口パクか生歌かの視聴者論争が無意味になったが、ジャニーズで歌が上手いのは堂本剛や京本大我だと思う

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・MR除去で生歌だけ抽出可能になった→口パク・生歌の個人的意見の論争は意味がなくなった
・個人的にジャニーズで最も歌唱力が高いと思っているのは堂本剛と京本大我
・SixTONES商品情報

アイドルの音楽番組での歌唱を観て、ファンが「あれは生歌」「あれはかぶせ」、アンチが「あれは口パク」と、個人的な意見だけで論争する時代は終わった。技術の進歩で、今や個人でも、MR除去の技術を用いて、生歌部分のみ抽出できるようになったからだ。

しかし、この何年かの技術の進歩と関係なく、筆者が個人的にジャニーズの現役デビュー組で歌が最も上手だと思っているのは、KinKi Kids/ENDRECHERIの堂本剛と、SixTONESの京本大我だ。

MR除去で生歌だけ抽出可能になった→口パク・生歌の個人的意見の論争は意味がなくなった

音楽番組でジャニーズの口パクが導入されたのは、ローラースケートをしながら歌う光GENJIが最初だった、という説がある。元人気メンバー自身が、解散後相当の年月を経て、口パクだったと明かしていたから、たぶんそうなんだろう。

筆者は当サイトの開設の1年ちょっと前の2016年6月に、別サイトでジャニーズの口パク・生歌論争について書いたことがあった。

しかし、あれから6年余りの間に、技術はどんどん進化して、今や音響技術者のみならず、個人ですらも、MR除去という技術を使って、口パクかどうかの判定ができるようになった。

つまり、ファンが「あれは生歌」「あれはかぶせ」、アンチが「あれは口パク」と、個人的な意見だけで不毛の論争をする意味がなくなった。

筆者はMR除去ができる機器を持っていないが、アーティストのMR除去の動画を公開しているYouTuber氏の動画やネット情報に基づくと、音楽番組などでの歌唱動画から、録音音源を除去したり、生歌ボーカル部分だけ抽出したりできるという。

具体的なYouTuberの動画の例としては、「NiziUの『〇〇（番組名）』でのパフォーマンスのMR除去をしたら、生歌が上手すぎて驚いた」といった感じの内容だ。

音楽番組で生歌だったか口パクだったかを知りたい人は、不毛な議論をするよりも、MR除去ができる機器を導入するか、MR除去動画を出しているYouTuber氏にリクエストを出してはどうか。ただし、MR除去をしたら本当に口パクだった場合、誰トクなのかも考えるといい。

ということで、この何年かの音響技術の進化は目覚ましく、本当の歌唱力は、リアルタイムの現場の生歌唱でしか分からなくなった。

収録であれば、オンエアまでの間に音響技術者がキレイな音に調整するからだ。これは、歌の上手・下手に関係なく行われている。また、生放送でテレビを通じて視聴者に届く音も、現場で実際に聴こえていた音と全く同じでない（少なくとも個人別の音量バランスなどが異なる）場合もあるだろう。

歌声調整の最たるものは、ライブBlu-ray/DVDだろう。実は、筆者がとあるグループのファンをやめた理由は、ライブでの生歌があまりにも下手なメンバーがいたからだった。これではとてもお金を払うに値しないと思った。

しかし、そのグループのそのひどいライブがBlu-ray/DVDパッケージとして販売されると、会場の雑音が除去されるのはもちろん、ひどい生歌が、一応聴ける程度のまずまずの歌声に変わっているのだ。これが音響技術だ。

個人的にジャニーズで最も歌唱力が高いと思っているのは堂本剛と京本大我

前置きはさておき、技術の進化にかかわりなく、2022年9月時点で、筆者がジャニーズで最も歌唱力が高いと思っているのは、SixTONESの京本大我、KinKi Kids/ENDRECHERIの堂本剛だ。それに次ぐのが、NEWSの増田貴久やSixTONESのジェシー、Snow Manの渡辺翔太、といったあたりだ。

正しい音程が取れるのは当たり前で、上手な人はそこから声量とか表現力とかグルーヴで、さらに歌唱に魅力を増していける。ただ、京本大我は、ソングライティングも軌道に乗れば、いずれはソロでのアーティスト活動に大きく舵を切りそうな気もする。

ジャニーズはグループ内で歌割を均等に配分したりなどの平等主義を保っているようだが（それがいいか悪いかは別として）、個人的には、各グループの歌の上手の人だけ集めたコラボ歌唱や、ダンスのエースだけ集めたコラボダンスの企画も、観てみたいと思っている。もちろん、ジャニーズ外とのコラボも含めてだ。

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