NEWSが「うたコン」でKinKi Kids「硝子の少年」完コピ、藤あや子とコラボ、「トップガン」披露

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・ KinKi Kids「硝子の少年」完コピのど緊張ステージ
・藤あや子と「ラヴ・イズ・オーヴァー」のコラボ
・新曲「トップガン」を披露、手越が思わず「頑張ります」
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NEWSが2019年6月11日のNHK総合「うたコン」72分拡大版「7時半だョ！夢コラボ！時を超えた名曲SP」生放送に初出演した。

最初のトークで、大先輩KinKi Kidsの大ヒット曲「硝子の少年」（1997年）の完コピステージに臨む緊張感を明かし、手越祐也が堂本剛に伝授された「手ごしに手越（が見える）」のポーズを披露した。

それから、デビュー当時のKinKi Kidsの本人映像と同時進行で、増田貴久・加藤シゲアキが堂本剛役、手越祐也・小山慶一郎が堂本光一役で、「硝子の少年」のステージ・パフォーマンスを行った。加藤の声がめっちゃ緊張していた。

QUEENの「伝説のチャンピオン」（1977年）の出演者全員の大合唱にNEWSも参加し、その後トークを経て、藤あや子と欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」（1979年）のコラボ・パフォーマンスを行った。

番組の最後に、NEWSの新曲「トップガン」のステージ・パフォーマンスを行った。手越はMCの谷原章介に何度か指名されてバラエティー的な盛り上げ役を務めたが、新曲披露の直前に「頑張ります」と真面目に言ったのが、妙にしおらしかった。それだけ緊張して臨んだのかもしれない。

全体として、テゴマスのソロの比重が多めで、手越と増田の歌唱力をしっかりアピールできた。もっとこういう機会が増えるといいなと思う。

KinKi Kids「硝子の少年」完コピのど緊張ステージ

NEWSは初出演の最初のステージとして、ジャニーズの大先輩・KinKi Kidsの大ヒット曲「硝子の少年」（1997年）の完コピに挑んだ。

その直前のトーク・コーナーで、増田が「KinKi Kidsの『硝子の少年』を歌わせて頂くのですが、何か普段の自分たちのリハーサルとちょっと違う空気感でリハしたね」と他のメンバーに話しかけた。

すると小山が「緊張感が……」と漏らし、手越は「責任があるからね」と述べた。MCの谷原章介が「憧れの大事な先輩？」と尋ねると、増田は「もう、憧れです」と答えた。手越以外の3人は、かつてKinKi Kidsのバックダンサーを務めたり光一と共演したりの経験がある。

手越はデビュー当時に堂本剛からもらったアドバイスを披露した。

「僕はジャニーズJr.歴が全然ないんですよ。すぐデビューしたんで。ファンの子もデビュー会見で『あいつ誰だ？』ぐらいの知名度だったんですけど」

「（堂本）剛君に番組で『手越です！』って、この手の（てのひらを顔に近づけて）パーで開いてポーズをやれば、『ファンの子、絶対ウケるから』って言うんで、（実践したら）ファンの子が『手越君なんだ』って認知してくれて。恩人みたいな」

すると谷原が即座に「じゃあちょっと、本気で伝えて頂くと」と、そのポーズを要求したので、手越は「今スか？」と驚いたが、谷原は本気だった。

加藤が「本気の手越」と促すと、手越は「まじスか？」と戸惑いつつも、バラエティー的な盛り上げ役を買って出る気になったようで、「デビューの頃を思い出して」とやる気を見せた。小山が「手ごしに手越が見えるから」（手の指ごしに手越の顔が見える）と解説した。

手越は「行きますよ」と前置きして、笑顔でてのひらを顔のところに持って来て、「手越です！」と言い放ち、「久しぶりにやった」と漏らした。

いよいよ「硝子の少年」のステージ・パフォーマンスとなり、小郷アナが「KinKi Kidsのデビュー当時の本人映像とコラボ、振り付けも完コピ」と紹介し、イントロと共にデビュー当時のKinKi Kidsが「硝子の少年」のパフォーマンスをしている映像も流れ始めた。

NEWSの4人は横一列に並び、増田・加藤が堂本剛役、手越・小山が堂本光一役になり、「硝子の少年」のステージ・パフォーマンスをKinKi Kidsの本人映像と同時進行で行った。

歌いだしは、堂本剛役の増田貴久で、最初の剛パートの後半は加藤にバトンタッチした。加藤の声は明らかに、めっちゃ緊張していた。次に、光一の最初のパートを手越が歌い、途中から小山に交代した。

正直、テゴマスはKinKi Kidsの歌を何度も歌っていたから上手だったが、加藤と小山はテンパっていて、聞いているこちらが、思いっきり外さないかひやひやの連続だった。

藤あや子と「ラヴ・イズ・オーヴァー」のコラボ

NEWSの2番目のステージは、QUEENの「伝説のチャンピオン」（1977年）の出演者全員での大合唱だった。

その後、トーク・コーナーがあり、小山が次に一緒にコラボする藤あや子に質問した。

「すごく光栄なんですけど、一つお聞きしたくて。そもそもNEWSのことを、ご存じなのかなっていう」

すると藤あや子は「NEWSですよ！　知らない人いますか？　大好きですよ」と好意的だった。これに増田が「ありがとうございます」と礼を言った。

NEWSと藤あや子は、欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」（1979年）のコラボ・ステージ・パフォーマンスを行った。最近この曲は民放で宮迫博之が歌って脚光を浴びた。

歌いだしは手越のソロで、次は増田のソロだった。2人とも上手で、とてもよかった。この曲は特に増田の声や歌い方に合っている気がした。

その後、藤あや子のソロがあって、加藤と小山が短いソロ歌唱でつないだ。サビは全員で歌い、藤あや子のソロ、手越のソロと続いて、藤あや子とテゴマスの「uh」のハモリがしばらくあった。素晴らしかった。

テゴマスが実力派歌手とコラボして、遜色ない歌唱力を発揮するのを見守るのは、ファンにとってはとても誇らしく嬉しいことだ。もっとこういう機会が増えるといいなと思う。

新曲「トップガン」を披露、手越が思わず「頑張ります」

番組の最後に、NEWSは増田がデザインしたユニフォームみたいな衣装で登場し、翌6月12日発売のシングル「トップガン/ Love Story」の表題曲の「トップガン」を披露した。

この日の出演者のほとんどが、自分の持ち歌の新曲を披露させてもらえなかったのに、NEWSはしっかり新曲「トップガン」のプロモーションができたのは、やはりジャニーズ事務所の力が大きいからだろう。

ステージ前のトーク・コーナーで、この日サックス奏者として出演していた筋肉自慢の武田真治の上半身裸の写真が映し出されて、ひとしきり盛り上がってから、話題がNEWSの披露曲「トップガン」に転じた。

MCの谷原に「トップガン」の見どころを尋ねられると、この曲が主題歌起用されたドラマに出演していた加藤が答えたのだが、加藤は「筋肉ですかね。やっぱりね、カチカチ」と一瞬ボケた。

その後誰もツッコまず、加藤は真面目になって、「キャッチーな曲になってるんですけど、それに負けないようなキャッチーなダンスになってるんで、見て楽しんでもらえたらなと思います」と述べた。

すると谷原が手越に向って「手越さん、ファンのみなさんにひと言！」と振った。台本にあったのだろうが、完全に手越にバラエティー的盛り上げ役を要求している。もっとも、手越は台本を読まない主義だ。

手越は「ひと言ですか？　僕はファンの子のことをハニーちゃんだと思ってるので、全国のハニーちゃんに歌が届けばいいなと思います」と手越らしくチャラい感じのサービス・コメントをして、小さく投げキスするような仕草までも見せたのだが、意外にも真面目に「頑張ります！」と述べた。これが妙にしおらしく感じられた。さすがの手越も緊張していたようだ。

「トップガン」は既にライブではファンの前で披露していたこともあり、NEWSの4人は歌も振り付けもしっかり身についているようだった。

テゴマスは抜群の歌唱力を発揮していたし、途中の増田のラップ風のソロの箇所では、コブシがきいたような迫力があった。

最後は片足立ちのポーズで終わり、楽しめるステージとはこのことか、と納得した。最後に再び手越がコメントを求められ、手越は「最高でした。ハニーちゃんに届いたと思います」と、満足そうだった。

初出演の全国ネットのいつもと違う視聴者向けの生パフォーマンスが成功して、ファンとしても嬉しかった。

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