KinKi Kids『光の気配』41作連続週間1位、音楽活動がほとんどなくてもファン離脱はほぼなし

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・長年の固定ファンはほとんど離脱せず
・『CDTV』出演時に解散を否定、『FNS歌謡祭』で難度の高い『光の気配』を熱唱
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KinKi Kidsの2019年12月4日発売の41stシングル「光の気配」のフラゲ日・12月3日の売上は、オリコン調べで11万3,106枚で、デイリーシングルランキングで初登場1位を獲得した。

また、「光の気配」の初週売上は17.2万枚で、シングルランキングで初登場1位を獲得した。また、自身が歴代1位記録を持つ「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」を41作連続に更新した。

長年の固定ファンはほとんど離脱せず

「光の気配」の初日売上11万3,106枚は、デイリーランキング1位で、同じ3種売りの前作の2018年12月発売の「会いたい、会いたい、会えない。」の11万5,482枚を僅かに下回ったが、ほぼ同水準だった。

初日売上は固定ファンの予約分が大半とみられる。過去1年間、KinKi Kidsはほとんど音楽活動をしなかったにもかかわらず、長年のKinKi Kidsの固定ファンの離脱はほとんどなかった、と言えそうだ。

一方、「光の気配」の初週売上の17.2万枚は、前作「会いたい、会いたい、会えない。」の18万50枚から約8,000枚の小幅減で、初週売上としては、2015年12月発売の「夢を見れば傷つくこともある」の15.5万枚以来の低水準となった。20周年イヤー（2017年7月21日までの1年）で盛り上がる前の状態に戻った感もある。

初日売上に比べて初週売上の前作比の下げ幅が大きいのは、過去1年間のグループとしての音楽活動の露出がほとんどない中、新規ファンの獲得が難しくなっている、あるいは（日和見ファンも含め）固定ファン以外の購入が進みにくかった可能性を示唆している。

それでも、グループとしての音楽活動がほとんどなかった割には、1年前の前作から約8,000枚の小幅減にとどまったことで、KinKi Kidsはデビュー後22年を経てもなお根強い人気があると言えそうだ。

『CDTV』出演時に解散を否定、『FNS歌謡祭』で難度の高い『光の気配』を熱唱

KinKi Kidsは2019年12月7日深夜放送のTBS系「CDTV」にゲスト出演し、2人の仲を悪くさせたがったり解散したがっている人がいる、と笑いを交えて話し、解散しないと明言していた。

また、ちょうどシングル「光の気配」の発売日の12月4日には、フジテレビ系「FNS歌謡祭」に出演してニューシングルの表題曲を披露という幸運にも恵まれ、難度の高いバラード「光の気配」を見事に歌いこなしていた。

KinKi Kidsに限ったことではないが、名曲なのにファンしか知らずに終わってしまうのは、何だかもったいない気もする。より広い層にアピールして身近に感じてもらうためには、リリース時のプロモーション活動のみならず、タイアップ、MV公開、配信提供などが重要なのかもしれない。

「光の気配」デイリー売上（オリコン推計）

2019/12/3　　113,106　　累計
2019/12/4　　 28,073　　141,179
2019/12/5　　 12,764　　153,943
2019/12/6　　 6,762　　160,705
2019/12/7　　 5,930　　166,635
2019/12/8　　 4,905　　171,540
初週: 17.2万枚

前作の初週売上
2018/12/19「会いたい、会いたい、会えない。」: 180,050
2018/1/24「Topaz Love/DESTINY」: 198,361
2017/7/12「The Red Light」: 200,257
2016/11/2「道は手ずから夢の花」: 175,503
2016/7/20「薔薇と太陽」: 193,334

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