増田貴久が平原綾香・中川晃教とコラボ（『MUSICFAIR』）/『THE MUSIC DAY』NEWSは危ない炎のステージ

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・『THE MUSIC DAY』でNEWS『BURN』は炎のステージの危ない演出
・ NEWSは3人だから少年隊の『仮面舞踏会』、Sexy Zoneは4人でNEWSの『チャンカパーナ』
・商品情報

NEWS・増田貴久がボーカリストとしてさらに円熟味を増しつつある。

2021年7月3日のフジテレビ系「MUSICFAIR」で、増田は平原綾香と中川晃教と3人で、キャロル・キング（Carole King）の「You’ve Got A Friend」（1971年）を歌った。増田がこの凄い2人と一緒に歌って、何ら遜色ない素晴らしい歌唱力の持ち主であることが、改めて実感できた。

筆者は観に行けてないが、昨年ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード」で主演して、さらに歌唱力・表現力に磨きがかかったという意見を見かけることもある。歌っている増田はアイドルというよりも、アーティストだ。ミュージカル俳優というのも、増田の天職だろうと思う。

『THE MUSIC DAY』でNEWS『BURN』は炎のステージの危ない演出

この日は「MUSICFAIR」オンエア終了から僅か15分ほど後に、日本テレビ系「THE MUSIC DAY」生放送に、NEWSが出演した。

新曲「BURN」のよみうりランドの特設ステージでのパフォーマンスは、背後に炎のパフォーマンス集団・かぐづち -KAGUZUCHI-の、まさに炎・火柱が「BURN」さながらに吹き上がる危険な演出があり、至近距離できっと熱くて怖かっただろうな、と思った。

ロックサウンドの新曲「BURN」においては、増田のメインボーカルとメインラッパ―としてのパフォーマンスはますます円熟味を増し、ところどころにコブシを入れて迫力を増したりして、聴きごたえがあった。

ちょっとだけ気になったのは、グループ内格差の拡大だ。「NEWS LIVE TOUR 2020 STORY」の2021年5月23日の日本ガイシスポーツプラザガイシホールでのツアーファイナル生配信の時にも思ったのだが、生歌唱のステージで小山慶一郎のボーカルが不安定になることがある。

筆者は決して小山が嫌いではないのだが、小山は元々歌に苦手意識があるせいか、生歌唱でテンパると、ピッチがずれやすくなって、聴いていてハラハラする。

この日はよみうりランドからの生中継で、しかも炎のパフォーマンス軍団のすぐ近くで、ど緊張のパフォーマンスとなり、バッキングの音源はイヤモニ頼みだった。

演奏開始直前に、小山がイヤモニに指を添えて、緊張した表情でスタンバイしていたのを見て、大丈夫かなとちょっと心配していたら、序盤の増田のパワフルなラップに続く小山のラップのピッチがかなり怪しかったので、ギクッとした。

野外でのイヤモニだのみの生歌だから、スタジオ歌唱よりはるかに難しかったのは分かる。それでも、NEWSが増田中心の「歌の上手いグループ」として世に認知してもらいたいのであれば、歌割での小山のソロパートを歌いやすいところにとどめるとか、滑舌を活かしてラップ中心にするとかの配慮をして、小山のプレッシャーを少なくしたほうがいいと思う。

加藤は概ね安定的に持ちこたえているから、3人の歌割を工夫すれば、大人のお洒落な楽曲など、いろんな聴きごたえのある作品を、今後も発表できると思う。

NEWSは3人だから少年隊の『仮面舞踏会』、Sexy Zoneは4人でNEWSの『チャンカパーナ』

ところで、ジャニーズ・メドレーでは、同じ3人だからという理由なのか、NEWSは少年隊の「仮面舞踏会」のパフォーマンスをした。往年の少年隊のアクロバットも入れた激しいダンスではなく、簡略化されていたと思うが、ダンスがあまり得意じゃないと言っていた小山の足が一番高く上がっていたのは、印象的だった。

一方で、Sexy Zoneが4人でNEWSの「チャンカパーナ」のパフォーマンスをしているのを見て、4人のNEWSを思い出して感傷的になったNEWSファンもいたのではないだろうか。最後の「チャンカパーナ～～～～」と長く伸ばす部分は、リードボーカルの菊池風磨が、ビブラートなしで担当していた。

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