一日やなって過ごしてたんですけど」「変わらないね。もちろん年取ってるから変わってるけど、変わってないっていう、変な感覚でした。嬉しかったなあ」剛が嬉しかったと聞くと、ファンも嬉しい。

英会話のレッスンで挫折

剛のその友人は英語を流暢に話すそうだ。そこで剛は英会話のレッスンで挫折したことを示唆した。

「英語喋ってるから、はあっと思ったけど」「教えろよ、オレに英語」「英語教えてもらう人が違うと、全然違うね」「僕は口角を上げて喋るタイプじゃないから。『もうちょっと口角を上げて発音して』いろいろ言われるんですけど、最終的には関西弁でええわとと思って、途中でいつも『!!!』となってしまうから」

「脳みその中で答えを考えるとそこで終わってしまうから。脳みその外で考えたほうがいい」

剛はここで、ENDRECHERI名義で5月に発売したアルバム「HYBRID FUNK」通常盤収録の「セパレイトしたブレイン」をかけた。歌詞に「脳の外」という言葉が出て来る。お洒落な感じの曲だ。

好きなタレントよりも現実世界の彼氏を大事にすべき

さらに剛は、久しぶりに一緒に「過ごしていて楽」という彼氏ができたファンが、彼氏から「剛くんは2番目でいい？」と言われたが、実際は剛のほうが最高と思っている、という問題提起をしたメールを紹介した。

結論としては、現実の彼氏よりもタレントのほうが好きだと言うのはとてもまずい。彼氏のほうを大事にして、結婚したら一緒にライブに来て欲しい、とのことだった。この結論を導く過程での、剛の1人2役の小芝居がまた面白かった。

「気にならなくはないよね。『めちゃめちゃあの人のファンなんです』っていうのが、気にはなるよね、やっぱね。だって、何か嫌じゃない？　逆、嫌でしょ？　女の人そういう都合いい時ある」「やっぱ嫌やと思うよ。好きな人が（別の人を）『好き』って。え、オレじゃないの？　『その好きとはまた違うし』みたいな。何やねん、その違う好きって。好きは好きやろ、みたいな」

「容姿も好みで、雰囲気含めて好きってことやから。それはただ共有する時間が少ないからなだけであって、もしじゃあご近所さんに住んでたらどうなってるってんねんって話やん？友達やったら？」「『LINEやってるの？』みたいな話になってくるんちゃうの？。『あ、やってるんですか？　じゃあちょっと私のID』ドヤ顔で『ID交換して』。やるんでしょ、みんな。LINEは結構気軽に行けるわけでしょ、IDで。絶対そうやって」

「男の人のほうもちょっと好きな、ああええなと思ってる人いるな、みたいな。『でも住む世界が違うから、お前の好きと違うやん』って言ってても。たとえば『友達の友達らしいで』みたいになってきたら、『え、そうなん』って絶対なるし。『ご飯行こうや今度』みたいに絶対なるし」

「で、ご飯行ったら、『あの、実は昔からファンで』ってデレデレして。『あ、そうなんですか。ありがとうございます』みたいなタイプと。ファンって言うと引かれるから絶対言わんとこってタイプと（笑）。『実は好きだったんですよ』みたいな、あとあと仲良くなってから。『ええ、言ってよ！』『いえ、言うと引かれるかなと思って』うっとうしいみたいな感じで、グイグイ来たりとかする感じも絶対あるやん」

「絶対だからその『好き』は違う『好き』じゃないねん、これは。好きは好きやから。これはね、改めてみなさん考えるテーマだと思いますよ。旦那さん、奥さん、彼氏、彼女が『好き』だと言っている。それは『好き』なんですよ。大体がそうですね。そうじゃない人もいると思うよ」

「たとえば僕が（〇〇子さんと）知り合って、仲良くなって、『オレちょっと好きになってもうたんやけど』『あ、私彼氏いるんで』と、バーンと落としてくれへんかったら、もうこのメール嘘やから（笑）。彼氏も『え～っ！』てなるから」

結婚したら一緒にライブに来てもらいたい

「ちゃんと大事にしてよ。やっぱり、一緒にいて楽ってすごく大事ですからね。一緒にいて楽に付き合えるってことは、結婚できるよ。結婚していいと思うよ。結婚して僕のライブに一緒に来てくれたらいいよ。そうして。僕が全く興味のないクリスマス、楽しみですね」

最後に剛は最新シングル「one more purple funk -硬命 katana-」通常盤収録の「Rainbow gradation」をかけた。

この曲はラブソングだが、別れの予感があって切ない。剛が幸せであり続けられる恋愛ができる日が来るといいと思う。

イベント・カレンダー（特番・公演等　2018年9月15日時点）

堂本剛
9/24（月祝）14:00-イナズマロックフェス 2018
9/29（土）23:00-23:30 NHK総合「SONGS」

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