NEWSが今年の2曲とサッカーソング2曲を熱唱、キンプリにもって行かれた感は残念（『SONGS OF TOKYO Festival 2019』）

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・セットリストは今年の2曲とサッカーソング2曲
・海外進出を手越はやりたそう、でも現実にはプランはない
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NEWSは2019年10月26日（土）にCSのNHK WORLD-JAPANで放送された「SONGS OF TOKYO Festival 2019」Part1で、3番目に登場して、4曲のステージ・パフォーマンスをした。また、ステージ上に招待されていた外国人も加わったトークを展開した。

なお、「SONGS OF TOKYO Festival 2019」Part1は10月26日（土）の 26:10～26:58に、同じ内容で再放送され（ホームページでの同時ストリーミングおよび専用無料アプリでのスマホ・タブレット等での配信視聴も可能）、後日NHK総合テレビでも放送される。

NEWSは今年発表の2曲とサッカーソング2曲を熱唱し、テゴマスの歌唱力を大いにPRできた。

インテリ・グループのNEWSだが、手越祐也が簡単な英語とドイツ語を、増田貴久が簡単な英語を話した。

ただ、先に出演した後輩のKing & Princeが海外進出の意欲を熱く語って鮮烈な印象を与えた後だっただけに、海外進出プランがないという現実がちょっと寂しく感じられた。手越はワールドツアーをやりたいようだった。

以下はネタバレを含む点に留意されたい。

セットリストは今年の2曲とサッカーソング2曲

NEWSのセットリストは以下の通り。

1. トップガン
2. Digital Love
3. One -for the win-
4. SEVEN COLORS

「トップガン」は2019年6月12日発売のダブルA面シングルの表題曲、「Digital Love」は2019年2月20日発売のアルバム「WORLDISTA」収録のm-flo系の曲だ。

一方、「One -for the win-」と「SEVEN COLORS」は2014年発売のシングルの表題曲とカップリング曲で、いずれもサッカー応援ソングだ。最後は大勢の外国人のエキストラだかファンだかが加わって、盛り上がった。

衣装は以前増田貴久がラジオで述べていたように、増田がデザインに携わった「トップガン」の衣装に「SONGS OF TOKYO」の文字のプリントを加えたものだ（2019年10月5日付「NEWS増田貴久、『SONGS OF TOKYO』収録時の衣装・映像を語る、洗濯物をプロ並みにたたむ」を参照）。スポーティーな衣装だから、サッカーソングともマッチしていた。

いつもながら、テゴマスの歌唱力は素晴らしかった。特に、手越のサッカーソング2曲での高音ソロは絶品だった。増田の「トップガン」のラップは、いつもよりさらに力強いこぶしがきいていた。

海外進出を手越はやりたそう、でも現実にはプランはない

テゴマスの歌唱力は、後輩・King and Princeよりも素晴らく、声もよく出ていた。だが、先にステージとトークを展開したキンプリが海外進出の意欲に燃えていて、才能あるテゴマスがそういう機会に恵まれなかったのが、残念な気がした。

手越は「僕らなかなかワールドツアーとかできてないんですけど」と語っていて、できればやりたい、というニュアンスに聞こえた。

しかし、最後にトークで抱負を聞かれた小山慶一郎は、「僕たちはジャニーさんに教えて頂いた日本でのエンターテインメントというものを大切にして、もう一度改めて見直して、もう一度作り上げて、日本のみなさんに喜んで頂いて。その先にまた海外のチャンスがあれば、そこに向かって頑張って行きたいと思います」と述べていた。

要は、現時点では海外進出のプランはないということだ。

ところで、この番組は海外向けで、初出演のキンプリは英語で各メンバーが自己紹介していたが、すっかりこの番組に慣れたNEWSは、インテリ・グループの割には英語での各自の自己紹介はなかった。

それでも、手越が簡単に英語で「Hi, we are NEWS. We love you!」と挨拶して、ドイツ人のファンの女の人にドイツ語で「ダンケ・シェーン（どうもありがとう）」と言った。

また、増田が衣装を褒めたアメリカ人男性に「I made（僕が作った）」と英語でPRして、アメリカ人男性に「That’s so cool（すごくカッコいい）」と絶賛されていた。

高学歴の小山と加藤シゲアキが英語を喋らなかったのは、それでよかったのだろうか。コヤシゲはちょっと拗ねたそぶりを見せたが、加藤が「小山さんとリアルラブ？」と、ファンサービス的なことを言って締めくくっていた。

拗ねたのは、アメリカ人男性は増田、ドイツ人女性は手越のファンと判明したからだ。

アメリカ人の男性は増田とDigital Loveしたいと言い、増田が「僕はあんまりゲームやらないんですね」と言うと、今度はReal Loveしたいと言い出して、当惑した増田を沈黙させた。

ドイツ人女性は日本語で「私が手越もらっていいですか？」と直接的に、日本のファンが絶対に言えないことを言ってのけて、手越が答えに窮していた。

トークは思いもかけない方向に進んで行ったが、MCの村上信五が小山に抱負を語らせて、上手くまとめた。

でも、後輩のキンプリのトークのほうが鮮烈な印象を残す結果となり、先輩のNEWSとしてはちょっとだけ残念だった気がする。

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