SixTONESがアルバム『CITY』収録曲をPR/『CITY』感想/ スノストが滝沢副社長→ジュリー社長の管轄に移動？

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・SixTONESが『ZIP!』で2ndアルバム『CITY』リード曲『Rosy』やユニット曲をPR
・2ndアルバム『CITY』の感想―さらなる進化、ユニット曲3曲は異なる魅力
・商品情報

SixTONESが2ndアルバム「CITY」発売日の2022年1月5日（水）の朝の、民放の情報番組にVTR出演した。アルバムのリード曲である「Rosy」について語り、アルバムに収録されたユニット曲のPRもした。

筆者の個人的な感想としては、SixTONESの2ndアルバム「CITY」は、1stアルバム「1ST」同様、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦した意欲作で、アーティスト性を追求し、「1ST」からさらに進化していると感じた。

2ndアルバム「CITY」のクレジットを見ると、これまで同様、プロデューサーは滝沢秀明副社長だ。

一部ネットメディアの2022年1月4日付記事で、現在滝沢副社長の主導で活動しているSnow ManとSixTONESが、2022年中にジュリー社長の管轄に移されることが内定した、との記述があり、不満を抱いた滝沢副社長の退所説も浮上しつつあるという（サイゾーウーマンの2022年1月4日12:00配信記事「Snow Man＆SixTONES、年内に“ジュリー氏の管轄”へ!?　滝沢秀明は『周囲に不満を漏らして……』」を参照）。

真偽は不明だが、デビュー曲をYOSHIKIに依頼するなど、これまでSixTONESのために奔走し愛情を注いできた滝沢副社長の手を離れるとなれば、SixTONESにとっては一大事だろう（Snow Manも然り）。

ジュリー社長はKing & Prince激推しとみられているが、仮にスノストがジュリー氏管轄に移行した場合、キンプリの代わりにスノストを激推しする気があるのか、あくまでもキンプリ優先（最初に海外進出するのもキンプリ）なのか、注目されそうだ。

ジュリー氏に激推しされるとなれば、過去のHey! Say! JUMP、Sexy Zoneやキンプリなどが辿った道のように、まずは日本テレビ「24時間テレビ」でメインパーソナリティーに抜擢されて（そのためにジュリー氏管轄に移されるのかもしれない）、その後人気が上昇して国民的アイドルになれそうかどうか見極められることになるだろう（無理そうなら激推し終了）。

SixTONESが『ZIP!』で2ndアルバム『CITY』リード曲『Rosy』やユニット曲をPR

日本テレビ系「ZIP!」では、SixTONESのVTR出演の冒頭に、2022年1月4日に開幕した「Feel da CITY」ツアーの初日・横浜アリーナ公演の映像が流れた。

1万5,000人の観客の前で、全30曲を披露したとのことで、「NAVIGATOR」「NEW ERA」「フィギュア」に続き、新曲「共鳴」（テレビアニメ「半妖の夜叉姫」の1月クールのオープニングテーマ曲）、さらに「僕が僕じゃないみたいだ」のパフォーマンス映像が次々と流れた。

アルバムのリード曲「Rosy」が1月7日公開の映画「スパイダーマン: ノーウェイ・ホーム」の日本語版の主題歌に起用されたことについて、メンバーは恐縮していて、この曲が映画のエンドロールで流れると思うと、森本慎太郎は「申し訳ない気持ちになりそう」、松村北斗は「恐れ多すぎて」、京本大我は「間違ってかかっちゃったんじゃないか」との心境になると明かした。

「Rosy」の振付は、BTS「Butter」の振付チームにも参加したダンスグループ・GANMIが手掛けているが、田中樹が「ジャンプする振付で、スパイダーマンっぽく、ジャンプして足をわざと曲げて、とかいうのはありましたね」と解説すると、ジェシーが実演した。

2ndアルバム「CITY」の初回盤Bのメンバーユニット曲3曲について、羽根つき対決で勝ったユニットのみPRができることになった。

勝利したのは松村北斗と髙地優吾のユニットで、彼らの曲「真っ赤な嘘」について、髙地は「（シンガーソングライターの）和ぬかさんに作って頂いた、素晴らしい楽曲です」「日本語が難しいところとか、ちょっと複雑に絡み合っているポジティブ・ネガティブに注目してください」とPRした。

2ndアルバム『CITY』の感想―さらなる進化、ユニット曲3曲は異なる魅力

もちろん、1月1日にSixTONESがYouTubeのTHE FIRST TAKEチャンネルで「Imitation Rain」歌唱の一発撮りを公開して、歌唱力をPRできたことも、その4日後に発売の2ndアルバム「CITY」のプロモーションに最適のタイミングだった。

筆者は2ndアルバム「CITY」で最も楽しみにしていたのは、初回盤Bのメンバーユニット曲3曲のミュージックビデオ（MV）だったので、まずは3曲のMVを視聴した。3曲ともメンバーの個性を活かしていて、違った魅力があった。

ジェシーと森本慎太郎の「LOUDER」は、1980年代後半から1990年代前半に流行したNew Jack Swing（ヒップホップとR&Bの融合）というジャンルのサウンドを採り入れたダンス・チューンで、ダンスが得意なジェシーと森本が踊りまくっている。

松村北斗と髙地優吾の「真っ赤な嘘」は、上記の「ZIP!」出演時に髙地が解説したように、YouTubeで人気の和ぬかの提供曲で、ポジティブ・ネガティブの絡み合いが聴きどころだが、映像的には2人の魅力が際立っていたと思う。

メインボーカルの京本大我とラッパー田中樹のユニットによる「With The Flow」は、R&B寄りの爽やかな曲で、京本がアコースティックギターを弾き、田中がラップ詞を書くという、アーティスト性にこだわったMVになっている。

2ndアルバム「CITY」にはさまざまなジャンルの曲が集められている。リード曲の「Rosy」はパワフルで疾走感のある難曲だ。テレビ初披露の時には曲負けしないか若干心配もしたが、SixTONESの6人は場数をこなして、すっかり自分たちの作品として落とし込み、馴染んでいる。さすがだ。

その他の新曲では、筆者がブラック・ミュージック系のサウンドが好きなせいもあるが、ゴスペル風の「Good Times」や、R&Bに寄せた「Odds」は、共に面白いと思った。

「Ordinary Hero」はお洒落な曲だ。この曲の作家陣には、K-POPアーティストへの楽曲提供も手がけ、BTSを擁するHYBEの日本レーベル・HYBE LABELS JAPANのプロデューサーでもある（日本人）女性音楽プロデューサーのALYSAが、作曲・編曲で参加している。

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*SixTONESの2021年8月11日（水）発売の5thシングル「マスカラ」表題曲は、King Gnuおよびmillennium paradeの常田大希による提供曲の切ないラブソング。シングル「マスカラ」はDVD付き初回盤A、DVD付き初回盤B、CDのみの通常盤（初回仕様有）の3形態で販売。初回盤Aのカップリング曲は「Make Up」で、DVDには「マスカラ」のミュージックビデオ（MV）、MVメイキング、MVソロアングルの映像を収録。初回盤Bのカップリング曲は「フィギュア」で、DVDには「フィギュア」のMVを収録。通常盤のカップリング曲には「フィギュア」「Lost City」「僕が僕じゃないみたいだ（Dramatic Rearrange）」を収録。通常盤初回仕様分には20Pフォトブックレットを封入。