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堂本剛、耳が治らず孤独しかない日々/ 堂本剛のファンをやめる理由

2019年5月19日

（目次）・TOP
・耳の問題でバラードが昔のようには歌いにくい
・ジャズについて語る
・耳が治らず、孤独しかない日々がほとんど
・ソングライター・堂本剛のファンをやめる理由
・イベントカレンダー　・商品情報

2019年5月18日のbayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」で、堂本剛は耳の問題でバラードが昔のようには歌いにくいことを明かした。

剛は珍しく、ジャズについて語った。

剛は耳が治らず、孤独しかない日々がほとんど、という辛い日々を過ごしている。

かけた3曲は、2018年5月発売のアルバム「HYBRID FUNK」収録の「去な宇宙（いなスペース）」、2014年発売のアルバム「shamanippon -ロイノチノイ-」収録の「I got take you shamanippon」、2009年4月発売のアルバム「美我空 - ビガク ~ my beautiful sky」収録の「NIPPON」だった。

なお、番組終盤に剛は「神さん仏さん」の宗教トークやそれに関連した思想トークを展開した。これに何ら違和感・不快感を覚えず賛同できる人なら、堂本剛という人のファンをずっと続けられるだろう。

個人的には、筆者が堂本剛のファンをやめるとすれば、主な理由は（1）歌詞の駄作が多くなるか、（2）宗教トークに耐えられなくなる、のいずれかもしくは両方だろうと思っていた。

だが、数日を経て、もっといろいろな要因を考慮するにつれ、応援を続ける意思が徐々に後退して行った。厳密には、歌手としての堂本剛は今まで通り好きだが、ソングライターとしての堂本剛のファンではなくなってしまった。

[後日加筆] ソングライターとしての堂本剛については、とりあえずライト・ファンを続け、楽曲が好きか否かによって、聴く・聴かないや推す・推さないを、その都度判断することにした。ファンをやめるかどうか思案した時に書いた下記の記事は、残すことにした。

母は金魚すくいがめちゃめちゃ上手い

剛は冒頭トークで、奈良の大和郡山市で金魚すくいの世界大会が開催されることを紹介し、自身の母が金魚すくいがとても上手であることを明かした。剛自身も上手だという。

「全国有数の金魚の産地、大和郡山市なんですが、毎年開催の金魚すくい、世界大会に位置づけしまして。英語で『Goldfish Scoopinging World Championship』初めての世界大会が8月18日に開かれるということで」

「金魚すくいに関しては、うちの母がめちゃめちゃ上手くてですね。『そんな要らんわ』というくらい」「その技術を目の当たりに見てるから。僕も結構上手いんですけど」

剛は「金魚すくいの歌ないなと思って。『去な宇宙（いなスペース）』って曲がギリ、ポイさばきに通ずるものがあるんじゃないかなと思って」と言って、2018年5月発売のアルバム「HYBRID FUNK」収録の「去な宇宙（いなスペース）」をかけた。

耳の問題でバラードが昔のようには歌いにくい

2019年5月8日横浜アリーナ公演のアンコールのMCでもチラッと触れていたが、剛は平成から令和に変わった瞬間に、レコーディング・スタジオにいた。また、剛は音響障害の耳を抱えてのレコーディングの現状を明かした。バラードは昔のようには歌いにくいようだ。

「僕は、令和になる前に、平成最後のボーカルを録って。バラードを録ったんですけど。レコーディング、今ずっとしてるんですけどね。やっぱ耳のこともあるから」

「自分が本来歌いたい歌っていうのかな、感覚的に作っちゃうじゃないですか。昔の自分が歌えたようなものを作っちゃうから」

「これたぶんレコーディングはできるけどライブは難しいかな。ライブではちょっとピッチ外しちゃうかもな、と考えながら今作んなきゃいけないから」

「そうしてると、バラードは良さが出にくいというか。だから、ライブでは歌わないかもしれないけど、レコーディングでは歌うことは可能だからってことで、作ったりしてるんですね、バラードに関しては」

「その曲が、たまたま平成最後の日で。それは、桜を見ながら、何かこう光が、桜の奥に太陽が差してて、それずっと見てたら泣けてきて、その桜がどんどん滲んでって。そういうような曲を書いてたんですよ」

「あの日の君とか僕とか、いろんなことを思い出すなみたいな。いろんな人が走馬灯のように蘇ってくるような。桜を見ると。タイムスリップしちゃったみたいな。そういうバラードを書いてたんですけど」

「平成最後の歌をその歌にしようと思って、ボーカルを録って。11時45分から47分くらいに終わったのかな、歌は。半前ぐらいから歌ってて。2テイク目歌って。2テイク目を採用しようっていうことで、2テイクしか歌わなくて、やりました」

「ハモパートとかその後歌ったけど、それも1回歌っただけみたいにして。今回アルバムも、2テイク目とか1テイク目みたいなのが多いんですけど」

「で、令和になって、歌ったのが『NIPPON』ですね。『NIPPON』をね、ちょっとリアレンジして入れたいなと思ったのと、あと『Soul Power』も入れるんで。その2曲を令和元日に歌いました。平成で得た、体感したものを、感謝も込めながら、平成で歌って。令和で『NIPPON』あとはご先祖さんに感謝というんで『Soul Power』」

ジャズについて語る

陸上やっていたが大学で理系のサークルでジャズを始めるというリスナーのメールに対し、剛は珍しく、ジャズについて語った。

「ジャズって、難しいから。僕はもう分かんないですけど、ややこしすぎて。そういうのを綺麗にパーッとできるような自分欲しいけど、その逆で」

「これとこの音当たってるからこうとか、この音こういうふうに積んで行ったらああのこうのみたいな、理解はしてるけど、『細かくない、それって？』っていうところまでやってるイメージがある、ジャズ」

「でも、ファンクやってるから。当たってるけど、別にかまへんくない？　本来コード的にはありえへんけど、この濁りと雑味が何かカッコよくないって感じをOKにしてやってるタイプなんで」

「僕がジャズとかやってたら『おい』って言われます。『何やってるの、音バチバチ当たってるやんか。濁ってる』いろいろ言われるだろうな。僕はちょっとできませんので、頑張って頂けたらなと思います」

耳が治らず、孤独しかない日々がほとんど

健康のことを考えて仕事を辞める決意をしたリスナーに対し、剛はこうコメントした。

「体の健康のこと考えて（仕事を）辞めれるのであれば、辞めたほうがいいと思う。だって、健康じゃないと、いろいろな時間が叶わないから。自分の健康と言うものを優先して選択する時間というのが大切」

「自分自身が決めるのももちろん大切だけれども、周りにいる人たちが理解してあげて、背中を押してあげれば、もっと辞めやすかったからね」

剛こそ、本当に耳を治したいのであれば、一旦活動休止ないし引退して、奈良に帰ったほうがいいのではないか？

剛は耳が治らない状態で令和という新時代に入って行った心境を語った。

「僕自身も、レコーディングとかライブでとかいろんなところで、悔しい思い、悲しい思い、辛い思い、痛い思い、いっぱいしてきてますし。孤独しかない日々がほとんどです、毎日ね」

「でも、その中で気づくことがいっぱいある。気づかなくてもいいこともいっぱいあるけれども、気づいてよかったこともある、少数やけど」

「体を壊した状態で、新しい時代に入って行くということなんですけど。健康ってことも考えながら、突き進んで行くという切り替え方をしたほうがいいと思います。

剛は「日本人の特有の感覚、頭脳、意識を取り戻すことによって新しい時代に入って行けるような気もします」と言って、2014年発売のアルバム「shamanippon -ロイノチノイ-」収録の「I got take you shamanippon」をかけた。

さらに、剛は「時代が（令和に）変わることによって、そんなに影響されないけど」としつつ、「神さん仏さん」についてしばし語って、最後に2009年4月発売のアルバム「美我空 - ビガク ~ my beautiful sky」収録の「NIPPON」をかけた。

ソングライター・堂本剛のファンをやめる理由

これまで筆者は、剛のラジオレポートで、宗教トークの部分は基本的にカットしてきた。しかし、この日の終盤の剛の「神さん仏さん」トークは、重大な決断の根拠の一つとなる可能性もあるため、文字起こしして本文末に付記として付けておく。これに何ら違和感・不快感を覚えず賛同できる人なら、堂本剛という人のファンをずっと続けられるだろう。

筆者の推測では、剛のソロ活動のファンが伸び悩んでいるのは、剛のファンクに大きく傾いた音楽性について行けない人や、剛の宗教トークや思想について行けない人が、脱落していることが大きいと思われる。

なお、剛のソロ活動の公式サイトはユーザーに不親切で、新規ファン獲得に役立っていると思えない。アクセスして情報が表示されるのに何十秒もかかり、Googleの指摘する不親切サイトの「10秒以上かかると49％のユーザーが離脱し、25％が2度と来ない」の典型で、使い勝手が悪い。しかも、ファンクラブ会員でなければチケット入手は至難の業なのに、ファンクラブ加入方法が一切説明されていない。

筆者が堂本剛のファンをやめるとすれば、主な理由は（1）駄作と思われる作品（詞）を連発して書くようになる、（2）宗教トークに耐えられなくなる、のいずれかもしくは両方と思われた。だが、いろいろ考えると、それだけではなかった。

シンガーソングライターとしての堂本剛

筆者はファンクという音楽ジャンルはまあまあ好きだが、正直、堂本剛以外の日本のファンク・ミュージシャンの曲でまともに知っているのは、FLYING KIDSの大ヒット曲「幸せであるように」（1990）くらいだ（ちなみに現在FLYING KIDSには堂本剛のバンドに参加したこともあるキーボーディストのSWING-Oがいる）。

筆者にとって、ファンクは大好きなジャンルというわけではないが、剛のファンだから剛のファンクは聴いている、というのが現状だ。

筆者がなぜファンクを大好きになれないかは明快で、剛が好きなタイプのファンクにありがちなワンコードの曲や意味のない歌詞の曲が、あまり好きではないからだ。

それでも剛のワンコード曲や意味のない歌詞の曲が素晴らしく仕上がっているのは、剛のボーカルと参加している一流ミュージシャンの力量が素晴らしいからだ。

歌詞については、筆者は個人的には、心を砕いて言葉を選び抜いた歌詞や、聴く者に感動や共感を与える歌詞を求めている。くだらない歌詞を聞かされるくらいなら、歌詞なしでハイレベルなサウンドで勝負するインスト曲のほうがいいと思っている。

ただ、剛はインストのアルバムを出したいと言っていたが、それをすると、自分の作詞の才能の限界を認める敗北宣言のようなものと受け止める人も出るだろう。また、インスト曲であればなおさら楽器を演奏するミュージシャンの力量で楽曲ができているのに、堂本剛1人の名義でリリースするってどうなの、と思う人も（筆者も含め）いるだろう。

既に剛が世に出した曲の中で、筆者が個人的に「金返せ」レベルの駄作だと思っている詞の作品はある（例: 奥奥奥之院、ライブで披露した新曲のホットケーキの曲）。本気でいい詞だと自信があるなら、堂々と地上波テレビで歌詞テロップ付きで歌ってみて世間の反応を見たらどうか。

5月8日の横浜アリーナ公演の時の客席のファンに運動をさせて困惑させ面白がっていたのもそうだが（これについては思い出すと怒りがこみあげて来る）、ファンなら何でも目をつむって受け入れ金を払うと思っているのなら、それは傲慢というものだ。

だから、剛が今後駄作を出したと感じたら、離脱するだろうと思った。アルバムに1曲だけならまあいいかと思うかもしれないが、何曲も駄作だったら、いっきに熱が冷めると思った。

ただ、剛の場合、一流の編曲者と演奏ミュージシャンが揃っているから、サウンド的に駄作になることはまずないだろう。

「作曲者」であるはずの剛がプリプロ（pre-preduction）音源（デモ）も作らずにレコーディング・スタジオに行っても（2018年4月28日bayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」）、怒りもせずに剛を助けて曲の制作に協力してくれる偉大なミュージシャンたちだ（もっとも、剛が将来ジャニーズ事務所をやめてCD売上が激減したら、それでも彼らは剛の楽曲制作を助け続けるだろうか？）。

したがって、世に出た段階で駄作と感じる可能性があるのは、剛が書いた歌詞のほうだ。

個人的には、シンガーソングライターとしての堂本剛は、アルバム「TU」（2015年）で才能がピークアウトし、出尽くしたかもしれないと感じている。

「Grateful Rebirth」（2016年）は、アレンジは洗練された高度なサウンドだったが、剛の作詞作曲部分（詞やメロディーラインや基本コード）は凡庸だった。

その後2017年になると、剛は案の定、昔の「エンドリケリー」に回帰すると宣言し、昔の曲をリアレンジしてアルバムに入れたいとも言い、「HYBRID FUNK」レコーディングではプリプロ（デモ）音源も完成できずにスタジオに行って、ミュージシャンらに助けてもらった（2018年4月28日bayfm78「堂本剛とFashion & Music Book」）。自ら新たなものを創り出すクリエイターとしては、既に限界に達している可能性がある。

堂本剛の宗教・思想トーク

一方、宗教に関しては、奈良で育った剛が仏教や神道の熱心な信者であることはもちろん自由だし、そこからインスピレーションを得て素晴らしい楽曲を作れる可能性があることも、大きな利点だと思う。宗教音楽だろうが、素晴らしい作品が生まれれば、それでいい。

しかし、剛に限らず宗教にどっぷり浸かっている人にはありがちだが、世の中には自分と同じ宗教を信じる人ばかりでないことや、宗教トークを聞きたくない人もいることに、気づかずに宗教トークを繰り広げる傾向にある。

剛の場合は、自分が宗教トークをしているとの自覚がないようだが、聞き手側には紛れもなく宗教トークと受け止めて、ドン引きしたり不快に思う人もいる。

日本人なら仏教や神道を信仰して当然、との考えは間違っている。また、今回剛が寺や神社を「守って行く」と宗教人側の立場で発言したのには、違和感を覚えた。ちなみに、同じ奈良出身の明石家さんまは、宗教トークはしない。

また、剛は最近愛国心もますます強まっているようで、愛国心自体はいいことではあるが、一歩間違えば右翼的になる点には注意を要する。万一、椎名林檎のライブみたいに、旭日旗を掲げた右翼が多数押しかけて来るようになったら、そんなライブに行くのを躊躇し始めるファンも出てくるだろう。

最近、たまたま剛のラジオを大きな音量で聴いていたら、通りがかった家人が「この人、上から目線で説教している」と指摘した。その通りだと思った。剛は自分の説教が小難しくて理解してもらえないと思っているが、実態は逆だ。考えのレベルは高くないのにファンを見下ろして上から目線で喋って押し付けてくるから、呆れられるのだ。

ギターも上手くない、ベースやキーボードは下手なのに、構わずライブで演奏している。楽曲もミュージシャンの助けなしには作れない（宇多田ヒカルは作詞作曲編曲を全て自分でやっている）。

ファンが増えないのはジャニーズの所属だから偏見を持たれているからだ、という言い訳をするが、そんなことはない。作る楽曲に共感できるか否かと、才能の問題なのだ。そんなにジャニーズが嫌なら、CDのアイドル的多形態売り特典商法をやめてはどうか。いや、ジャニーズを退所すればどうか。

耳を悪くした堂本剛のファンをやめるのは冷たい、という考え方もあるだろう。事務所が仕事を休ませてくれなかったから突発性難聴が治らなくなったことに関しては、大いに同情しているし、その被害者がシンガーソングライターであろうがなかろうが、治ってほしいと願っている。

だが、耳が悪くて可哀そうだからというだけの理由で、剛が傲慢にライブでファンに運動させたり、宗教・思想を押し付けたり、エロオヤジの駄作詞を平気で書いたりするのに目をつむって、剛のCDやBlu-rayやチケットを買い続け、ファンクラブ会費を払い続けるのは、違うと思う。

さようなら、ソングライター・堂本剛。でも、歌い手としての堂本剛はまだ好きだから、テレビ番組で（KinKi Kidsとして歌う場合も含め）、歌声を聴けるのを楽しみにしていたい。

[再掲: 後日加筆] ソングライターとしての堂本剛については、とりあえずライト・ファンを続け、楽曲が好きか否かによって、聴く・聴かないや推す・推さないを、その都度判断することにした。ファンをやめるかどうか思案した時に書いた上記の記事は、残すことにした。

付記：2019年5月18日bayfm「堂本剛とFashion & Music Book」での堂本剛の宗教・思想トーク

「僕自身もそんなにすごく影響されないですけど、時代が変わることによって。でも感覚的に、神さん仏さんも影響しているような感じっていうのかな。やっぱり日本人特有の感覚なのか分からないけど、奈良人特有の感覚なのか分からないけど、何かちょっと神さんとか仏さんの時代に向ってまた準備してはるなって感じが、何かするよね。空見てても、空気感じてても、窓開けて中にちょっと風入れても、何か感じるな。あとは神棚とか手を合わしてても、何となくそういう感じがする」

「そういうところにリンクして行く人と行かない人と、これからもあるでしょうけれど、何でしょうね。ちょっとこう、いわゆるそういう神さん仏さんというところと、離れて行く人がやっぱり多くなった時代でもあると思うんですよね、ま、平成っていうものは。で、そこと近づくとするならば、パワースポットっていう言葉によって近づいた人はいっぱいいるかもしれないけれども。その根源というかね、源というかね、そことつながるようなことをした人、できた人、できなかった人もいろいろいると思いますけど」

「まあこれからまた新しい時代になっていく中で、やっぱり前も話したけど、何かこう地球の話としてね、地球にはこういう感覚とか意識があるんだというところの一つこういう教えがあったんだよという一つとして、神さん仏さんの話っていうのは、ごく自然に理解しておくっていうのがいいかなとは思うよね」

「だってもう日本には神様仏様いっぱいいるからね。そんな中で僕らもいっぱいいるっていう、何かそういう感じがね、もうちょっとあってもいいような気もするなと思うね。そうすることで、神社さんとかお寺さんを僕らも含めて守って行くこともできるしね」

「それは何かこうね、昔の人々が、ヨガとかでもそうなんですけど、呼吸法がさ、200ぐらいあってさ。でも、その中には、たとえば人間の体っていうのはこういう体だから、こういうふうにすればこうなる、脳が開花するかもしれない、とかっていう思い込みで始まった呼吸法があったりとかさ、それは理論上間違ってたりとかさ、それはちょっと違うんじゃないかなとかさ、何か諸説いろいろあるようでさ」

「で、そういうところで言うと、それは理論上おかしいから間違いですよという概念と、理論上違うけどそういう気持ちになることが大事やからそれでいいんですよっていう、2つあるじゃないですか。この2つがね、共存したらいいのになっていうか。どっちも共存したらどっちも気い済むじゃないですか」

「だから何かそういう感覚で、全てのものを汲み取るというかまあ、理解するというのかな、僕らこれから理解するということが必要な時代だから。否定も肯定もしないっていうことじゃなくて、やっぱ理解するってことなんですよね。その中に、否定でもなく肯定でもなくっていう感覚があると、僕はいいかなと思うねんな。理解という一つにやっぱりまとめたほうがいいかな」

「そういうようなことで、音楽とかいろんな世界があればいいのにな、と何か思うけどね」

「でも、こういうような話してることってさ、何かちょっとこう小難しく聞かれてしまうからさ、面倒くさいなと思うけど。何も難しい話してないねんけどなって僕は思うねんけどね。ちょっとそういうような新しい意識っていうもの、新しい理解ですね、理解というものがやっぱり、僕らにはあると、とてもいいなと思いますね」

イベント・カレンダー（特番・公演等　2019年5月20日時点）

堂本剛（ENDRECHERI）

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*堂本剛が3枚目のソロアルバムとしてENDLICHERI☆ENDLICHERI名義で2006年3月1日に発売した「Coward」はライブでその後よく歌われることになった「これだけの日を跨いで来たのだから」や「ソメイヨシノ（ライブバージョン）」などを収録。

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