SixTONES『NEW ERA』初日1位、売上減でも31万枚の高水準、ファンは冷静

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・売上はかなりの高水準だが前作比では減少
・短期間でリリースが重なり、購買力が弱まった
・予約期間が前作よりもかなり短かった
・Snow Manは初日からハーフミリオン超えだったと比べるのは酷な話
・商品情報

SixTONESの2020年11月11日（水）発売の3rdシングル「NEW ERA」のフラゲ日・11月10日の売上は、オリコン調べで推定31万1,764枚の高水準で、デイリーシングルランキングで初登場1位を獲得した。

2位の三浦大知「Antelope」の9,333枚に大差をつけての断トツ1位だから、週間ランキングでも1位の可能性が高い。

[追記] 初週売上は44.6万枚で、週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。

売上はかなりの高水準だが前作比では減少

ただ、初日売上の31万1,764枚は、高水準とはいえ、同じ3形態売りだった前作の7月22日発売の2ndシングル「NAVIGATOR」の42万3,202枚（初週売上は62万1,656枚）からは約11万枚の大幅減となった。

しかし、SNSを見渡す限り、SixTONESのファンの多くは冷静だ。前作比での減少には理由があるのだから仕方ないし、減少とはいえ初日31万枚というかなりの高水準だし、無理して1人が何枚も買って疲弊するより持続可能なペースで行きたい、という受け止め方が多いようだ。

短期間でリリースが重なり、購買力が弱まった

売上が減少した理由はまず、短期間でリリースが重なり、同じCDを何枚も購入する余力が減ったことが大きい、とみられている。

SixTONESは今年1月22日にSnow Manとのコラボ・デビューシングル「Imitation Rain/ D.D.」でデビューし、7月22日には2ndシングル「NAVIGATOR」を、さらに10月14日にはライブBlu-ray/DVD「TrackONE -IMPACT-」をリリースした。今作の3rdシングル「NEW ERA」は11月11日リリースで、値の張るBlu-ray/DVDのリリースから1カ月も経っていない。

ジャニーズのファンの中でも、ベテラン・グループのファンであれば、ファンの年齢も高く、比較的購買力があるが、SixTONESのファンはまだ10代や20代前半が多いとみられ、資金力に余裕がある層とは言えない。

予約期間が前作よりもかなり短かった

また、今回は告知からリリースまでの期間が、前作よりもかなり短かった。前作の2ndシングル「NAVIGATOR」は、4月2日に告知されたが、コロナ禍による外出自粛の影響で発売日が当初予定の6月3日から、1カ月半以上延期されて7月22日になった。

つまり、告知から発売日まで3カ月半以上あった。SixTONES単独で出す最初のシングルをロケット・スタートにさせたいファンが、CD購入を積み上げるには十分な時間だった。

しかし、今作3rdシングル「NEW ERA」は9月24日に告知され、ジャニーズとしては月並みの約1カ月半の予約期間を経て、11月11日に発売となった。上述のように、この予約期間中には、値の張るライブBlu-ray/DVDの発売もあった。

さらに、今回はデビューシングルや2ndシングルの時に比べて、テレビの音楽番組で新曲をPRる機会が少なかったとの、ファン不満もあるようだ。

Snow Manは初日からハーフミリオン超えだったと比べるのは酷な話

なお、Snow Manが10月7日に発売した2ndシングル「KISSIN’ MY LIPS/ Stories」がオリコン調べで初日にいきなりハーフミリオン超えの65万2,305枚、初週に91万7,842枚を売り上げ、ついに日本レコード協会からミリオン認定を受けたことと比較するのは、酷な話だ。

そもそも、Snow ManのほうがSixTONESよりもファンの絶対数が多い。SNSでファンが報告し合っているファンクラブの最新会員番号に基づく大雑把なファンクラブ会員数で見ても、Snow Manは既に30万人超えだが、SixTONESはまだ24万人台とみられている。

また、Snow Manの「KISSIN’ MY LIPS」はK-POPの作曲者が作曲・編曲していて海外でもウケそうなサウンドだった上、椅子を使ったダンスの難度も高かったため、それまでジャニーズに興味がなかったK-POPファンの中にも、初めてのジャニーズのCDとして「KISSIN’ MY LIPS/ Stories」を購入した人もかなりいた。

楽曲「NEW ERA」については、ごく一部のSixTONESファンはSixTONESらしさを際立たせる曲でないと不満のようだが、大多数のファンはカッコいい曲だと肯定的だ。

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*SixTONESとSnow Manのコラボ作品となる2020年1月22日発売のデビュー両A面シングル「Imitation Rain/D.D.」は、Sony MusicからはSixTONES仕様で名義がSixTONES vs Snow Manの、「Imitation Rain/D.D.」初回盤[CD+DVD]、with Snow Man盤[CD+DVD]、通常盤[CD]の3形態をリリース。avexからはSnow Man仕様で名義がSnow Man vs SixTONESの「D.D./Imitation Rain」初回盤[CD+DVD]、with SixTONES盤[CD+DVD]、通常盤[CD]の3形態をリリース。

SixTONES仕様（SixTONES with Snow Man名義）の「Imitation Rain/D.D.」の初回盤のCDにはSixTONESデビュー曲「Imitation Rain」（YOSHIKI提供）とSnow Manデビュー曲「D.D.」を収録し、DVDにはSixTONESデビュー曲のミュージックビデオ（MV）およびメイキング映像（Snow Manも出演）とSixTONESライブ映像を収録。with Snow Man盤のCDにはSixTONESデビュー曲とSnow Manデビュー曲を収録し、DVDには撮り下ろし特典映像AおよびB（SonyMusic ver.）を収録。通常盤にはSixTONESデビュー曲とSnow Manデビュー曲に加え、SixTONESのカップリング曲2曲、SixTONESデビュー曲カラオケ、トークトラック（SonyMusic ver.）を収録。

Snow Man仕様（Snow Man with SixTONES名義）の「D.D./Imitation Rain」初回盤のCDにはSnow Manデビュー曲「D.D.」とSixTONESデビュー曲「Imitation Rain」を収録し、DVDにはSnow Manデビュー曲のMVおよびメイキング映像（SixTONESも出演）とSnow Man DANCE映像を収録。with SixTONES盤のCDにはSnow Manデビュー曲とSixTONESデビュー曲を収録し、DVDには撮り下ろし特典映像AおよびB（avex ver.）を収録。通常盤にはSnow Manデビュー曲とSixTONESデビュー曲に加え、Snow Manのカップリング曲2曲、Snow Manデビュー曲カラオケ、トークトラック（avex ver.）を収録。

*ジャニーズJr.の2019年8月8日東京ドーム公演「ジャニーズJr. 8・8祭り～東京ドームから始まる～」が映像パッケージ化され、「素顔4」DVDとして2019年11月6日に発売。「素顔4」はジャニーズJr.盤、SixTONES盤、Snow Man盤、Travis Japan盤、関西ジャニーズJr.盤の5形態があり、全形態共通でライブ本編として「ジャニーズJr. 8・8祭り～東京ドームから始まる～」が収録される。ジャニーズJr.盤は、特典映像として東京ドームドキュメント映像が収録され、スペシャルフォトブックを封入。それ以外の盤種では、盤種名にあるユニットのライブおよびドキュメント映像が特典映像として収録される。一般ストアでは、ジャニーズJr.盤のみが2020年1月31日（金）までの期間限定で販売される。それ以外（SixTONES盤、Snow Man盤、Travis Japan盤、関西ジャニーズJr.盤）はジャニーズアイランドストアオンラインでの限定販売となる（https://www.sugao4.com）。

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